まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

春の雨見えぬ諸仏を濡らすまま

2021年03月05日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は、低気圧や湿った空気の影響で概ね曇り、雨の降っている所があった。気温は10.9度から14.2度、湿度は86%から90%、風は6mから1mの東北東の風が一時は強かった。明日の6日のさぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇るけれど、夜は晴れるらしい。

 

 101/57/77 36.2c-96% 62.6Kg 20.5c-44%-1023hPa 体調に変わりはない。

 

 朝から雨なので、図書館で借りてきた「長尾町史」から年表を参考にしながら「大窪寺年表」というものを作ってみようと思い立った。

 

 いろんなできごとがあるのだけれど、それがこんがらがってしまうので、できごとを整理する意味での年表作りである。

 

 凝り性ではないのだけれど、こうでもしないと、物事がこんがらがって、何が何やらわからなくなってしまうからなのだ。

 

 すると、奥方が、「蕗味噌ができたけど・・」というので味見をさせてもらったが、なかなかにいい味になっている。でも、そのあとがいけない。

 

 「ねぇねぇ~ビデオちゃん。甘納豆のお店に連れて行ってよ~」というのである。そのお店というのが、高松市香川町の東谷(ひがしたに)という、香川県指定無形民俗文化財の農村歌舞伎が江戸時代から残る山間集落で、そんな農村の美しい田んぼの風景を縫うように道を進むと、煙突のでた小さな小屋がぽつんと建っており、ほのかに甘い香りが漂っている。

 

 『村瀬食品』さんは、自家栽培の豆類や鳴門金時からつくる甘納豆の専門店で、添加剤や防腐剤を使わずに、昔ながらの製法でつくられており、昔からのファンも多く、初秋から営業がはじまると遠方から車で購入しにお客さんがやって来るという。

 

 私らの前後にも、何台か車が出たり入ったりしているが、駐車場は狭いし、お店の中も狭くて二三人でいっぱいになる。

 

 東谷から塩江街道に出て、「道の駅しおのえ」でトイレ休憩。奥方は産直市場に急行。何やら野菜を買ったらしい。

 

 その後、「あんた一人で行ってはあかんでしょ」ということで、再び、樺川ダムを案内することになった。もう、だいぶ、水がたまっている。

 

 このあたりは深い谷であったように思うが、こんなものか。流木やゴミがたまらないようにお掃除をやっている。

 

 「こんな山奥へ行っても食べるとこはないわよ」というので、ここに連れて行った。ここも知る人ぞ知るお店なのだが、初めての人は戸惑うお店。あんまりきれいなお店ではない。

 

 奥方は「かやくうどん」を注文した。いまどき、「かやくうどん」というのも珍しい。私はわかめうどんにした。どちらも400円だった。奥方はおいしいおいしいを連発。私はそんなにも感じないのだけれど。

 

 今日の走ったコース。高松市香川町東谷の村瀬食品から塩江町の道の駅、樺川ダム、阿讃亭のうどん屋から大窪寺経由で我が家に戻ってきた。我が家を10時に出て、戻ったのが13時だった。奥方は大満足で高いびきでお昼寝中。

 

 今日の掲示板はこれ。「苦しいのは自分を中心にしているからだ」というもの。いつもお世話になっている赤松先生のお寺の掲示板から。平野修先生(真宗大谷派明証寺住職)の言葉である。平野先生は、1943年(昭和18年)石川県に生まれる。大谷大学大学院博士課程修了。九州大谷短期大学教授。石川県松任市(現白山市) 真宗大谷派明証寺住職。1995年9月27日示寂。著書に 『浄土の問題ー世界と聚りー』(金沢教区教化委員会)、 『鬼神からの解放ー化身土巻ー』(上・下)(難波別院)、 『浄土論註講義ー論註の基礎ー』(一・二)(六道会)、 『民衆の中の親鸞』(東本願寺)『教行信証に学ぶ』(東本願寺)など多数がある。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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