孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

母国語破壊者にすぎないんじゃ?

2017年02月25日 | 政治ネタ
言葉にはローマ字のような表音文字と、漢字のように一つ一つの字が意味を表す表意文字がある。

例えば、朝鮮文字などはローマ字と同じ表音文字で、母音と子音の組合せで成り立っている。ローマ字が「K」と「a」で「Ka」と書いて「か」と読むように、文字そのものは意味を持たない。

昔はこれに漢字を使用していたが、1970年頃から漢字を廃止するようになっていき、今ではほとんど使用されていないようだ。日本の新聞がすべてローマ字で書かれていたらどうなるか想像してみるといい。

「しんだいしゃたのむぞ」が「寝台車たのむぞ」なのか「死んだ医者たのむぞ」なのか訳がわからないことになるではないか。

それに比べて、日本語は漢字とそれから派生したひらがな、カタカナを使い分ける。縦にも横にも書けて、特に外来語はカタカナ表記にすることで、見てすぐ分かるので助かる。

何より漢字は表意文字なので、初めて見る言葉でも見た瞬間意味が予想できるので便利だ。「シンギュラリティー」という言葉を耳にしてもチンプンカンプンだが、「技術的特異点」という漢字を見れば完全ではないが意味は理解できる。

その誇るべき日本語をぶち壊そうという勢いなのが、東京都知事である。

   この人、日本人?

クール・ビズに始り、都民ファーストだのワイズ・スペンディング、ダイバーシティ、フィンテック、レガシー、サステイナブル、などなど次から次にカタカナ言葉が発せられる。

東京都民の4人に1人は65歳以上の高齢者である。彼らが理解できると踏んでこういうカタカナ言葉を連発しているのであろうか?

言葉は文化の礎である。母国語を大切にしない国に未来はない。

誇るべき母国語を敢えて使わないようにしようとしているなら、彼女は日本文化の破壊者である。無理をしてでも日本語で語りかける心がけが必要ではなかろうか?

 英語が御堪能なのは分かりました


都知事の言動には少し食傷気味になってきたようです。そろそろ空気を読むべき頃合いではないでしょうか??

「 IT時代 」を享受しています。

2017年02月25日 | 英語関連
初孫なっちゃんが、幼稚園の音楽発表会のDVDを持ってきてみんなで鑑賞した。

歌に楽器演奏に連日練習した甲斐があって、元気いっぱいのパフォーマンスを披露していた。

少子化は確実に進行しているそうで、このまま進むと日本はやがて就労人口が減少していって、先進国のトップを歩んでいる今の地位を保てなくなる、と予想する学者がいるそうだ。

それも心配だが、私はなっちゃんが今年小学生になるということは、2020年に三年生になり、その年から小学三年生が学校で「英語活動」スタート、五年生からは成績の対象となる英語が教科に加わるという、「英語化」政策が始まるという事の方が気がかりである。

カタカナをやたらと連発して、日本文化の根本である母国語をおろそかにする都知事と相まって、この国は明らかにおかしな方向に進んでいると思う。

しかし、私は孫の教育に口を挟むつもりも無いので、ただただ見守っていくだけである。なっちゃんのランドセルはもうずっと前に予約済みだったということなので、私は個人的になっちゃんへの入学祝に「地球儀」を贈ることにした。

   これぞグローバルだ!

近くのおもちゃ屋やショッピングモールに行っても地球儀は置いてなかったので、アマゾンで検索してみた。すると、予想通り様々な地球儀があって、どれにすればいいか迷うほどだった。

国旗の印刷されたものや大きさなど色々ありすぎて迷ったが、カスタマーレビューもしっかりとチェックした結果、直径30cmの大きさの国旗つきのものに決めた。

一応、メーカーのホームページにアクセスして、「台湾」の表記に関してメールで問い合わせした。

もし、チャイニーズ台北とか中華民国などと表記されていたら注文をやめようと考えていたが、返信されたメールには、「外務省の情報に基いており、台湾と表記し、国旗は印刷していません。」とあったので、納得して注文した。

