昆虫と魚の標本

サラリーマンの昆虫採取とフィッシング日記

地球温暖化の影響? ここにも“ツマグロヒョウモン”

2009-08-23 10:34:31 | 昆虫採取
ここ数年、八ヶ岳周辺の“虫”が減少しているように感じます。

特に、蝶類は数もそうですが種類も減っているような…

そんな中、地球温暖化の影響か?こんなところにも“ツマグロヒョウモン”がいました。
ここは、標高1,500メートル前後の川上村十文字峠の駐車場。

沢山のヒョウモンチョウがとまっている花の「ド真ん中」に翅の先が黒い“ツマグロヒョウモン”がいます。
川上村周辺には沢山のヒョウモンチョウの仲間がいますが、他のヒョウモンチョウの生態に影響がでなければいいなぁ?と思う今日この頃…



※拡大写真

ツマグロヒョウモンは、もともと南西諸島に生息する温暖地域の蝶です。
こんな山の中で“ツマグロヒョウモン”を見るのは初めてです。

東京の武蔵野市では5・6年前?から定着し、いまでは普通に飛んでいますが、もともとは九州や沖縄などの温かい地域に生息していた蝶。
アカボシゴマダラとともに年々生息域を拡大しています。

※最近都内でも良く見かけるようになった“アカボシゴマダラ”