まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

梅雨明けて 日々の怠惰を 叱られる

2013年07月08日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、高気圧に覆われて概ね晴れており、気温は24度から32度。湿度は90%から67%と高温多湿で暑い一日になった。風は1mから3m。

 

 本日11時に、九州、四国、中国、近畿、東海は梅雨明けしたとみられると各気象台から発表があった。四国の梅雨明けは、平年(7月18日ごろ)より10日早く、昨年(7月17日ごろ)より9日早いという。梅雨に入っても梅雨らしくなく、梅雨が明けても梅雨明けらしくない今年の梅雨の天候である。

 

 それでは・・・ということで、引き籠もりから脱出せねば・・というので、ハイジ探しに出かけることにした。

 

 「ハイジ・・・」というても、あの「ハイジ」ではない。

 

 これが「白鳥(しろとり)廃寺跡」という遺跡。向こうの工事現場は「国道11号線バイパス工事」だとか。

 

 こういう瓦とか螺髪(らほつ)とかいうものが出土したらしい。これらから、奈良時代前期ころの古いお寺跡らしい。

 

  螺髪というのは仏像の頭の、パンチパーマみたいな髪の毛が巻き上がったもの。この大きさからすると高さ3メートルばかりの仏像だと考えられるとのこと。

 

 次に向かったのがさぬき市寒川町にある「極楽廃寺跡」という遺跡。ここも奈良時代前期ころの白鳳時代のものらしいとのこと。

 

 ここに刻まれているように、ここは正式には「極楽寺跡」というものらしい。ここからさぬき市鴨部(かべ)という場所に移転され、さらに長尾町に移転されて現在も「極楽寺」として継続されているので「廃寺」にはならないのだとか・・・。

 

 これが発掘された軒先丸瓦。

 

 しかし、あんまりにも暑いもので早々に調査はやめた。

 

 さぬき市志度にある「讃岐うどん根っこ志度店」に寄ってみた。ここも早くから開店しているんで、並ばずに食べられるのがうれしい。

 

 で、今日は「肉温玉ぶかけ小の冷や」をお願いした。300円だった。ま、ありがたいことだといただいた。肉が少々・・・硬いかなぁとは思ったが、個人的な感想かもしれない。

 

 11時を過ぎると、ぼちぼちとお客が入ってくるようになった。

 

 今日の掲示板はこれ。「姿より香りに生きる花もある」というもの。町内の善楽寺さんにあったお言葉。花の姿は目に見えても 香りは見えない。花の姿は匂えないけれど、香りは匂える。まったく人間さまも同じような事で、見栄えや見栄で飾り立てる人もあれば、見栄えはぱっとしないが人間くさく生きる人もある。

 

 これは「ラフレシア」という世界最大の花。これはにおいが特殊な臭いで、種を運んでくれる動物を探すという。花は自分では動けないから、花の色や臭いで送粉昆虫や虫を呼び寄せる。花も生きるためにさまざまな知恵を持っているが、私達も自分のにおいで生きるのもいいものかも知れない。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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