孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

シンガポールが世界一住み易いだと???

2017年04月15日 | 外国ネタ
シンガポールが世界一住み易いだってえ??? 嘘だろ!!!

私も駐在員の端くれとして、シンガポールにわずか1年弱だったが、住んだことがある。

記事を読んで自分の経験を省みてみると、どうも信じられない。

【英国の人材会社、ECAインターナショナルはアジア人駐在員向けの「住みやすい都市」ランキングを発表した。アジア太平洋のトップはシンガポールで、世界でも1位だった。】

【世界1位は16年連続。日本の都市では大阪が世界、アジアともに5位、名古屋が同じく7位だった。】

どういう基準で調査したのか詳細は不明なのだが、海外赴任者を対象として、生活の質を調べているらしい。

大気汚染や台風、地震などの自然災害のないところが、外国人に評価されるのだろうが、私は、自然などまったく感じられない、無味乾燥の街並みや風景が、ほとんど耐えられないくらい嫌だった。

インドネシアに週末に旅行した時、農民たちの田植えや稲刈りの光景を車窓から観たときなど、嘘ではなく涙が溢れ出てきたほどだった。

 取ってつけたような緑木

赴任したばかりの頃は、予想したよりも街には緑が多かったが、眼が慣れてくるとそれらも都市計画で植えられた街路樹でしかなく、普通の雑木林でもいいから、どこかに森とか林はないものかとキョロキョロしたものだった。

それに、暑がりの私にとっては、外を歩くには気温が高すぎる。とにかく赤道直下なので年がら年中、気が狂いそうなくらい暑い。

ビルの中は冷蔵庫の中のように冷房を効かせているので、何かの用事で外に出た時は、その気温差に倒れそうになるときがあった。

さらに、そういう環境で流しのタクシーを拾う時などは地獄である。しょっちゅうタクシーが通るところならいいのだが、運が悪いと15分も20分も炎天下で待ち続けなければならない。

 名物「乗車拒否タクシー」

ようやく止まってくれたと思ったら、運転席の窓がスーッと下がって、運転手が行先を聞いてくる。行先を告げると、なぜか首を横に振って、サーッと走り去る。シンガポール名物の「乗車拒否」である。

シンガポールのテレビのニュース特番でも、外国人がこのことを口角泡を飛ばして批判していたが、「ああ、私だけではないんだな」とその時分かったのだった。

詳細はよく分らないが、現地の人に愚痴を言ったら、「アレはドライバーのシフトチェンジの時間帯によくある現象」だそうで、帰宅する方向なら客を乗せるが、そうでなければ拒否するそうだ。職業倫理など微塵も無いようだ。

人口わずか560万人の小さな島国だが、様々な人種が混在する多民族国家である。単一民族の日本から移り住むと、その居心地の悪さを次第に感ずるようになってくる。

エレベーターなどで、インドやスリランカ系の男性と一緒になると、その体臭に吐き気を催しそうになる。リトル・インディアという街はそれに香辛料の臭いが混じっていて、街全体がインドの臭いで充満している。

  異国情緒?いや、臭い!

多民族と言っても、仕事ははっきり格差があって、近隣国からの出稼ぎ労働者たちでかろうじて国が成り立っている状況だ。

道路工事や建設現場を担当するインドやバングラデシュなどの男性たち、住み込みのメイドを担当するフィリピンやインドネシアの女性たち。

週末になると、彼らが集まる場所は決っていて、どこに行けば何人がいると誰でも知っている。

 歩道でピクニックの比人

シンガポールは自由と民主主義の国だと勘違いしている日本人は相当いるのではなかろうか。

あの国には、言論の自由、出版の自由、報道の自由、集会・結社の自由など無い。冗談ではなく「明るい北朝鮮」と呼ばれ、政府を批判することは許されないのである。飲み屋で政権批判をしただけで逮捕されるところだ。

これは、昔、私が近所の中学生に英語を教えていた時、英語の教科書で目にした文章だが、【シンガポールは、ファイン・カントリー(fine country ) です。】というのがあった。ファインには、素敵なという意味と、もう一つ【罰金】という意味がある。

実際、街のいたる処に、「自転車乗入れ禁止・罰金1000ドル」とか「飲食禁止・罰金500ドル」とかいう掲示がされているのだ。もうあちこち、いたる処にである。

私も地下鉄のプラットホームであまりにも喉が渇いたので、ペットボトルのジュースを一口飲みかけた事があったが、気が付いてすぐに止め、あたりをキョロキョロ見渡したことがあった。どこかで、公安が見張っているんじゃないかと心配したからだった。

