昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

今年初めての渓魚と出会った!

2011-03-26 21:30:45 | フライフィッシング
全国的に、ほとんどの河川で解禁を迎えた今月。

本来であれば、シーズン到来に心躍る時期なのですが、「東北地方太平洋沖地震」発生によって、そんな気持ちもどこかへ行ってしまいました。

浮かれたことを考えている場合ではありませんが、それでも「釣りキチ」にとっては、今が一年間で最も“熱い”時期。
巷ではガソリン不足によって、遠出も控えなければならない状況ですが、それでも“釣りに行きたい”気持ちを抑えきれません。

フライを巻きながら「近場でどこか無いかなぁ…」と考えていましたが、そういえば「あそこダメかなぁ…」
と以前から気になっていたポイントのことを思い出しました!

場所は秘密ですが、小さな支流に沢からの強い流れ込みがそそぐ場所。


先ずは流れ込みの中にドライフライを落としてみます。が…全く反応無し!
次にウエットフライにチェンジしてみますが、流れが早く、フライを上手く沈めることが出来ずに水面近くをフラフラ!
すると、ギラギラする水の中から凄いスピードで小さな黒い影がフライに向かってきました。

「来た!」

すかさずアワセを入れるとロッドが撓る間もなく“テラ・テラ・テラ”と金色の魚が顔を出してきました。
可愛い「ハヤ」です!

「いいじゃないですか…!」
外道でも魚が掛かるだけで嬉しかったりするのが自然のフィールド。

今度はボトム近くまでフライを落とすために、#16のニンフ(ビーズヘッド・フェザントニンフ)を上流側にキャストしてみることにします。

すると流れに乗ったラインが上流側へと戻されました。
「おっしゃ…来た!」

一体何が掛かったのか? ちょこっとドキドキしながらも、そいつは水面から中々顔を出してきません。
しばらくの間ファイトを楽しみ、手元に寄せてみると、35cm前後の「レインボートラウト」でした。

贅沢は言ってられません!
うれし~い! 今年一発目の「渓魚?」です!


このあと、同サイズをもう一本キャッチし、約1時間程度でしたが今日の釣りは終了。

次は、もう少し足を延ばして「岩魚かヤマメ」を狙ってみることにします。