やさしい雨が好き

マリ(ポーリッシュ・ローランド・シープドッグ)はいなくなったけど、私のボンヤリ日記は続きます。

とうろう送り 2 

2011-08-23 21:23:38 | Weblog
21日 日曜日

朝から雨

こんな日に雨とは、いくら雨好きでも困る。

おまけに、朝、義父の遺影が倒れて、
祭壇が水びたしに・・・
気付くのが遅れたので畳まで濡れてしまったが、
どうにかごまかす。

10時前、マリの父ちゃんは住職の送迎。

雨の中、次々と親戚の方が来られる。

お客さまに挨拶もしないといけないし、
お茶とお菓子を出すだけで、アタフタする。
義妹と分担しておけばよかった・・・

親戚のおばちゃんも時々声をかけて教えてくれるが、
義母もいるので、ちょっと遠慮がちに言われる。

この家は、先祖代々のお墓の管理はしているものの、
本家ではないので、仏事は初めてに等しいし、
それに全て義父任せだった。

1時間ばかりの長いお経が終わり、
住職が電燈のついていた提灯をろうそくにしつらえ換える。

昔なら、ろうそくの火を灯した提灯を持って墓地に行くのだろうが、
火は玄関先で消し、卒塔婆を持って車で墓地、寺へ移動。

しかし、今回はひどい雨っだったので、
数名だけに行って貰い、

私は、また接待。

提灯を送り届け、皆が揃ってから、予約してあった会場へ移動した。

し、しかし、
雨の為、余裕があったはずの駐車場がいっぱいで、
なんと、うちの車だけが置けない!!!!

携帯や荷物を私が持ったまま、マリの父ちゃんは駐車場を探しに行ってしまった。
「先に始めてもらって!」と言われても、誰も始めないし・・・
お客様をさんざん待たせて、一時はどうしようかと思ったが、
何とか、来てくれて、挨拶もしてくれた。

その前にもタクシーがなかなか来なかったり、いろいろあって、1時間近く遅く始めた昼食会なのに、
3時前にはお開きになった。

私はその間、お土産の段取りや写真撮影も・・・

親戚の方ともう少し話したかった・・・
親戚を呼んでの義父の法要はこれが最後の予定だ。

長男の私たちが離れて暮らしているし、
今までも大勢の来客を呼ぶ事をしない家だったからだ。
今回も、義母はかなり抵抗があったみたいだ。

でも、私はもっといろんな親戚の方たちと話をし、
縁を深めたかったなと、ちらっと思った。

いや、ボロが出るから、このくらいでよかったんだ、きっと。

私はこの両親にすごく感謝していることがある。
嫁ぐと決まった時から、ずっと私の事を、名前にちゃん付けで呼んでくれた。
そのおかげか、初対面だったり、めったに会わない親戚の方たちが皆同じように呼んでくれる。
イントネーションが少し違うこの土地の温かみが伝わってくる。







とうろう送り 1

2011-08-23 21:11:47 | わんこ・どうぶつ
今回の帰省は、新盆にあたる、「とうろう送り」

実際には提灯に1カ月間、朝夕火を灯し(電燈)、とうろう送りの法要の後、お寺で焚き上げるらしい。

どんなものなのか、わけがわからないまま、

お寺さん(曹洞宗)に聞いて準備をした。

もちろん、主だってしてくれたのは、実家の近所にいる義妹

とりあえず、荷物を積み込み、

一人娘を預け、20日の朝、柳井港よりフェリーで出発。







ぽつぽつ雨が降り出した。