私の同僚だった青年は、禁煙の場所で喫煙を見つかり、5000ドル罰金を払ったと言っていた。しかも、違法に外国タバコを所持していないか、住居も調べられたそうだ。

日本の関係者は、IR(カジノなど)や観光政策、移民政策などで、どことなくシンガポールをお手本にするような気配を見せる時がある。

私は、もしそうだとしたら、それはとんでもない間違いであると思う。あんな国を参考にしてはいけない。私は大反対である。

今回の住みやすさ調査にしても、これはどこかに調査する側の作為が働いているのではないかと勘ぐりたくなる。あの国のどこが住み易いのだ?

私は、招待されても、二度と行きたくは無い。


党名変えても、代表変えても、ダメはダメ。

2017年04月15日 | 英語関連
代表が、あの多重国籍者で「ハキハキと出鱈目をいう馬の骨」だから、いずれはこうなることは小学生でも予想できただろうが、こういう連中に税金が何億円も使われているのかと思うと、脱力感をズッシリと感じてしまう。

最近離党したり、党の役を辞退する者が続出しているので、当のご本人のいつもの作り笑いが鳴りを潜めて、本性が出始めたようだ。

  テメエら、エエ加減にせえよ。

まずは、長島議員の離党だったが、これは7月に東京都議会議員選挙が迫る中、選挙戦の最前線に立つべき東京都連の幹事長が党を離れる責任は重いとして、除籍処分とする方針を固めたそうだ。依願退職などさせるものか、クビだよ、クビ!と言うわけだ。

 民進には珍しい方だった。

そして、先週現代表の支持をしていた細野モナ男こと、モナ男が党代表代行の辞任届けを出して、こちらはスンナリと受理された。長島氏と比べるのは長島氏に失礼かもしれないが、日頃の言動は極めて民進らしい方なので、離党することはありえないと思う。

 相変わらず小者感が漂う。

モナ男と同じ静岡県が選挙区の、渡辺 周氏が、静岡県知事に色気を出しているそうだ。お父さんが旧民社党の渡辺 朗氏で、この方も民進の中では保守色の強い方だったが、やはり今の党の状況には、耐え難いところがあるのだろう。

幸い、現静岡県知事がかなり不人気で、静岡のイメージを落とすことに貢献してくれたのだが、任期が切れるというのにまだ未練タラタラで、次期選挙に出馬するともしないとも名言を避けている状態だ。

  県知事やらせてよ。

渡辺氏は、川勝氏が出馬しないのなら、自分が立候補すると宣言したようで、これは事実上、お前はもう辞めろと言ったようなものだろう。

川勝知事が消え去るのにはもろ手を挙げて喜びたいが、また民主系の知事か・・・と思うと、投票に行く気にはならない。

静岡県の保守陣営は、本腰を入れて、もう少しまともな候補者を立てて欲しいものだ。静岡市を歩いていると、最近やたらとアジア系の外国人たちが目に付くようになった。若者は県外に流出して行き、アジア人出稼ぎ者が流入しているようだ。

この状況は、なんとなく不愉快で、あるべき姿とは言えないと思う。

沈み行く泥舟からネズミが逃げ出す光景を見るのは、何とも小気味よいものだが、いささかブーメランが飛び交うのも見飽きた感がある。尻が痛くなってきたので、早いトコ結末を迎えて欲しいものだ。

みんなダチョウ倶楽部か?

2017年04月15日 | 政治ネタ
戦争は起きないだろうと思っているときに突然始るものだそうだ。それは、これまで起きた大きな戦争がみなそうだったから、恐らくそういうものなんだろう。

しかし、今のこの状況でも、森友がすべったころんだとやり合いたい野党議員や、真央ちゃんに国民栄誉賞を、などとはしゃいでいる国民には、正直言って辟易してしまう。

平和なのはありがたいが、降りかかる危険は避けなければならないし、予兆があればそれに備えなければならない。忘れかけた民衆に注意を喚起すべきマスコミは、意図的なのかそうでない方向に目を向けさせようとしているとしか思えない。

今朝もテレビでは、「話し合いで解決して欲しいですね。」とかいった暢気な」『街の声』の映像を何度も繰り返して垂れ流していたが、問題の核心から関心を逸らそうという、明らかな印象操作である。

