まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

振り向けば 思い思いの 花しょうぶ

2018年05月31日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、気圧の谷や湿った空気の影響で曇り、夜のはじめ頃にかけて雨や雷雨となる所があるらしい。気温は19.3度から24.0度、湿度は96%から71%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の6月1日は、高気圧に覆われて晴れる見込みらしい。

 

 昨日に購入したスーパーの商品券。これに添える口上というか挨拶文を考えて、プリンターで印刷して、宛名を封筒にも印刷して・・・という事務作業を朝方にはやっていた。文章にすれば簡単なのだが、メインのノートPCを入れ替えたものだから、アプリが違う、様式が違う、手順が違うなんぞで、へとまとちなことをやっていた。

 

 で、この前の火曜日に、渡邊会長からのオーダーで、早くも来年三月のイベントの準備である。今年は雨で中止になった、「柴燈大護摩供養 in 大窪寺」のリベンジで、来年3月21日に予定せよというオーダー。その「キャッチ」を考えろ・・・という注文である。

 

 来年は、この右下あたりにある「細川家住宅」のすぐ下にあるバス停「牧場口」にある60丁石からのスタートの予定。

 

 これは、「ぼくじょうぐち」と読む。さぬき市のコミュニティ・バスに乗って、ここで下車して集合。ここから歩き出すプラン。

 

 すぐそばにある「六十丁」の丁石である。一丁は109mだから、ここから大窪寺までは、6,540m、約6.5Kmという計算になる。普通、人は1時間に4Km歩くとされているから、2時間もあれば大窪寺に到着できるという計算。おうどんを食べてから、大護摩供養を拝観して、火渡りなんぞを体験してもらうプラン。

 

 途中にある、へんろ墓とか「御接待壱萬五千人所」の石碑なんぞも見学する。

 

 その、キャッチコピーをどうするかを、大窪寺ガイド班で決めてもらう予定。今日は、その下準備というわけ。

 

 で、途中の竹藪でみつけてきた「破竹:ハチク」である。今年はタケノコには出会わずに過ぎてしまうのかと思っていたが、思わぬところに生えていた。昔、よく歩いた山中の竹藪だった。もう、ここの住人はなくなって久しい・・・。

 

 それを早速に解体する。一枚、一枚と皮はむかない。一気に半分に切って、カワハギをしてしまう。

 

 そして、すぐさまお鍋に入れて湯がいてしまう。あとの調理は奥方にお任せ。

 

 こうして、大きな鍋に二杯も。湯がいたものは冷凍しておけばいつでも食べられる。

 

 これまた、若い頃から目をつけていた「シャシャブ」の実。時期的に遅かったり早かったりで、なかなかに口には入らなかったが、今年は少し遅いのかも。

 

 さて、奥方は、こんなもの食べるだろうか・・・。酸っぱさと苦さと甘さが懐かしい味なのだが・・。

 

 今日の掲示板はこれ。「自分は正しい 自分は賢いというところに立っている これが人間の迷いのもとです」今日の掲示板はこれ。いつもの赤松先生のお寺にあった言葉から。私たちは「迷い」と聞くと、右に行ったら良いのか、左に行ったら良いのかと迷っている様をイメージしがち。しかし、仏教 における「迷い」とは、「こうに違 いない」「こうあるべきだ」という「思いこみ」のことを指すのである。思いこんでいる時に、その思いこみに気付くことはないし、気付かないからこそ「思い こむ」というのであろう。その思い込みをやめることはできない私たちだが、そのことに気づくことが大切だというているのである。迷いを断ち切ったりはでき ないが、その迷いに気づくことが大切だというのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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