支払いはクレジットカード、送り先は次男の住所に変更してクリックすれば注文確定となる。するとメールで注文確定の連絡が入り、配達はいついつになると通知されてきた。

その翌々日には、本日発送したというメールが入り、配達は何日になると通知が来る。

今日あたりに配達されるなと思っていたら、案の定、次男から地球儀が届いたというメールが私のガラケーに送信されてきた。

さらに、カミさんのスマホには、『LINE』とやらで、荷物が着いたときの動画が送られてきていた。

  AtoZのアマゾンのロゴ

その動画を見せてもらうと、なっちゃんが届いたばかりのアマゾンのダンボール箱を居間まで引きずってきて、開封して中から地球儀を「よっこらしょ」と取り出す。

不思議そうに地球儀を眺めるなっちゃんに、「なっちゃんはどこにいる?」と言う声がした。なっちゃんは、何の意味か分からないようだったが、大人の指が日本を指して、「ここだよ」と教えていた。

なっちゃんの顔が特大アップになって、「おじいちゃん、ありがとう!」と、ちょっと『言わされ感』があったが、作り笑いで話しかけてくれた動画だった。

まだ、日本地図も世界地図も馴染みがないだろうから、いきなり地球儀では飛躍しすぎだったかもしれないが、そのうち分かってくるだろう。

実は余談だが、私は小学生の5年生の頃、こういう地球儀が欲しくて欲しくてたまらなかった。近くの遊び友達の家に遊びにいったとき、彼の家は町医者をやっている家庭だったが、彼の個室の勉強机に地球儀があったのを見て、死ぬほど羨ましかったものだ。

正直を言うと、私は今でも地球儀が欲しいのだが、カミさんの小言が聞こえてきそうなので、買うのは止めておいた。

ネットで地球儀を検索してから、なんと一週間もしないで以上の様な流れが、滞りなく済んでしまう日本はなんて便利で住みよい国なんだろうか。時代は便利になったものだとしみじみ感じてしまったのだった。


もうすぐ、『しんぎゅらりてぃ』 が??

2017年02月25日 | 社会観察
思えば私が大学に入学した頃は、まだこの世にスマホやパソコンなど無かった。私が入学したのは、いわゆる理系学科であったので複雑な構造計算などは、当時関数電卓を使って計算していた。

しかし、私は貧乏学生だったので自分専用の関数電卓は買えなくて、とうとう卒業まで関数電卓なしで通したのだった。今思い出しても、よくそれで単位が取れたものだと不思議でならない。

社会に出て暫くすると当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったソニーが、手のひらサイズのウォークマンをこの世に出して、それまで馬鹿でかいラジカセを肩に載せて、大音量で街を歩くのが『ナウい』時代であったのを、一変させたのだった。

録音は出来なくても、音質のいい録音再生ツールで、しかもジョギングしながら音楽が聴けるということで、瞬く間に世界に広まった。

その後の。アップルのi-Phone にまったく負けず劣らず、正真正銘のイノベーションであった。

SONY らしい商品

ソニーはその後もビデオテープやCD,AIBO なる犬ロボットなどを発売したりして、その独自性を発揮して見せたのだが、経営者が変わって外国人が経営陣に加わった頃から、どうも風向きが変わったようで、いつの間にかAIBO なども開発打ち切りになっていたらしい。

AIBO がソニー社内で開発打ち切りになったのかどうか、詳しいことはよく分からないが、当時ズブの素人の私でも、ソニーがゲーム機? ソニーが保険??と、何か様子が変わっていくので、心配になったものだった。

原発にしろ、自動運転自動車にしろ、科学技術の進歩を邪魔して遅らせようとしたりすることは、私は不可能で意味の無いことだと思う。

いずれ、自動車は運転手など必要とせず、トラックドライバーやタクシー運転手などはいなくなるだろう、などとは俄かに信じがたいことだ。

しかし私が学生の頃、「やがて、手のひらに載る様な機器で、世界中の人と話をしたり、写真や動画を見せ合ったりする時代が来る。」と言われたら、「そんな、馬鹿な・・・」と信ずることは出来なかったに違いない。

