まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

静けさを 春の寒さと 言ってみる

2019年02月17日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は4度から9.9度、湿度は82%から64%、風は1mから3mの西の風が少しばかり。明日の18日は、引き続き高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 122/70-67 36.3c-97% 61.6Kg 1018hPa,8c,62% 体調は安定している。肩の痛みも耳の詰まりも目のかすみも落ち着いてきた。

 

 今日はさぬき市防災講演会がさぬき市役所本館で行われるというので、民生委員として参加してきた。

 

 今日のテーマはこういう「後方支援」というお話だった。遠野市は宮古市、釜石市、陸前高田という沿岸部と、内陸部の花巻市や盛岡市などの中間地点として古くから後方支援をやってきた歴史があるらしい。

 

 ま、こういう遠野市婦人団体協議会の会長さんが後方支援として「炊き出し」事業を29日間で14万個のおにぎりを延べ二千人で行った・・・というお話だった。何もないところから、自分ちのお米や醤油や塩なんぞを持ち寄って、避難された方に食事を提供するというお仕事のお話。朝がすんだらすぐにお昼、それが終われば夕食になる。おにぎりだけじゃない・・・という苦労のお話だった。

 

 合間にはパワポに変わって映像が流される。津波の迫る状況や津波の去った後の惨状・・・や、救出訓練の様子やそのときの炊き出しの様子など。

 

 災害が起きると、すぐさま救助だボランティアだと言われるけれど、その裏にはこうした後方支援も大切なことだと知らされた。そのための訓練や備蓄や協力し合う体制作りなどの重要さも学んだ。

 

 午後からは、相変わらずの道標調査のまとめ作業。志度寺から出発して五里、20Kmを歩いてようやくに大窪寺に着いた。大窪寺大師堂前の六十六部供養塔でひとまず完結。

 

 後書きも書き終えて本の体裁はまとまった。

 

 本はこのような形になる。

 

 表紙をつければ本ができあがった。今度は、この後ろに「二部」として、「丁石」をまとめて整理していく。休みながらだけれど、地道にコツコツと・・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「それもこれも みんな当たり前だと思った時から 私の不幸は始まる」というもの。いつもお世話になっている町内の善楽寺さんの掲示板から。

自分の今の幸運を、
当たり前と思った時に、
不運は始まる。

自分と付き合ってくれている人が、心優しい。
そのことを当たり前と思った時に、
不幸は始まる。

気がついた時には、
酷い人に囲まれている。

自分のことを良くしてくれる人がいる。
それで図に乗った時に、
地獄の入り口にきている。

一度去ったその人は、もう戻らない。
なぜなら、
その人は、さる前に、できる事を精一杯しているから。

(加藤諦三 金のたまごを生むから)

 ※図に乗るの「」とは、仏教の法会などで僧が唱える声楽『声明(しょうみょう)』の転調のこと。調子に乗るという意味。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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