まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨明けて 京の都の 迷い道

2013年07月16日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 昨夜の九時過ぎから、足がつるようになった。こむらがえりみたいに足が硬直する。そうなったら、熱中症の恐れがある・・・と聞いていたので、お茶をがぶ飲みした。すると、今度は30分おきにトイレに行くようになって・・・。

 

 この建物にはだれもいない。こんなところで熱中症になったら・・・と、水もがぶ飲みした。で、トイレに30分おきに行くという繰り返し・・・。とうとう、今朝の三時には両足がつった・・・。最後かなぁと思った。思ったが、ここは大きなお寺だし、朝になれば、プロのお坊さんがたくさんやって来るから、お葬式は大丈夫だと思った。

 

 でも、朝は来た。足もなんとなくなっていた。感謝の朝になった。

 

 で、お隣の本願寺さんに出向いて、朝の6時からの「おあさじ」にお邪魔した。今朝はさすがにお参りの人は少なかった。

 

 久しぶりに「お正信偈」の「行譜」を聞いた。お勉強で少しばかりならったけれど、実際にこうして聞くのは初めてだった。

 

  そのあたりを散歩して・・・着替えて・・8時からは内のお寺の「おあさじ」、朝のお勤めである。

 

 今日は私と世話役さんの二人だけのおまいり。みんながやってきたのは9時半だった。

 

 9時半に受け付け、10時から講義。12時半に昼食・・・。みっちりと教学やら基本事項をたたき込まれた。

 

 午後の講義も頭がじんじんとするほどの内容。法話実習もがんがんと指摘が飛ぶ。

 

 夕食を食べて、お風呂に入れば、もう、8時過ぎ。これから明日の法話の原稿作成・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「迷ったままでは生きていけませんが、迷っていることがわかると道は見えてきます」というもの。私たちは迷ったまんま・・。でも、この私が迷っていると自覚すると、どうにか道は見えてくるというもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


幾つかの 水たまりを飛ぶ 夏の雲

2013年07月15日 | たまにはご法務

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、雨や雷雨となっている所があったそうな。京都も雨のち曇り、気温は24度から33度とか。それにしても蒸し暑い・・・。

 

  9時25分過ぎに、この、「オーチ・バス・ストップ」からJR四国の高速バスに乗って、JR京都駅に向かう。

 

 バスは、途中、淡路島でトイレ休憩して、およそ3時間で京都駅に着いた。12時20分過ぎ。駅前のレストラン街は三連休ともあって、祇園祭ともあって、どことも長蛇の列・・・。それじゃぁダメじゃん・春風亭昇太。朝昼兼用の食事が消えた・・・。

 

 ともかく、重い荷物を宿舎まで運び込まねば・・・と、ひたすら歩いて・・・。ここは西本願寺さん。参考書を買わねば・・・と思ったのだけれど、とにかく、荷物を置いて身軽になりたくて・・・。

  

 食事時間も、少し間が開くと、そんなに気にならなくて・・・。ともかく、荷物を置いて涼しいところで休みたいと・・・。そればかりを考えて歩くこと、歩くこと。

 

 ようやくに着いた本山・興正寺。この頃には、汗まみれになっている。

 

 それでも12時50分過ぎ・・・。早速に洋服を脱ぎ捨て、部屋に冷房を入れて・・・しばし、休憩。まだ、誰も来ていない。おそらく、今夜に数名が、ほとんどは明日の朝にやってくる。お寺さんも忙しいし、そうそうはお寺を空けられない。私くらいなもんだ、暇人は・・・。

 

 今回の研修生は11名。あれれ、減ったのかなぁ~。それで、15畳の部屋が二部屋。ゆったり気味だな。布団も枕もシーツも、ちゃんと、11人分しかない。

 

 で、パソコンもセットし、タブレット端末も充電してから、近くにあるレストランで、遅い昼食。

 

 アルコールは控えなさいと言われても、こんな日には生ビールだろ。とにかく水分補給をしておかねばと・・・。生ビール(中)を二杯・・・。これで、明日の予習ができるんだろうか・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「みんなといるけど さみしい時がある」というもの。最近は、こういうことが多くなったように思う。周りに人はたくさんいるのだけれど、声も出せない、会話にもならない孤独感。集団の中の一人感。電車に乗っても,町を歩いても、会社にいても、家庭にいても・・・。みんなといても、共通する会話がない、共通する感情がない。なんか、不思議な日本になってしまったなぁ・・と感じる時がある。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ひまわりに 東に向かえと 教えられ

2013年07月14日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れなのだが、薄曇りのようではっきりとしない一日。時折、雷は鳴っていたが雨にはならなかった。気温は25度から33度、湿度は90%から61%。風は2m。全体的に「むぅぅ・・・」としていた感じ。

 

 昨日、特定健診を受けたので、その結果を聞いてきた。おおむね良好だが、メタボ予備群と、肝臓肥大と肝機能がやや異常とのこと。最近、少し飲み過ぎてはいるなぁと思う。血糖・脂質・尿検査・貧血検査などは正常。アルコールを控えなさいとはいつも言われている。

 

 ということで、今日は明日からの京都行きのために、やり残していることの片付け。山積みになっている資料をファイリングしたり、余分なものは捨てたり・・・と。

 

 それにしても奥方は元気で、家庭菜園や庭木・薔薇園などに水やり・・・。川から水中ポンプで吸い上げて・・・それを消防士みたいに放水していた。私は屋外では30分も作業することはできそうにない。

 

