虫くん魚くん

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

北海道北見市 「山の水族館」に行きたい!

2014-09-19 00:38:17 | 水族館・動物園
サケ・マスが好きな方であれば一度は訪れてみたい水族館。
2012年にリニューアルされた北海道北見市にある「山の水族館」です。



根室でお世話になったIさん夫婦がここを訪れ、写真を送ってくれました。

実は、私も一度訪れたことがありますが、2012年リニューアル前のこと。
リニューアル後の「山の水族館」に是非行ってみたいと思っています。


ここの魅力は、なんといっても40匹も飼育されている「イトウ」。
半数にあたる20匹が1mクラスだとか…


泳いでいる「イトウ」は養殖物ではなく、実際に川で捕獲された天然物なんだそうです。


極力突起部分を排除したという楕円型の水槽で飼育されている「イトウ」は、ガラスに頭をぶつけて変形することもなく、鼻先が尖った美しい体型を維持しています。


もうひとつの目玉である、滝つぼをイメージして作られた水槽は、滝つぼの底から水面を見あげるような視点で魚達の泳いでいる姿を見ること出来ます。


この「イワナ」に似た魚は日本では北海道にしか生息していない固有種「オショロコマ」。


見た目のサイズからして、オショロコマの降海型である「ドリーバーデン」でしょうか…


北海道では「サクラマス」のほうがメジャーで、何故か寂しい感もある「ヤマメ」。


これは何というマスでしょうか…?

ヤマメとニジマスの両方の特徴を持っていますね。
稚魚の生存率が極めて低いとされる幻?の「ヤマメとニジマスの交雑種」なのでしょうか…?

その他、様々なサケ・マスの仲間を見ることが出来ます。

そして、何故か「ピラルクー」や「ピラニア」、古代魚である「ハイ魚」などの世界の熱帯淡水魚も飼育されているそうですが、個人的には「アークテックチャー」や「シートラウト」、「ブルトラウト」など、日本では見ることの出来ないサケ・マスの仲間を展示してもらいたいなぁ…

この綺麗な魚拓は古代魚「プロトプテルス・エチオピクス」。


北海道には、サケの遡上を観察できる「千歳サケのふるさと館」や「標津サーモン科学館」、そして「札幌豊平川サケ科学館」など、サケ・マスをメインにした水族館がいくつかあり、いつの日か全部廻ってみたいと思っています。