さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れており、気温は24度から32度。湿度は90%から67%と高温多湿で暑い一日になった。風は1mから3m。
本日11時に、九州、四国、中国、近畿、東海は梅雨明けしたとみられると各気象台から発表があった。四国の梅雨明けは、平年(7月18日ごろ)より10日早く、昨年(7月17日ごろ)より9日早いという。梅雨に入っても梅雨らしくなく、梅雨が明けても梅雨明けらしくない今年の梅雨の天候である。
それでは・・・ということで、引き籠もりから脱出せねば・・というので、ハイジ探しに出かけることにした。
「ハイジ・・・」というても、あの「ハイジ」ではない。
これが「白鳥(しろとり)廃寺跡」という遺跡。向こうの工事現場は「国道11号線バイパス工事」だとか。
こういう瓦とか螺髪(らほつ)とかいうものが出土したらしい。これらから、奈良時代前期ころの古いお寺跡らしい。
螺髪というのは仏像の頭の、パンチパーマみたいな髪の毛が巻き上がったもの。この大きさからすると高さ3メートルばかりの仏像だと考えられるとのこと。
次に向かったのがさぬき市寒川町にある「極楽廃寺跡」という遺跡。ここも奈良時代前期ころの白鳳時代のものらしいとのこと。
ここに刻まれているように、ここは正式には「極楽寺跡」というものらしい。ここからさぬき市鴨部(かべ)という場所に移転され、さらに長尾町に移転されて現在も「極楽寺」として継続されているので「廃寺」にはならないのだとか・・・。
これが発掘された軒先丸瓦。
しかし、あんまりにも暑いもので早々に調査はやめた。
さぬき市志度にある「讃岐うどん根っこ志度店」に寄ってみた。ここも早くから開店しているんで、並ばずに食べられるのがうれしい。
で、今日は「肉温玉ぶかけ小の冷や」をお願いした。300円だった。ま、ありがたいことだといただいた。肉が少々・・・硬いかなぁとは思ったが、個人的な感想かもしれない。
11時を過ぎると、ぼちぼちとお客が入ってくるようになった。
今日の掲示板はこれ。「姿より香りに生きる花もある」というもの。町内の善楽寺さんにあったお言葉。花の姿は目に見えても 香りは見えない。花の姿は匂えないけれど、香りは匂える。まったく人間さまも同じような事で、見栄えや見栄で飾り立てる人もあれば、見栄えはぱっとしないが人間くさく生きる人もある。
これは「ラフレシア」という世界最大の花。これはにおいが特殊な臭いで、種を運んでくれる動物を探すという。花は自分では動けないから、花の色や臭いで送粉昆虫や虫を呼び寄せる。花も生きるためにさまざまな知恵を持っているが、私達も自分のにおいで生きるのもいいものかも知れない。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。