 今日のおうどんは奥方のおごりでここになった。さぬき市志度にある「手打ちうどん源内」という一般店。ここは注文を聞いてから麺をゆがくもので時間がかかる。それがイヤなのだが、奥方は平気・・・。「それがいいのよ・・・」と知らぬふり。「ここは客層がいいわね~」なんて。

 

 お店の名前は、この町が生んだ奇才・平賀源内にちなんだものだろうと思う。

 

 私は野菜天うどんで700円。けいこばぁは、かけうどん・・・。確かに麺はおいしいなぁと思う・・・。

 

 ここの孔雀は愛想が良くて、よくサービスしてくれる。私はそういうサービスよりも、早くに麺を出して欲しいといつも思う・・・。

 

 この写真の下にあるものは「*mahocyannel*(まほちゃんねる)」という文字。ときどき、いたずらをしてある。まほろば+チャンネルを足したもの。説明せんでもわかるのか・・・。

 

 明日、持って行くお荷物を準備中。三泊四日だから身軽にしてゆきたいのだけれど・・・。あれ、略袈裟が見えない・・・。道服+略袈裟+白衣+足袋+布教用念珠+夏扇・・・。

 

 朝方はヒグラシがカナカナカナと鳴いているし、夜にはリーンリーンとかガチャガチャとかという虫の声も聞こえるのだが、日中は暑くて・・・蝉の声も聞こえない・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。昨日を追うな 明日をたのむな 今日を生きよ「」というもの。これまた、誰の言葉かわからない。過ぎた過去を追うことなかれ まだ来ぬ明日を思い煩うな・・・」みたいな言葉である。過ぎ去った昨日をあれこれと考えてみても、もう、どうにもならぬ。まだ、来ぬ明日をあれこれと心配してもどうにもならぬ。まずは、今ある今日を全力で生きる。そのことこそが大切なのだ。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。 


ひまわりが うなだれている 午後である

2013年07月13日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れていたが、午後からは大気の状態が不安定となって、雲が広がり、風が強まったが、雨や雷になることはなかった。気温は25度から34度。湿度が88%から64%。風は2mから4m。むぅぅぅ・・・とした一日になった。

 

 各地で36度、37度、39度と高温になっているが、本当に大丈夫なんだろうか。今は見なくなった水銀体温計・・・。あれには目盛りが42度までしかなかった。

 

 つまり、体温が40度を超えたら緊急事態。すぐさま救急車を呼ばないといけない。41度は危険温度。42度で私達のからだのタンパク質が固まってしまう。つまりゆで卵状態になって、もう、元にはもどらない。ゆでた玉子は生玉子には戻らないのと同じ。つまり、42度では人間は生きてはいられない。だから、それ以上は必要ないわけ。熱中症に要注意だ。

 

 朝の間に、香川県立図書館に行ってきた。少し前までは、ここに松空港があった場所。今日はクマゼミがにぎやかに鳴いていた。

 

 アキニレの幹にあったセミのぬけがら。そのあたりの枝にもいっぱいの抜け殻・・・。

 

 もう、命絶えたセミも転がっていた。それを掴もうとした子供が母親に「やめなさい!きたないでしょ!!」と大声で叱られた。最近のおかあさんは叱りすぎ。なんでもかんでも「やめなさい!」を連発している。最近のこどもはそれでも「ケロッ」としている。

 

 昨日は「四国と民俗」を借りたが、本来はこれ。「四国民俗」。さぬきにおける「夏まいり」という浄土真宗の行事の研究論文が掲載されているというもので・・・。雨乞い説、半夏生説、夏の報恩講説、神仏混交説・・・。ま、いろんな説があるものだ。

 

 しかしのかかし・・・、軽の乗用車は小型の温室みたいで、エアコンを最高にしても少しも涼しくならない。

 

 で、今日のおうどんはここになった。高松市香川町浅野にある「にしばた製麺」はセルフのお店。

 

 今日は暑いので、「おろし生醤油うどん小」で280円。うどんに生醤油は基本中の基本。大根おろしが乗っているだけ進化している。

 

 生醤油をかけて食べる。これが夏にはあっさりとしておいしい。うどんのお刺身みたいなものか。

 

 午後からは、借りてきた本をスキャニングする作業。スキャナーで読み取って電子ファイル化しておく。ま、コピーしておいてもどこに置いたか忘れてしまうが、電子ファイルもまた、何かの弾みで削除してしまうことが多い。

 

 今日の掲示板はこれ。「大丈夫って言ってみる つらくて悲しいそんな日は 大丈夫って言ってみる」というもの。出典は「ちびギャラ3」絵と文(ボンボヤージュ)。ま、とりあえずは、それでいいかもしれない。おとなたちだって、「ようこそ、ようこそ」かもしれないし、「なむあみだんぶぅ」かもしれないし、「南無大師遍照金剛」かもしれないし、「南無妙法蓮華経」かもしれないし・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


セミの声 聞こえぬ謎を 知った訳

2013年07月12日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は、高気圧に覆われておおむね晴れていた。気温は朝から27度、午後には33度を超えた。湿度も高くて87%から60%。風は2mで東北東の風。蒸し暑い一日になった。

 

 晴れているというても、快晴・・・とういう訳ではない。朝の間にビワの葉っぱを採りに山の旧宅に行ってきたが、草や竹が生い茂っていて、朝露に濡れてずぶぬれになった・・。戻ってみれば、けいこばぁが、「裏のビワの葉がきれいよ~」と言われたが、もう、そんな元気はなかった。なんでも「ビワの葉のお灸」に使うものらしい。

 

 で、シャワーを浴びて、着替えをしたら・・・「ちょっと来てよぉぉ・・」というけいこばぁの叫び声。慌てて走って行ったら、スズメが家庭菜園のネットにかかってもがいている。そういう時の相手も必死だ。大きな口を開けて威嚇するし、壊れた翼で飛んで逃げようとする。ようやくのことで、捕まえて、草むらに放鳥したが、まだ、うるさく鳴いている。