このままコンピュータが進歩し続けると、あと二十数年で、コンピュータの性能は指数関数的に向上し、「人間の脳の機能をスキャンできる」ほどに発達するそうだ。

つまり、個人の脳みそが持つ知識や記憶をデジタル化して保存したり、コピーしたり、別のロボットなんかにアップロードできるようになるらしい。

そうなると、当然一人だけでなく、複数人の知識や情報も可能になるはずで、やがて今の全人類73億人分の一括保存も出来うる時代が到来するだろう。

そういう途方も無い大変化のことを、Singularity (シンギュラリティー)「技術的特異点」と呼ぶそうで、この単語は気象学では「特異日」のことを意味する。

先の東京五輪の開会式が行われた10月10日は快晴の特異日であり、実際に当日は確か日本晴れだった。

鉄腕アトムやサイボーグ009に始まり、最近では「ターミネーター」や「ロボコップ」などに描かれた時代がもうすぐ現実となるようだが、私は多分その頃はこの世にいないだろう・・。残念ながらと言うべきか、お陰様でと言うべきか・・・。

もうすぐ、『しんぎゅらりてぃ』 が??

2017年02月25日 | 社会観察
思えば私が大学に入学した頃は、まだこの世にスマホやパソコンなど無かった。私が入学したのは、いわゆる理系学科であったので複雑な構造計算などは、当時関数電卓を使って計算していた。

しかし、私は貧乏学生だったので自分専用の関数電卓は買えなくて、とうとう卒業まで関数電卓なしで通したのだった。今思い出しても、よくそれで単位が取れたものだと不思議でならない。

社会に出て暫くすると当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったソニーが、手のひらサイズのウォークマンをこの世に出して、それまで馬鹿でかいラジカセを肩に載せて、大音量で街を歩くのが『ナウい』時代であったのを、一変させたのだった。

録音は出来なくても、音質のいい録音再生ツールで、しかもジョギングしながら音楽が聴けるということで、瞬く間に世界に広まった。

その後の。アップルのi-Phone にまったく負けず劣らず、正真正銘のイノベーションであった。

SONY らしい商品

ソニーはその後もビデオテープやCD,AIBO なる犬ロボットなどを発売したりして、その独自性を発揮して見せたのだが、経営者が変わって外国人が経営陣に加わった頃から、どうも風向きが変わったようで、いつの間にかAIBO なども開発打ち切りになっていたらしい。

AIBO がソニー社内で開発打ち切りになったのかどうか、詳しいことはよく分からないが、当時ズブの素人の私でも、ソニーがゲーム機? ソニーが保険??と、何か様子が変わっていくので、心配になったものだった。

原発にしろ、自動運転自動車にしろ、科学技術の進歩を邪魔して遅らせようとしたりすることは、私は不可能で意味の無いことだと思う。

いずれ、自動車は運転手など必要とせず、トラックドライバーやタクシー運転手などはいなくなるだろう、などとは俄かに信じがたいことだ。

しかし私が学生の頃、「やがて、手のひらに載る様な機器で、世界中の人と話をしたり、写真や動画を見せ合ったりする時代が来る。」と言われたら、「そんな、馬鹿な・・・」と信ずることは出来なかったに違いない。

このままコンピュータが進歩し続けると、あと二十数年で、コンピュータの性能は指数関数的に向上し、「人間の脳の機能をスキャンできる」ほどに発達するそうだ。

つまり、個人の脳みそが持つ知識や記憶をデジタル化して保存したり、コピーしたり、別のロボットなんかにアップロードできるようになるらしい。

そうなると、当然一人だけでなく、複数人の知識や情報も可能になるはずで、やがて今の全人類73億人分の一括保存も出来うる時代が到来するだろう。

そういう途方も無い大変化のことを、Singularity (シンギュラリティー)「技術的特異点」と呼ぶそうで、この単語は気象学では「特異日」のことを意味する。

先の東京五輪の開会式が行われた10月10日は快晴の特異日であり、実際に当日は確か日本晴れだった。

鉄腕アトムやサイボーグ009に始まり、最近では「ターミネーター」や「ロボコップ」などに描かれた時代がもうすぐ現実となるようだが、私は多分その頃はこの世にいないだろう・・。残念ながらと言うべきか、お陰様でと言うべきか・・・。