虫くん魚くん

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

2016真夏の根室アメマス釣行② -初日イブニング-

2016-07-21 17:21:07 | ソルトフィッシング
釣行初日のイブニングに案内してくれたのは、根室でも有名な一級ポイント。

先ずは、ここからスタートです。


ここのところ、久しく御天道様が顔を出してくれなかったそうですが、この日は快晴。
この時期の根室にしては信じられない暖かさで、東京からやって来た私にとっては、最高のコンディションです。

絶好の釣り日和となってくれれば良いのですが…

時間は午後4時。
まさか、バスを降りて30分後にロッドを振れるとは思ってもいませんでした。


しかし、最高の雰囲気の中、ロッドを振り続けること1時間半。
2人のロッドに反応はありません。

私は、1年ぶりのヘビールアーのロングキャストで、既に筋肉痛。

すると、Iさんに小さなアタリが来たようです。
25cm程のミニサイズですが、立派な「アメマス」。

いいなぁ…
どうやら魚はいるようですね!

次は私の番だと気合が入りますが、ヒットしてきたのは再びIさんのロッド。
「今年は、こんなのしか釣れないんだよね…」とIさん。

これまた20cm程の可愛い「アメマス」ですが、口にがっちり針掛かりしています。
お腹はエサで“パンパン”   一体何を食べているのでしょうか…


開始から2時間が経過しましたが、依然私にはアタリすら来ません。

午後6時。
離れた場所で釣りをしていたIさんのロッドが再びしなっています。
すると、Iさんの口から「なにか変だと思ったら、きゅうりだ!」と。

この魚は「キュウリウオ」と呼ばれているそうで、確かにきゅうりの匂いがします。
それでも食べると美味しいのだとか…


珍しいものを見せてもらいました。

ところで、依然私にはアタリすらありません。
今年はヒットするパターンが違うのか…   まぁ、まだ先は長い。
ゆっくり、まったり行きましょう!

なんて、のん気なことを考えていると、再びIさんにヒット!
流石ですね!

今度は本命の「アメマス」のようです。
段々サイズが上がってきました。  35cmクラスの「アメマス」。


そうこうしている内に、辺りも暗くなってきました。
気が付けば午後7時。

中々感覚を取り戻せないまま、終了の時間を迎えます。
既に片付けモードに入っているIさんに「ラスト1投」と声をかけ、最後の1投に集中。

すると、最後の最後に、今日初めてのアタリ!
しかし、痛恨のフックオフ…

後ろで見ていたIさんから、「もうちょっと粘っていいよ!」と声をかけられ、これが本当に最後の1投。

ここで、な・なんとヒット!
最後の最後に、来ました!

暗闇の中、魚を確認すると、そいつは「キュウリウオ」でした。
“ガク”   確かにキュウリの匂いが…


初日のイブニングは「きゅうり1本」。

なんとも八百屋さんのような感じで終了となりました。

- 続く-