 

 再び・・・「ちょっと来てよぉぉ・・」というけいこばぁの叫び声。慌てて走って行ったら、今度は大きなサルが菜園からガレージの上に飛び乗って騒いでいる。その屋根に載ったら、「ガラガラガラ・・・」という音にびっくりして、猿は余計に走り回る・・。まるで崖崩れかと思うような轟音が・・・。朝から大騒動になってしまった。

 

 さて、重い本をかかえて、香川県立図書館に行ってきた。来週から京都に行くもので、本を返却しておきたかったし、別の本も調べておきたかったもので・・・。このアキニレの林ではクマゼミの大合唱が・・・。今年は蝉の声が聞こえないなぁと思っていた矢先・・・。

 

 で、法然上人伝絵集を返却して・・・「四国民俗」という本を借りてきたが、よく見れば、「四国の民俗」という別の本・・・。こりゃ、ダメだ。明日にもまた交換してこなければ・・。全く、どじなことばかり・・・。

 

 20分ばかりして外に出たら、先ほどの蝉時雨がまるでうそのように静まりかえっている。「あ、そうなんだ・・」と思った。NHKのラジオ番組、「夏休みこども科学電話相談」で聞いたことがある。セミと気温や気象条件での鳴き方・・・。

 

 今日は図書館近くにある「和希」というセルフうどんのお店に寄った。ここも時節柄・・・省エネ・節電で冷房はなし・・・。「しまった・しまった・島倉千代子・・」と思ったが仕方がない。

 

 昨日はゆですぎたかけうどんだったから・・ということで、今日は肉うどんにした。朝から大活躍したし・・・。これで500円は少しばかり高い。

 

  さぬき市の寒川図書館によって、借りていた本を返却した。しばらく、「廃寺」のお勉強はお休みしなければ・・・。

 

 この前の特別検診の結果を聞こうと、医院に寄ったら「休診日」と書いてある。金曜日がお休みなのか・・・。仕方がないので、東かがわ市の文具屋さんに行った。ここには、こんな門番がいる。

 

 そこの文具店で買った和紙で作った和綴じの論文集。

 

 家で調べた結果。クマゼミは23度から29度の間で鳴く。アブラゼミは22度から30度の間で鳴く。ニィニィゼミは24度から26度の間で鳴く・・・ということで、それ以下の温度でも、それ以上の温度でもなかないらしい・・。だから、朝から30度を超えたら・・セミは鳴けないということになる。そうしたら・・子孫が残せなくなってしまう・・・。

 

 この土日で、京都行きの準備、15日の朝には高速バスに乗る予定。なんの準備もできていないというのに・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「人はみんな 明日のことは分からないから生きていられるのです」というもの。久々に「荒了寛」さんのお言葉。明日、交通事故に遭うと分かっていたら・・・、明日、会社がつぶれると分かっていたら・・・明日、ガンだと宣告されたら・・たぶん、生きて行く元気はなくなるかも知れない。明日、億万長者になると分かったら、仕事なんぞやってられないかも知れない・・・。明日は見えない方がいい。明日は知らない方がいい。どんな明日になるかはあなた自身で切り開けるのだから・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えると、いいね。


晴れ渡り 球児の駆け出す 芝がある

2013年07月11日 | ふるさと散歩

 四国地方は、高気圧に覆われてぎんぎんに晴れている。気温は25度から33度、湿度は83%から61%。風は1mから3m。真夏の天候になった。猛暑というべきか。

 

 今日は夏の高校野球(正式には第95回全国高校野球選手権記念大会)香川大会の開会式が行われる日。暑いのを覚悟で出かけてみた。

 

 「いざ聖地へ!讃岐球児の夢舞台」というゲートをくぐって入場。おとなは500円。

 

 開会式の入場行進。こういうシーンがいつまでも胸に来る。若い頃には春・夏と観戦して、甲子園にも大会期間中はスコアブックをつけながら観戦したもの。カチワリ氷やら生ビールやらが楽しみで・・・。

 

 香川大会の場合、40校が15日間の熱闘を繰り広げて、26日が決勝戦の予定。いざ聖地!の甲子園に行けるのはどこか・・・。

 

 さすがに体力も気力も失せたのか、最近は開会式だけしか観戦しなくなった。この暑さがうれしかった時期もあったのだけれど。

 

 ここのおうどんも、一試合終わるごとに食べていたのだが、そんなパワーもなくなってかけうどん小のみ。

 

 ネギと天かすとおろしショウガのフリートッピング。今日は初日のためか、手際が悪くて湯がきすぎでベロベロ・・・。これでも270円。

 

 第一試合は坂出対観音寺中央戦。始球式用の記念ボールを投下するヘリコプターがやってくる。

 

 このフラッグの下にあるものが始球式用のボール。これで試合が開始される。

 

 本当は試合も見てみたかったのだが、いかんせん暑すぎる。これは熱中症になっても困ると思って早々に退散して、満濃池に向かった。水は満水状態。

 

 で、まんのう町の帆ノ山地区に行ってみた。この週末の14日が「ひまわりまつり」だそうで、週末にはひまわりも満開になるだろう。ここのひまわりの種は搾油されて「ひまわりオイル」になるのだそうだ。確か・・・25万本のひまわりだとか聞いた。

 

 毎年、書くのだけれど、ひまわりは太陽の方は向かない。こう、大きくなると花が重くてくるくるとは動けないので、ほとんどが東の方向を向いて咲くらしい。ただ、つぼみの頃には、よく見ていると、太陽の方を向いて回るのだそうだ。見たことはないけれど。

