まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

あやめ咲く 農家ぽつんと 眠りこけ

2018年05月22日 | 観光ガイド的日常

 さぬき市地方は、瀬戸内側の東部を中心に高気圧に覆われて晴れていたが、湿った空気の影響で夕方からは曇ってきた。気温は15.9度から23.3度、湿度は86%から57%、風は1mから4mの東北東の風が少しばかり。明日の23日は、前線が四国付近を通過するため朝から夕方にかけて雨が降る見込みらしい。

 

 県立病院のショーボブ姐さん看護師から、「動きすぎない」「働きすぎない」「予定を詰め込まない」と厳命されているのだけれど、性分だからじっとしてられない。

 

 ということで、今日は火曜日だからと前山出勤をしてみた。ま、今日は5時前に起きたものだから、あれこれあれこれとお仕事はやったのだけれど。時間が来れば、やっぱり前山に心が動く・・・。

 

 私たちは、俵札というものを調べている。俵状のワラの袋に詰め込まれた古い紙切れの調査である。それの第一弾の田淵家は私が片付けた。今は、「飯田家」のものをまとめていたが、いよいよ印刷段階に回す打合せ中。手前のスーツ姿が印刷屋さん。

 

 私たちは、先月の総会資料を参加しなかった会員さんに郵送するお仕事。先週は、この封筒の印刷に、ああでもない、こうでもないと大騒ぎしたのだが、今日は、その封筒に資料を三つ折りにして封筒詰めする作業をやっていた。

 

 その途中で、香川側は大川バスがあるが、徳島側に行きたいのだけれど・・というお遍路さんがいた。さて、そう言われると、徳島方面へのバスなんぞ見たことがない。そこで、早めに切り上げて、現地に行ってみた。「現地に行こう・現物にさわろう」である。

 

 で、現地に行ってみると、こんな看板が立っていた。「市場バス」・・・なんて、聞いたことがないし、見たこともない。すると、その下に、

 

 こんな張り紙がしてあった。タクシー屋さんが、この路線を引き継いでいるらしいが、果たして、お客さんてあるのじゃろうかと首をかしげるばかりじゃった。

 

 帰りに、我が家の旧宅に寄ってみたら、誰かがお墓の草刈りをやってくれている。昨日、三男の家に行ったけれど、そういう話は出なかったので三男ではない。では、二男の「よっくん」だろうか。

 

 旧宅方面の草も刈り払ってあった。元気があるなぁと感心した。私だと二日も三日もかかる広さなのに・・・。

 

 さて、朝の暗いうちから起き出して印刷しておいた「病床日記」。香川医大の看護師さん三人と、県立病院の看護師さん三人用の論文集と病床日記をまとめたもの。あれこれ、修正したいところもあったのだけれど、お約束の日時を大きく過ぎているもので、「とりあえず版」を送ることにした。

 

 あんまり遅くなってしまうと、私のことなんぞ忘れてしまって、なんの感慨もなくなってしまっても無意味だし。お約束の日から二ヶ月にもなろうとしているから、早急に送っておかないとゴミになってしまいそう。

 

 明日の午前中にでも香川医大に向けて発送しておくことにしよう。お昼前には歯医者さんで歯の修理があるし。県立病院は24日に予約診察があるので、その前にナース・ステーションに配達しておくことにしよう。

 

 今日の掲示板はこれ。いつもの赤松先生のお寺の掲示板にあったもの。「救いとは どうにかなって ではなく 今がいただけることである」というもので、少しばかり難解そう・・・。朝日新聞の「声」の欄に、73歳の男性の方が「『死』を考えて今日を生きる」、続いて4月4日付には41歳の男性の方が「残りの人生を大切に生きる」という投書が載っていた。いずれも、死すべき自分であるという自覚から、自分に残された人生を美しく、よりよく生きていこうという内容のものだった。しかし、やがては死すべき自分であると自覚することは、なかなか難しいことだ。きっと明日もあると思うから、大切なことを後廻しにして人生を終わるもの。でも、明日があるとは限らない。それが本当にわかったら、じっとなんぞしては居られない。「今」が真剣勝負だ。人生は、「今」の連続なのだ。明日ありともわからぬ身であるからこそ、一瞬一瞬「今」を精一杯、大切に生きることなのだ。そこに、いつ命が終わっても完全燃焼の人生がある。しかしのかかし、その「今」を自覚するのは、「死」ということを通してしかわからぬもの。念仏の「念」はそういう「今の心」なのだという。やっぱり、少し難しいな・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。


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