まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

夏めいて 旅の衣を 洗う朝

2013年07月19日 | 時にはぼぉっ~とする時

 

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れていた。明日も引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。気温は24度から31度、湿度は84%から52%。風は1mから2m。すっかりと夏らしくなってきた。

 

 昨夜は三男の「たっくん」がやってきて宴会になった。生ビール6リットルがあっという間に空っぽになった。おかげで今日はしんどい一日に・・。研修の疲れと旅の疲れも混ざったのかも知れない。

 

 今年のお寺関係のお仕事は終わった。2月と7月の研修が終わり、興正学会での発表と、真宗公論への論文提出、六月の安居にも行ってきたし・・。あとは夏休みの自由研究の「讃岐に於ける古代寺院と廃寺跡」についての研究と、「讃岐に於ける法然上人の足跡調査」を、夏休みから秋・冬にかけて・・・。夏場は資料収集。

 

 昨日の輪袈裟と略袈裟の違いについて、少しばかり補足説明。これが本来の輪袈裟。全くの輪になったもの。一般的に、首からかけるものを「輪袈裟」と呼んでいるが、正式にはこれが輪袈裟。

 

 これは正式な「五条袈裟」。上の太い幅布が「大威儀」と言って左肩にかけるもの。左上の細い紐を「小威儀」という。これで袋状に結んでいる。これを折りたたんだものを「畳袈裟」というが、それをさらに略したものが「略袈裟」。

 

 これが「略袈裟」。つまり、五条袈裟を小さく折りたたんだもの。

 

 胸に当たる部分に紐状に巻いて織ってあるものが「大威儀」。下部に細い紐を結んだものが「小威儀」である。

 

 本山から送られた記念品には名前が入っている。

 

 だから、これが五条袈裟の代用品ということになる。この小威儀が細い紐になっているものは「式章」と呼んでいる。総代式章、寺族式章、坊守式章などがある。

 

 ということで、久々にさぬきうどん。体力的に近くのセルフのうどん屋さん、「まるたけ」に行った。車で五分ほどのところ。

 

 ここは安くて早くておいしい・・・と思う。麺が細くてなめらか。

 

 夏場ばの胃にやさしいおうどんということで、「おろしぶっかけうどん小」の冷やで、240円。天かす・ネギ・おろししょうがはフリートッピング。ああ、やっぱり・・うどんやなぁ・・という気分。

 

 大きなお仕事が終わった・・・ということで、今日はのんびりと昼寝なんぞをしてしまった。そそ・・、昨日の「かんわ」って、どんな字でしょうか・・ということだったが、丁寧に調べてくれた人がいて、「款話:かんわ」という字らしい。これで、「とりとめのない話」という意味なんだそうだ。それを食事の前に話すのか・・・という事にもなるのだが・・。

 

 みんなは、「簡話」ということで、一言、話してきたように思う。

 

 今日の掲示板はこれ。「来る日も来る日も同じ事を繰り返しながら、違う結果を期待するのは、正気の沙汰とは思えない。」というもの。名言セラピーという本からの引用。いつもと違う道を通ってみよう。いつもやっている事をやっていれば、いつも手に入るものしか手に入らない。いつもと違う方向に走ってみよう。いつもやっている事を見ていれば、いつも見慣れたものしか目に入らない。

 

じゃぁ、また、明日、きっと、会えるといいね。


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