 

 今日の掲示板はこれ。「今から一年もたてば、私の現在の悩みなど、およそくだらないものに見えるだろう。」というもの。サミュエル・ジョンソンというイギリスの詩人・批評家の言葉らしい。 人生には重大な悩み事ってあるものだ。あるものだけれど、「このことは1年たっても忘れてしまうことではない・・・」と考えたことでも、一年後にはすっかりと忘れてしまって生活している筈だろう。だから、くよくよと考え込まないことだ。ケセラ・なるようになるさ・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅雨明けは したけどなじめぬ 空の雲

2013年07月10日 | 時には日々是日

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。明日もそのまま晴れるらしい。気温は25度から33度。湿度は78%から59%、風は1mから2m。日陰を探して歩くような一日だった。

 

 今日は東讃教区の「夏まいり」が高松市御坊町の松興正寺別院で行われるので、それに出かけることにしたが、今回は「まほろばさん」としての「お聴聞」。

 

 これが「松興正寺別院」。ここに着いたのが9時15分ほどだったので、運良くこの境内に駐車できた。勤行は10時からで、「和訳正信偈」。

 

 僧侶の衣装で行こうかとも考えたけど、今回は「一門信徒」ということでの「お聴聞」としてのおまいり。「聴く」は自分から聴こうとすることで、聴診器を考えればいい。医師は、心臓などの音を聴きに行こうとしている。それに対して「聞」は聞こえてくること。新聞とか伝聞とかとじっとしていても耳に入るもの。それらを併せて、「お聴聞」とも言うらしい。

 

 10時からの勤行。「正信念仏偈」を日本語訳した「和語」でのお勤め。その後、輪番さんの挨拶があったのだが、うまく撮影されていないので省略・・・・。なかなかに室内の写真撮影は難しい。フラッシュ・・・というのは届かない距離だから。

 

 今日のご法話はFBF(FaceBook友人)の大道さん。一度、じっくりとお話を聞いてみたいものだとやってきたという訳。私は「今日の法話は自分の法話に利用できないか?」という思いでお聴聞をしてきたのだが、阿弥陀さまのお救いの方法と手段を切り絵を使って説かれる法話を聞きながら、次第に自らの身勝手な聴き方が間違っていたのかなぁと思ってしまった。

 

 でも、私は、会社時代から、当時の社長だった真藤恒さんから、やかましく、『習って覚えて真似して捨てる』と教えられた。それはそれでいいと思うのだが、「そんな、お聴聞の姿勢ではだめだ」と言われた師匠の言葉も重い・・・。「説教師の姿勢を正さねば・・・」という指摘も胸に残っている。

 

 時期に合わせて、こんな言葉を探してみた。今日も気温が39度を超えるところがあったように聞いた。「気ひとつ あついと思えば なお暑い」というもの。いや、最近の気候は・・暑いと思わなくても暑いのだが、この猛暑でも炎天下で作業をされている方もいるのだから、やはり気力で、お仕事だと割り切って、給料のためだと割り切って、気分一つで頑張っていることなんだろう・・・と、思うと、気楽に「暑いですねぇ」などと行ってはよくないような気がする昨今である。

  

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


たなばたの 笹を流して 風を待つ

2013年07月09日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は24度から33度、湿度は89%から61%。風は1mから2mの微風で南風。

 

 朝方、英国からメールが届いてファイルを送るから・・・というので、英語だらけの画面に苦労しながらダウンロードしたら・・255ページもの長論文が・・・。当然ながら英語ばかりだ。

 

 そのpdfファイルをワード文章にしたら、なんとかなるかなぁとやってみたけれど、日本語にはならなかった。そういうことで・・10時過ぎまでかかってしまった。

 

 今日も暑いのに「ハイジ」探し・・・。我が家に籠もっていてもエアコンが回りっぱなしだしと思って出かけたが、「来てみれば森には森の暑さかな」で、どこに行っても暑い・・・。

 

 今日はさぬき市寒川町の石井地区にやってきた。ここにも「廃寺」があるというので探してみたがわからない。近所のおばちゃまに訊いても「さあぁ~・・」というお返事。「じゃぁ、公民館はどこ?」と訊くと、「あ、うちの裏手。そこを右にまがってすぐ・・・」。

 

 おばちゃま・・・ありますよ、看板が・・・。お宅のすぐ裏手が「石井廃寺跡」ですよ。看板の横にある平たい石が塔の礎石。

 

 この丸い穴に五重塔の芯柱が載っていたという。これも白鳳時代の古代寺院の跡。

 

 これがお寺に使われていた軒平瓦。早い時代から、この地が栄えていたという証し。瓦職人も大工職人も都からやってきたというのだから、すごい権力者がいたものだ。

 

  ものはついでだからと、さぬき市寒川図書館に寄って、そこに展示してあった瓦なんぞを写してきたし、貸し出し券の手続きをして「寒川町史」というものを借りてきた。

 

 続いて、さぬき市歴史民俗資料館で、「下り松廃寺」の瓦や鐘楼の礎石を拝見してきた。

 

 ほんのりと丸く刻まれたくぼみが見えるだろうか・・。鐘撞き堂の基礎石らしい。

 

 ここは現地の跡・・・というものはない。私が子供の頃には表札というか立て札というかが立っていたような記憶があるのだが、今は完全に宅地になってしまっている。

 

 ということで、今日のお昼はここになった。さぬき市大川町富田東にある「手打ちうどんまるたけ」 こういう暑さでは遠くまで出かける元気も出ないというもの。

 