トランプは先週支那の習キンピラとの初対面の挨拶として、シリアに空爆をして見せた。そして、「北チョの刈上げ豚を何とかせい、こっちにも我慢の限度っちゅうもんがあるさかいなあ。」と告げたそうだ。

  初会談の祝砲や

そう聞いて、会談後の習キンピラの表情を見ると、確かにビビッていた感じがする。実際に北上するアメリカの空母艦隊を見た習キンピラたちは、「ホンモノの空母ってやっぱすごいわ」と驚いたことだろう。

習キンピラなどより、もっと驚いているのは当の刈上げ豚の方で、今頃は食事も喉を通らないほどになっている事だろう。

  ますます過食になる

『斬首作戦』はどう実行されるのか。戦禍はどこまで広がるのか。まったく予想が付かないが、このまま何もなく夏を迎えるということだけはなさそうな気配である。

駐韓大使を急遽戻したのも、邦人保護の目的があったわけだが、そういう報道をするマスコミはほとんど地上波では見かけなかった。

国土が荒廃しているために、特殊部隊も侵入しにくいようなので、まずは空爆から始るのだろうか?

  本場シールズの出番か

戦禍が大きくなると、難民が日本海の海岸に押し寄せてくることになるだろうし、それに乗じて日本の各地でもテロが発生する可能性がある。特に、原発や人が集まる観光地などは細心の注意を喚起する必要がある。

後半国会の焦点となっている、共謀罪の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する 法案が、衆議院本会議で審議入りしたのはいいが、野党の妨害にはあらためて常識を疑ってしまい、こういうのも今の状況にリンクした妨害なのか、と思えてしまうのだ。

そのうち、静かになっていたバカ学生たちの「シールズごっこ」が再会することだろう。新入生たちは変なサークルに誘われても気軽に入会しないよう注意してほしい。

  就職口探しが大変らしい

ダチョウは、危険が迫ると、頭を砂に突っ込む習性があると言われるが、どうも頭を地面につけて伏せ、周囲と同じような色の羽で周りの景色に同化させようとする行動らしい。いつもそんな例えに使われるダチョウにとっては、反論したい気分だろう。

しかし、昨今のマスコミやテレビのコメンテーター、新聞の論調などを垣間見ている限り、KY(危険予知)意識は皆無と言っていいだろう。

 竜ちゃん、ゴメン!

私が気がかりなのは、在日外国人たちの不穏な動きである。やれ多文化共生だの国際交流だの、英語化教育だのと能天気な開放意識に染まっていると、問題が目に見えるようになったときは、取り返しのつかないことになりかねない。

欧州という反面教師がいるにもかかわらず、日本人はこの点ナイーブ(幼稚)過ぎる。


背景に人種差別を見る

2017年04月15日 | 外国ネタ
米ユナイテッド航空、が搭乗済みのアジア人乗客(69歳)を、自社社員を乗せるために無理やり引きずり下ろした映像は、かなりショッキングだったが、私はこの背景には人種差別意識があるな、と瞬間的に直感した。

 被害者はベトナム移民

白人職員が白人乗客にあんな手荒なでやり方をしたら、アメリカ社会ではその後生活できないほどの制裁を受けるだろうが、有色人種に対してならそれほどでもないことは、これまでも数々の同様の出来事が裏づけする。

なにせ、つい最近、1964年までジム・クロウ法というれっきとした人種差別法が存在していた国なのである。

因みに、1964年は東京でオリンピックが開催された年である。当時、私は小学生で、先生とクラスメートで、テレビのある理科教室に移動し、みんなで競技を観戦した記憶がある。

ジム・クロウ法は、黒人だけでなく、いわゆる白人以外の有色人種やその血が混じった混血も含んだ人種差別法で、電車やバスなどに乗るときは白人とは離れた座席に載らなければならず、停留所の待合所まで別々に区分けされていた。

学校は別々であったし、レストランで食事する時も白人とは別室に隔離させられる。白人女性が看護婦でいれば、その病院には入ることも許されない。

そういう法律がついこの間まで存在していた国では、今でもユナイテッド航空で起きたような、出来事が起きてもまったく不思議ではないだろう。

アメリカはそもそも移民で成り立つ国であるし、大量に移民を受け入れてきた度量の広い国だ、などという能天気なことを吹聴する電波芸者がいたが、この国の歴史と文化を少しでも知っておくべきである。

知った上でお付き合いすることが大切なのである。