まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

独り寝の 今夜の客は 松虫か

2014年09月16日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていたが、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がってきた。一時、雨の降っていた所もあった。気温は20度から28度、湿度は92%から60%。風は3mから1mも北北東の風が少し。明日の17日は、引き続き高気圧に覆われて概ね晴れる見込みらしい。

 

 朝方は涼しいなぁと思ったけれど、8時を過ぎるとぐんぐんと気温が上昇して27度までに上がった。だから、涼しい間にお出かけをしようと、今日は東かがわ市に出掛けてみた。

 

 ここは、東かがわ市丹生(にぶ)大谷というところにある「姿見の井戸」という史跡。その奥の正面には「姿明神」という神社がある。

 

 この地の出身だといわれる磯野禅尼の娘が義経の愛妾、静御前だといい、絶世の美女がその姿を井戸の水に映して化粧したという。その割に、小さな水たまりである。

 

 その標柱も根本から腐って折れて倒れていた。

 

 一方、こちらは、小磯という集落にある「史跡靜屋敷跡」、静御前の母・磯野禅尼 出生の地とされるところ。都から逃げてきた母磯野禅師と静御前はこの生家にたどり着いたが、軒は崩れ、柱は腐っているような小屋のような建物だった。そこでしばらく静養したが、靜の容態は優れず、今の遍路のように屋島合戦で亡くなった多くの人たちを慰めるために旅立って行ったという。

 

 これが小磯の海である。都から淡路へ渡り、淡路からこの小磯に舟で帰ってきたのだと伝えられている。

 

 さて、昼前に、amazonから荷物が届いた。昨日の朝に注文したのに、早くもその品物が届いたのだ。

 

 中身は植松三十里先生の「リタとマッサン」の本と、「黒曜石」という品物。これは、パワーポイントを使ってのプレゼンテーション時に、画面を切り替える「ポインター」というもの。これで画面を送ったり戻したりするもの。これまでは、ワイヤレス・マウスでポインター代わりに使っていたが、どうにも不便なもので、これを注文した。

 

こうして、指輪のようにして画面を切り替えるか、

 

 レーザーポインターに装着して使うかする。長い講演会などにはこれが便利かなと思って。

 

 お昼を過ぎると気温は28度にも上昇した。さすがにセミも一時、大きな声で鳴いていたが、15時を過ぎると聞こえなくなった。

 

 今日の掲示板はこれ。「みようみまねで合わす手に やどるすなおな菩提心」というもの。人生歩けばデコボコ道さ。だから要るんだ、心の杖が。見よう見まねで合わす手に、やどるすなおな菩提心。そういえば、幼い子供は、みよう見真似で小さな手を合わせたりするもの。それにどんな意味があるのか、なぜそうなるのか知らないままに両の手を合わせている。それでいながら、そこには不思議なほど仏さまの世界との一体感が感じられたりする。言い方をかえれば、大人より子供たちの合掌の姿の方がずっと絵になると言うもの。子供は純粋無垢という点で私たちより仏さまの世界に近いのではないのだろうか。

 

じゃぁ、また、明日、合えるといいね。



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2 コメント

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Unknown (はるさん)
2014-09-16 21:01:32
最近おうどん、どうしました
食べてくださいね。
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re:金銭感覚 (まほろば)
2014-09-16 21:09:32
奇数月は年金がないので、黙々と、頂き物のそうめんを食べて糊口をしのいでおります。
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