 で、いつもながらのわかめうどん。いまさら、髪が黒くなるっていう訳でもないのだが・・・。これで240円。このあたりでは一番安いわかめうどん。

 

 今日の掲示板はこれ。「いがみ合うとおがみ合う 一字違いの大違い」というもの。確かに・・・いがみ合うと拝み合うでは大きな違い。いがみ合うのは簡単だけれど、おがみ合うのは難しいね・・・。心して、拝み合うことができればいいのだけれど・・・。最近はどんなニュースを見ても、いがみ合うことばかりで、おがみ合う話を見たことがない。これから選挙も中盤戦。暑さも始まったばかり・・・。いがみ合うことが多くなりそうな気がする。でも、私達は・・「おがみ合う」毎日を送りたいもの。

 

じゃぁ、また、明日、合えるといいね。


梅雨明けて 日々の怠惰を 叱られる

2013年07月08日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れており、気温は24度から32度。湿度は90%から67%と高温多湿で暑い一日になった。風は1mから3m。

 

 本日11時に、九州、四国、中国、近畿、東海は梅雨明けしたとみられると各気象台から発表があった。四国の梅雨明けは、平年(7月18日ごろ)より10日早く、昨年(7月17日ごろ)より9日早いという。梅雨に入っても梅雨らしくなく、梅雨が明けても梅雨明けらしくない今年の梅雨の天候である。

 

 それでは・・・ということで、引き籠もりから脱出せねば・・というので、ハイジ探しに出かけることにした。

 

 「ハイジ・・・」というても、あの「ハイジ」ではない。

 

 これが「白鳥(しろとり)廃寺跡」という遺跡。向こうの工事現場は「国道11号線バイパス工事」だとか。

 

 こういう瓦とか螺髪(らほつ)とかいうものが出土したらしい。これらから、奈良時代前期ころの古いお寺跡らしい。

 

  螺髪というのは仏像の頭の、パンチパーマみたいな髪の毛が巻き上がったもの。この大きさからすると高さ3メートルばかりの仏像だと考えられるとのこと。

 

 次に向かったのがさぬき市寒川町にある「極楽廃寺跡」という遺跡。ここも奈良時代前期ころの白鳳時代のものらしいとのこと。

 

 ここに刻まれているように、ここは正式には「極楽寺跡」というものらしい。ここからさぬき市鴨部(かべ)という場所に移転され、さらに長尾町に移転されて現在も「極楽寺」として継続されているので「廃寺」にはならないのだとか・・・。

 

 これが発掘された軒先丸瓦。

 

 しかし、あんまりにも暑いもので早々に調査はやめた。

 

 さぬき市志度にある「讃岐うどん根っこ志度店」に寄ってみた。ここも早くから開店しているんで、並ばずに食べられるのがうれしい。

 

 で、今日は「肉温玉ぶかけ小の冷や」をお願いした。300円だった。ま、ありがたいことだといただいた。肉が少々・・・硬いかなぁとは思ったが、個人的な感想かもしれない。

 

 11時を過ぎると、ぼちぼちとお客が入ってくるようになった。

 

 今日の掲示板はこれ。「姿より香りに生きる花もある」というもの。町内の善楽寺さんにあったお言葉。花の姿は目に見えても 香りは見えない。花の姿は匂えないけれど、香りは匂える。まったく人間さまも同じような事で、見栄えや見栄で飾り立てる人もあれば、見栄えはぱっとしないが人間くさく生きる人もある。

 

 これは「ラフレシア」という世界最大の花。これはにおいが特殊な臭いで、種を運んでくれる動物を探すという。花は自分では動けないから、花の色や臭いで送粉昆虫や虫を呼び寄せる。花も生きるためにさまざまな知恵を持っているが、私達も自分のにおいで生きるのもいいものかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


来る夏を 憧れている 虹の橋

2013年07月07日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたのだが、湿った空気の影響で雲の広がっている時間帯もあった。特に朝方は湿気が多くて濃霧が発生していたし。気温は23度から32度、湿度は90%から60%の高温多湿。風はさほどでもなくて、1mから3m程度。

 

 今朝は朝の6時から集落の一斉清掃日、おそらくさぬき市とか県内一斉なのかもしれない。住民総出で、自治会館周辺のお掃除デー。

 

 うちとこは、30分ほどで終わったけれど、隣の集落では7時からとか、三男のたっくんとか次男のよっくんは・・・6時過ぎに相次いで帰って行った。8時から一斉清掃なのだとかと。慌ただしいことだった。

 

 午前中は・・しばし、朝寝をしたり、ネットサーフィンをしたり・・・でのんびりムード。まだ、昨夜の生ビールが体中に残っていたりして・・・。

 

 さすがのけいこばぁも呑み疲れたのか、「今日はおうどんにしよ!」ということで、わたしら夫婦二人と、まごのなぎちゃんとはやて君の四人でここに行った。さぬき市長尾東にある「うどん亭いわせ」という一般店。

 

 ここにするか、セルフのお店にするかでもめたのだけれど、私がここにすると決めたのは、ここには「生ビール」があるから・・・。でも、あっさりと、「夕べ、あれだけ呑んだでしょ!」と言われて・・・ぐしゅん・・・。

 

 私は天ぷらうどんの700円でおしまい。ここも天ぷらの具材が減ったなぁ・・・。

 

 そうそう、今日は小暑。 今日は小暑。暑さがどんどん強くなっていくという意味があり、この頃から暑さが本格的になって来るが、梅雨の終わる頃で、集中豪雨が多く発生する時季でもあるらしい。

 

