まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

永遠の 上り坂はない セミの声

2013年07月25日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は朝から26度超えで日中は36度超え。湿度は73%から52%で、暑くとも汗が噴き出すというほどでもなかった。風は1mから4mの東風。夏本番。

 

 あらかた和訳できた「廣島の墓」を印刷に掛かったら・・・案の定・・・トナー不足の紅いランプが点滅しはじめた。どうにかこうにか・・・255Pは印刷し終わったが、分厚い本になった。

 

 しかしのかかし、グラハムさんも根気があるなぁ・・・。255Pの論文を仕上げるなんて、それもまだ、第一版、バージョン1だ。これに修正・追加をしていけば300Pを超えるかも。

 

 私の「英国士官の墓」は、27P。一割程度の物だ。これだって、参考資料とか写真とかをつけて・・・27P。大いにグラハムさんの論文を参考にしてリライト、書き直してみるか。でも、洋式の論文形式は参考になった。

 

 午前中・・・NHKラジオの「夏休みこども科学電話相談」を聞いていた。毎年同じ質問の出る定番の疑問もあるが、新時代の「放射能」に関する質問も多かった。でも、全体的に、頭でっかちの子供が多くなったなぁと思った。テレビやインターネットで情報を得てはいるが、実際のものごとを知らない・・・・みたいな。

 

 「朝顔はなぜ南向きに咲くのですか」という質問でも、「トマトはなぜ赤くなるのですか」という質問でも、生物の基本がわかっていないなぁと思う。生物はタネを作って育てて、子孫を残す・・・という根本を学んでいない。「雑草はなぜ、種を蒔かないのに生えるのですか」という質問を、私らが子供の頃にしただろうか・・・。

 

 ということで、今日の朝昼兼用のおうどんはここになった。東かがわ市白鳥(しろとり)にある「ほそかわ」という一般店。ぶっかけうどんがおいしいお店。

 

 ここに来たらこれだろう・・ということで、「チクワの磯辺揚げ・ぶっかけうどん」で450円。麺は手打ちのソフトな麺で上品な味。磯辺揚げだってそんなにかわりはない。ただ、このぶっかけ出汁がひと味違う。

 

 もちろん、普通のかけうどんやきつねうどんもあって、それにちくわの磯辺揚げを載せたらそれなりにおいしい・・・。でも、ここのオススメはぶっかけだ。

 

 これをなんと言うか・・・。このあたりでは「こらきび」という。「高麗黍:こうらいきび」の略称やと思う。小豆島では「ナンバ」というそうだ。「南蛮黍:なんばんきび」のなまったもの。ちなみに、さぬき市で「なんば」というと「いちじく」のことを言う。

 

 で・・・普通には「とうもろこし」と言うんだったか・・。「唐唐:とう+もろこし」ってことかな。ウィキペディアでも明確な説明はなかった。「とうきび*唐黍」くらいなもので、「もろこし」の説明がない。「もろこし=唐」は古い言葉だからだろうか。

 

 今日の掲示板はこれ。「目の前の苦しみに負けるな!! 近くにあるほど苦しいいつか過ぎて行くから 永遠の登り坂など無い」というもの。最後の「永遠の上り坂など無い」というのが効いている。本当に苦しい時には、登っても登っても・・・いくら登っても下り坂にでないことがある。どれほど登っていくんだろうかと思うほど登っていくときがある。でも、下り坂のない上り坂はない。永遠の上り坂などない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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