まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

すれ違う 白木蓮の 狭い路地

2013年03月20日 | 自然ありのままに

 さぬき市地方では気圧の谷や前線の影響で雲が広がり、雨の降っている所があった。気温は11度から14度とほぼ変わりない一日。湿度は56%から80%。風は1mの微風・・・。

 

 昨夜は奥方のけいこばぁがお泊まり介護で不在・・・。ゆっくりと寝た積もりでも、朝の五時前から目が覚めてしまう。さっちゃんがいなくなってから、新聞もやめたから新聞配達のおじさんも来なくなった。

 

 今日は二十四節気のうちの春分の日。だから・・というて、何の予定もない。友人のお寺の永代経のご案内もあったけれど、そういう気分にもなれずに・・・朝から「法然さん研究」。図書館で借りてきたご本をスキャナーで読み取って行く作業・・・。それに専念していた。

 

 10時前になってけいこばぁが戻ってきたもので、大窪寺に行くことにした。子供の頃から、お彼岸の中日には、この大窪寺に行くものとされていた。当時のことだから、50円か100円のお小遣いをもらって、大窪寺に行って露店のくじ引きやらおもちゃ売り場をのぞくのが最大のよろこびみたいなものだった。

 

 でも、今日はそんなことじゃない。お花の花材にと、山にあるお花を探しに行った訳だ。なんだかんだのと云うたけれど、ちんぷんかんぷんでお花の名前は覚えられない。

 

 これは・・・ピンクの馬酔木(あせび)らしい・・・。白は多く見かけるし、けいこばぁも採ったけれど。

 

 でも、最近の大窪寺にはそういう出店も露店もなくなって久しい。最近は、こういう「柴灯大護摩」とかいう山伏さんらの護摩供養が行われている。

 

 こういう派手な行事である。この中に、いろんな願いを書いた板を投げ込んで祈願するものらしい・・・。

 

 私らの目的はここだ。山門前にある「八十八庵:やそばあん」というおうどん屋さんに入って・・・。

 

 まずはおでんの注文から・・・という方が多い。けいこばぁもお豆腐とかを選んできたが・・・。

 

 こういうおうどんを注文をする。ここでは「打ち込みうどん」というが、野菜をどっさりと煮込んだお出汁の中におうどんが入っている・・・。これが寒い時期にはおいしいのだ・・・。

 

 「え・・・、おうどんか・・」と思いながら食べてみると、お出汁がおいしい・・・。「お、おうどん味、復活だぞ!」と嬉しくなったが、これが案外と量があって、夕食はほとんど何も食べずに・・・納豆と湯豆腐に缶ビール少しになった。まだまだ・・・完全復調にはほど遠そう・・・。

 

 そそ・・。お昼過ぎからは雨になった。夕方のぽちの散歩も雨の中だった。犬は雨でも平気だからいいね。それに手袋だ、雨傘だ、長靴だとも云わないし・・・。

 

 帰りに立ち寄った大川ダムの桜もこんな調子。この週末には桜の開花がみられそう。このあたりはまだまだ寒いのかも知れないね。

 

 今日の掲示板はこれ。「病は口から入り 災いは口から出る」というもの。中国の庶民のことわざ、つまり「俚諺」から採られたもので、わが国でも「口は禍のもと」とか「物いえば唇さむし」「きじも鳴かずば撃たれまい」など、いろいろなことわざがあり、口から出る禍についての注意を喚起している言葉が多い。

 いずれにしても、ひと言余分のことを言ったり、会議で激論になって、いわずもがなの発言をしたために、一生を台なしにするような失敗につながることがあるもの。思わずつぶやいたひと言が、相手の耳に入ってしまい怒りを買うこともあり、軽口がまともに受け取られて仲違いの原因になることもあったりする。病気にならないように、食物に注意するように、口をつつしみ禍をまねかぬようにしたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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