 梅雨が明け、強い日差しと共に気温が一気に上がる時季のため、体調を崩しやすくなる頃でもあるので、天気予報やニュースで「小暑」という言葉を耳にしたら、本格的な夏を迎える合図だと思うとよい。 暑さを乗り切るために、しっかり食べて 体力をつけておきたいもの。 この頃は蓮の花が咲き始める頃でもあり、少し風流に蓮観賞に出掛けてみるのもいいかもしれない。午後には花がしぼんでしまうので、行かれる時は朝の早い時間に。

 

 午後からは、地区の「女体山宮」の夏祭りの例祭。当番さんがはるか山頂にある「女体宮」にお参りしてきて、夕方からの直来(「なおらい)になる。

  

 これが今日の「なおらい」。それを食べる時間もそこそこに・・・。

 

 お江戸見物に行っていた、私の娘が帰郷。あのうわさの「787型機」。ま、娘がスカイツリーだの、横浜観光をしていた間、孫たちを預かっていた・・・というだけのこと。それに三男の勇退記念などが追加されて・・・。

 

 これが娘と孫のなぎちゃん・・・。噂の787も無事到着してなによりだ。

 

 そろそろ・・・天候が安定してもいいころだと思うんだけれど・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「なんのために生まれて なにをして生きるのか 答えられないなんて、そんなのはいやだ」というやなせたかしさんの言葉から。

http://www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/so/anpan/anpanmannomarch.html

 そんな質問を私達はしたことがあるだろうか。そんな、問いかけをしたことがあるだろうか。私は何のために生まれて、何をして生きて、いかにして死んで行くんだろうかと・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


こんな日は 祝杯を上げ 梅雨払い

2013年07月06日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 朝から蒸し暑い朝になった。

 

 今日は私の弟(三男)たっくんが定年退職したので、その祝賀会をすることになった。本当は屋外でのバーベキューをすることになっていたのだが、天候不順・・・ということもあり、気温も高いので・・・ということもあって、急遽。屋内で・・・。

 

 写真上が、言い出しっぺの実行委員長の次男のよっくん。

 

 生ビールはアサヒの19リットル。飲み放題の食べ放題。

 

 各自、セルフサービス・・・。

 

 これは小型のいろり。ご婦人たちはホットプレートでの焼き肉ほか・・・。

 

 三人兄弟の夫婦で計6人、それにいとこが一人、孫2人の計9人か・・・。

 

 これは実行委員長から「努力賞」が贈呈されたところ。司会はまごのなぎちゃんが。

 

 ときおり、土砂降りになったり、雷がなったり、稲妻が光ったりと。梅雨時の天候は不順。

 

 今日の掲示板はこれ。「どれだけ生きたかよりも、どう生きたかを自らに問え」というもの。これも誰の言葉かは不詳。永く生きたかという時間の長さよりも、どのような生き方をしたのかを・・自らに問いながら生きろ・・・という厳しいお言葉だ。時間の長さもさることながら、その人生の深さ、内容を問うているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


真夏日に 今日の予定を 消している

2013年07月05日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は晴れている所もあったが湿った空気の影響で雲が広がり、雨の降っている所もあった。おおむね曇り空。気温は24度から32度。朝方でも28度もあったのだからたまらない。湿度は91%から58%、風は1mから4m、南南東の風。

 

 こんな日は節電のためにも外出だな・・・と、いつもの県立図書館へ。法然さんの資料収集のためにやってきたのだが、多くが書庫に収蔵されていて、職員さんにお願いしないと読めないし、借りられない。その資料番号だなんだのという書類が面倒になってきて。

 

 本当に借りたいのならばそんな手間も惜しまないのだけれど、この暑さではそういう気力も出ない。ま、ここも最低限度の冷房はしてあるのだけれど。

 

 で、借りたのは、こうした絵伝集。これが二セットで6冊。重い重い・・・。

 

 ここも久々のうどん屋さん。高松市香川町川東上にある「こだわり手打ち・はな庄」というセルフのお店。食欲もないが、お昼くらいは食べておかなければ・・・ということでここに入った。

 

 「今日のおすすめ」ということで、「肉わかめうどん」というものを注文した。わかめうどんや肉うどんはどこにもあるが、「肉わかめうどん」というのは珍しいなぁと思って食べたが、単に、肉とわかめの載ったうどん・・・ということで、そう、代わり映えはしなかったし、グーグル検索すると、あちらこちらにいっぱいあるじゃないか・・・。このあたりのお店には見えないだけだったのか・・・。

 

 この花は夏の花。しかしのかかし、この暑いのにスーツを着てお仕事している人は大変やね。そういうても、私もそういう生活をしてきたのだけれど・・・。それに選挙の応援する人もかわいそうやなぁと思ったりする。本人は生活かけて、夢かけて、人生かけて闘ってるのだから仕方ないのだけれど・・・。

 

 ようやく、川の水量も落ち着いてきた。明日も今日のように暑くなりそうな気配。

 

 法然上人絵伝の中の有名なシーン。法然上人が四国へ配流される室ノ津沖で遊女が後生を願う場面。讃岐での上人の絵伝は少ない。

 

 ふっと気づいたのだが、この頃のお坊さん、袈裟を頭から被っている。こうした絵図が何枚も描かれている。

 

 とか、

 

 この頃の袈裟は頭にかぶるものだったのか・・・。これを「裹頭(かとう)袈裟」というらしい。普通は諸大寺の僧兵の姿、弁慶もその内の一人らしいが、これを見ると、普通の僧侶が袈裟を頭に被っているように見える。

 

