GSゲルマニウム原人の退屈な日々

見わたせば、気になることばかりなり・・

ブルースセッションでもどう?

十年一昔

2006年06月15日 08時29分14秒 | 徒然なるままに
タイムカプセル

うちの会社の入り口には10年前に、当社ビルのオーナーが創立90周年杵に作ったモニュメントが置いてある。で、これは台座の部分がタイムカプセルにしてあって、そのころの最先端の発明品に関する資料やミニチュア、実物が封じ込められていた訳だ。でもって今回100周年を迎えタイムカプセルを開けることになった。

これがまたおかしな事でね、作った時も特別式典もしなくていつの間にか出来てたって感じ、でもってたった10年で開けるタイムカプセルもどうかとは思うけれど、それはそれとして今回開けると成ったら作った会社の担当者がもう居ないとかで開け方がわからんだと!(アホか)だいたい作った時に10年後に開けるって決まっていたんだから簡単に開けられるようにしておくとかさ、設計図面に開け方の資料添付しとくってのが当たり前じゃない?な~んも無いのよ、どこからどう入れたとかの資料もない。

でもって開けるための作業を何処がやるかってのを入札したら、作った会社が一番高い!もうバカ丸出し。
ま、安いところに当然やってもらうわけだけどさ、どこかのネジをキュッキュってすれば開くって作り方じゃないから黒御影石かなんかをシール材で固めてる訳、それを剥がして開けるのだけれど、実は既にシールが劣化して中に外気や雨水がジャンじゃか入っちゃってるのさ。
だから開けたら、なかの骨組みは錆びまくってるし、でっかいシリカゲルを入れておいたケースも外気出入り自由な状態だから全く役立たず、でも、空気の流通は悪い訳でカビだらけの資料が出されたって事になった訳ね。

それにしたって、この10年目で開けるって、普通学校の卒業生イベントでタイムカプセルを開けるって時だってもう少し盛大にやるって言うのに、まぁ何も無し。このモニュメント作るのにだってさ寄付募ったりして企業に呼びかけてやってるはずなのに、ビル内の野次馬が集まったってだけのセレモニーだよ。

そんな訳だから出てきた物に黒カビがって解ったとたんに蜘蛛の子散らすように誰もいなくなっちゃった♪

なんか懐かしい10年前は新製品だったソニーのハイエイト・ハンディカムとか出てきたけど、いまじゃデジカムだものね、10年って結構な変化が技術的にはあるんだなぁ。
10年前のCGとかショボイ物ね~ウインドウズだって95でしょう、あんなに大騒ぎしたWIN95から10年かぁ……当時なんてHDD2ギガとかだものね、いまじゃOSすらへたすりゃ入らないジャン。

ところで、今回タイムカプセルを開けてみたんだけれど、中の物は詳しく見せてもらえなかったんだけどね、それなりにエアキャップとかで梱包してあった訳よ、ただ、一個だけ単に小ぶりの段ボール箱で運送屋の配達票も付いたままのが有った訳。で、票には「工具」って……まさか、このカプセルを開けるための工具ってことはないよね??
コメント (8)
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