まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

たなばたの 笹を流して 風を待つ

2013年07月09日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて晴れている。気温は24度から33度、湿度は89%から61%。風は1mから2mの微風で南風。

 

 朝方、英国からメールが届いてファイルを送るから・・・というので、英語だらけの画面に苦労しながらダウンロードしたら・・255ページもの長論文が・・・。当然ながら英語ばかりだ。

 

 そのpdfファイルをワード文章にしたら、なんとかなるかなぁとやってみたけれど、日本語にはならなかった。そういうことで・・10時過ぎまでかかってしまった。

 

 今日も暑いのに「ハイジ」探し・・・。我が家に籠もっていてもエアコンが回りっぱなしだしと思って出かけたが、「来てみれば森には森の暑さかな」で、どこに行っても暑い・・・。

 

 今日はさぬき市寒川町の石井地区にやってきた。ここにも「廃寺」があるというので探してみたがわからない。近所のおばちゃまに訊いても「さあぁ~・・」というお返事。「じゃぁ、公民館はどこ?」と訊くと、「あ、うちの裏手。そこを右にまがってすぐ・・・」。

 

 おばちゃま・・・ありますよ、看板が・・・。お宅のすぐ裏手が「石井廃寺跡」ですよ。看板の横にある平たい石が塔の礎石。

 

 この丸い穴に五重塔の芯柱が載っていたという。これも白鳳時代の古代寺院の跡。

 

 これがお寺に使われていた軒平瓦。早い時代から、この地が栄えていたという証し。瓦職人も大工職人も都からやってきたというのだから、すごい権力者がいたものだ。

 

  ものはついでだからと、さぬき市寒川図書館に寄って、そこに展示してあった瓦なんぞを写してきたし、貸し出し券の手続きをして「寒川町史」というものを借りてきた。

 

 続いて、さぬき市歴史民俗資料館で、「下り松廃寺」の瓦や鐘楼の礎石を拝見してきた。

 

 ほんのりと丸く刻まれたくぼみが見えるだろうか・・。鐘撞き堂の基礎石らしい。

 

 ここは現地の跡・・・というものはない。私が子供の頃には表札というか立て札というかが立っていたような記憶があるのだが、今は完全に宅地になってしまっている。

 

 ということで、今日のお昼はここになった。さぬき市大川町富田東にある「手打ちうどんまるたけ」 こういう暑さでは遠くまで出かける元気も出ないというもの。

 

 で、いつもながらのわかめうどん。いまさら、髪が黒くなるっていう訳でもないのだが・・・。これで240円。このあたりでは一番安いわかめうどん。

 

 今日の掲示板はこれ。「いがみ合うとおがみ合う 一字違いの大違い」というもの。確かに・・・いがみ合うと拝み合うでは大きな違い。いがみ合うのは簡単だけれど、おがみ合うのは難しいね・・・。心して、拝み合うことができればいいのだけれど・・・。最近はどんなニュースを見ても、いがみ合うことばかりで、おがみ合う話を見たことがない。これから選挙も中盤戦。暑さも始まったばかり・・・。いがみ合うことが多くなりそうな気がする。でも、私達は・・「おがみ合う」毎日を送りたいもの。

 

じゃぁ、また、明日、合えるといいね。


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