 今日もおとなりさんが、パン、パーン・・・と花火を打ち上げていると思ったら、裏庭のヤマモモの木にサル軍団が群がって、枝を折る、葉っぱを引きちぎる、青い実をひきちぎるの乱暴ぶり・・・。おかげで糞尿もそのあたりにいっぱい・・・。おかげで、またも迷犬ごんは引き籠もり状態・・・。エサも食べずに私の車の下にもぐって震えている・・・。

 

  今日の掲示板はこれ。「出る杭は打たれるが 出過ぎた悔いは誰も打てない。出ない杭、出ようとしない杭は、居心地はよいが、そのうちに腐る」というもの。堀場雅夫さんという人の言葉らしい。今出来ないことは、先延ばしにしても出来ないと思う。人生は短いんだから、思いついたらすぐやってみてはどうだろうか。出る杭は打たれるけれど、出過ぎた杭は誰も打てない。せめて出ようとしない杭にはなりたくないものだ。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


梅雨さなか 山桃をもぐ 客が来る

2013年07月04日 | 時にはぼぉっ~とする時

 四国地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で雲が広がり、雨や雷雨となって荒れた一日になった。気温は22度から28度、湿度が高くて91%から84%、風は1mから3m。

 

 降ったりやんだりを繰り返すという大荒れの一日、雷鳴、稲光・・・ぴたっと止んで青空が見えたと思ったら、また、強い雨が・・・という一日になった。それが今夜から明日の明け方まで続くらしい。

 

 まもなく七夕まつりだが、まごのなぎちゃんが忙しいのか、今年はこれがない。明日から来るとか、明後日に来るとかとは言うてるらしいのだが・・・。今日の話はこの笹飾り。「笹(ささ)」と竹とは、どこがどう違うのか・・・という話。

 

 これはご存じ「竹」で、「孟宗竹:もうそうちく」と呼ばれるもの。

 

 こちらが「笹」。どこが違うのか・・・。竹は大きくて、ササは小さいものとして区別されていると思うが、簡単な見分けかたは、タケノコが成長するに連れて竹の皮が次々に落ちていくのがタケ、竹の皮がいつまでも残っているのがササなのである。

 

 何々ダケ、何々チク、何々ザサと名前だけではタケやササの区別はできない。ヤダケ・メダケは名前がタケでも竹の皮がいつまでも残っているのでササ、カンチクも同様にササの仲間。オカメザサは名前がササでも竹の皮が成長するにつれて落ちるのでタケなのである。

 

 で、今日のお昼はここになった。さぬき市津田にある「さぬきうどん羽立(はりゅう)」である。ここはセルフと書いてないので、一般店なのだと思う。

 

 で、お店はこうしたL字形のカウンター席だけで、厨房で作った物を、このカウンターに置いてくれる。それを受け取って食べる方式。料金はその席で支払いをする。それなのに、早くておいしくて、安い。店員さんは原則として厨房からは出ない。

 

 わかめうどんばかりでは能がない・・・ということで、今日は天ぷらうどん。揚げたてのエビ天二尾が入って500円。麺は細くて上品でマイルド・・・。

 

 相変わらず激しい雨になったり、小降りになったりと落ち着かない天候・・・。

 

 家について一息ついたと思ったら・・・「早くはやく・・・」というので、ジェット花火を持って裏庭に出たら・・・。猿の軍団が、こんな小さなイチジクのみをちぎったり枝を折ったり、ヤマモモも実をもぎとったり、枝ごと引きちぎったりの乱暴狼藉・・・。雨が上がった一瞬だった・・・。

 

 奥方は・・・着替えもそこそこにして、訪問介護のお仕事に出かけて行った。私は蒸し暑い裏庭でオサルの迎撃隊長・・・。なにをやらされるやら・・・。

 

 夕方、迷犬ごんの散歩に行こう・・・と誘っても犬小屋から出て来ない。まだ、猿の鳴き声があちこちから聞こえるし、先ほどのジェット花火の音にしっぽを巻いて小さくなっている。無理矢理、散歩に連れ出しても歩こうとしない・・・。全く、役に立たない番犬であることよ。

 

 今日の掲示板はこれ。「生きている間は全て自分の時間 使い方によって人生は永く短くもなる」というもの。これまた、誰の言葉かはわからない。若い頃には起きている間はほとんど仕事や会社のために時間を使っているように思っていたが、最近は、なんとなく無意味な時間が多いように思う。ま、それを「余裕」だと思えばこころの負担にもならないのだが、集中するもの・・・が、今はそんなに多くもない。ただ、もったいないなぁ・・とは思う、今日このごろである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


踏みしめた 3000日の 梅雨の朝

2013年07月03日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、梅雨前線や湿った空気の影響で雲が広がり、夕方からは雨や雷雨となってきた。まるでスコールような雨になった。明日も、引き続き梅雨前線や湿った空気の影響で雨が降りやすく、雷を伴う所がある見込みとか。気温は24度から32度。湿度も85%から88%と高温多湿気味。風も4mから6mの南南東の風が吹き付けている。

 

 さて、本日、このブログは開設以来「3000日」を迎えた。

 

 3000日というのは、8年と2ヶ月と20日ということになる。単純計算だけれど。この飽きっぽい私がよくも続けてきたものだと思う。その中に一日の休みもなかった。

 

 朝方は晴れ間もときおりのぞいたので、久々に「小砂(こざれ)説教所」に寄ってみた。ずいぶんとご無沙汰をしてしまっている。

 

 その後、東かがわ市坂本にある「うどんや」という名前のうどん屋に入った。ここもセルフのお店で、香川県の最東端のうどん屋ということになる。

 

 こうした三連式の水車が回っているのが目印になる。朝の10時過ぎだというのに、続々と運転手らしきおじさんたちがやってくる。

 

 今日は趣向を変えて、かけうどん小(220円)+野菜掻き揚げ天(100円)+ナンキンの天ぷら(40円)の計360円。さすがに掻き揚げ天が大きくて、ナンキンは余分だなぁと思った。麺がおいしくて、かけうどん小だけでも良かったかなぁと思った。

 

 で、はるばると走って・・・、ここは鳴門市のレンコン畑。このあたり、延々とレンコン畑が続く。右も左もレンコン畑・・・・。でも、まだ、ハスの花はチラホラ・・・と。まだ、少し早かったのか・・・。

 

 仕方がないから、我が家の「モネの庭」ならぬ「マネの庭」の睡蓮で我慢することに。

 

 我が家の文書の整理・・・。

 

 我が家の家系図込みの文書の総整理中・・・。

 

 早くも空が明るくなって来て、雷も治まって雨も小降りになった。でも、こんな天気が明日も続くらしい・・・。

 

 こうした「草いちご」も食べる人がいなくなった。サルも食べないのだろうか、そのまんまになって黒くなっている。

 

 今日の掲示板はこれ。これもまた有名な言葉になった。「歩くから道になる 歩かなければ草が生える」というもの。「人間だもの」でおなじみの相田みつをさんの言葉である。まさに人生そのものをあらわしている。私達が目標に向かって歩き続けて行けば、そこに道ができる。歩かないまま時間が過ぎれば、草が生え、再び歩く気力も失せてしまう。歩き続けるのか、一息、休むのか・・・。そのタイミングが肝要だ。草が伸びるまで休んではいられないぞ。

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


半夏生 折り返し地点で 真逡巡

2013年07月02日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方は、はじめ晴れていたが、夕方からは湿った空気の影響で雲が広がり、夜は雨の降る予想らしい。気温は23度から29度。湿度は87%から65%、風邪は1mから4mの南南東の風が・・・。

 

 さて、今日7月2日は今年のど真ん中の折り返し地点ということになるらしい。で、一般的には「半夏生」という。半夏生というのは雑説の一つで、半夏(烏柄杓[からすびしゃく])が生える頃。元々は夏至から数えて11日目の日だったが、現在では、天球上の黄経100度の点を太陽が通過する瞬間(を含む日)という定義になっている。両者はほぼ同じ日であり、毎年7月2日頃となる。

 

 この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防ぎ、この日に採った野菜は食べてはいけないとされた。一般的には「梅雨明け」を示す指標の一つであり、地方によっては植えられた稲の苗がよく根付くくようにとタコを食べる風習が存在する(タコの脚を根に見立てて、丈夫な根が付くように、という意味である)。「はてなキーワード」より

 

 一方、讃岐地方では、7月2日がうどんの日になっている。これは昔、讃岐の国では半夏生の日に農家の人が、田植えや麦刈りを手伝ってくれた人たちに、その年取れた麦でうどんをつくりふるまったことに由来する。香川県生麺事業協同組合が1980年に制定したもの。

 

 一方、こちらは「半夏生」という草で、半夏(カラスビシャク)という薬草が生えるころ(ハンゲショウ(カタシログサ)という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころとも)。葉っぱが半分白くなってくるので、「半化粧」というらしい。

 

 さて、まんのう町帆ノ山地区(旧仲南町)では今月14日に「ひまわりまつり」が行われるらしい。それでは・・・と、はるばると出かけたのだけれど、このようにチラホラと・・・。

 

 全くと言っていいほど咲いていない・・・。こりゃだめだ・・・。14日までに咲くんだろうか。

 

 仕方がないから、ここに行ってみた。満濃池は満水状態。これで当分は大丈夫。ここの水が、塩飽の本島や広島などに通水されているのは案外と知られていない。

 

 弘法大師が護摩を焚いたという「護摩壇」もすっかりと水に浸かっていた。

 

 ということで、今日はまんのう町吉野にある本格手打ち「木の崎うどん」。少し前までは、材木会社の敷地内にあったと思うが、旧道沿いにあったので、今度は国道脇に移転してきたものらしい。近年、瀬戸内海の現代アートで有名になった直島にも支店を出したらしい・・・。

 

 で、ここの名物らしい「温玉肉ぶっかけ小の冷たいん」をお願いした。380円だった。手打ち麺のごつごつしたうどんの上に、温泉たまごとお肉の煮込んだものが載っている。大根おろしとネギとレモンはフリートッピング。画像でもエッジが立っているのが見えると思う。

 

 まんのう町はうどんのふるさとだとか。弘法大師がうどんの知識を持って帰ったとか、空海の弟子がうどんの秘伝を伝えたとか・・・。ま、まんのう町には有名なうどん屋さんが多いが、私はそういうお店には・・・あまり興味がないし、第一、並ぶ、行列する、待つ・・・というのが大嫌いなのだ。こころの小さなお坊さんだ・・・・。

 

 ま、「讃岐人だから、並んでまでうどんを食べなくても・・・」という、太っ腹なところもあるのだけれど・・・。だから、私のテーマ-ミュージックは・・・「おなかの大きな王子さま」。

 

 今日の掲示板はこれ。偶然に見つけた掲示板。「命には所有権もなく価格もつけられないからこそ尊いのです」というもの。これまた、意表を突くような言葉。ググってみても出典も出拠もわからない。「いのち」の所有権とか、「いのち」の価格・・・というのは民事裁判を連想するんだけれど、この場合にはそういう話ではない。命の大きさとか、いのちの重さとか、いのちの形とか・・・、とにかく、そういうものではかることができないから、いのちって、尊いのだと思うし、それぞれに違っているからこそ、尊いものだと思う・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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