坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

ひげじいさんの話

2012-04-10 | レッスン室から
はじめてピアノのレッスンに通ってくる小さい人をレッスンするとき、
主教材として使うものの前に(あるいは体験レッスンの時に)
自己流の色々書いた物を渡します。

たいていの先生にも、そういうレシピがあると思いますが。

ムジカノーヴァに書かせていただいている「おとのかいだん」のような
簡単ドリルのようなものと、

全くピアノにさわった事がない子でもその場で「ピアノを弾いた気分」に
なれるような簡単ソング、もあります。

誰でも知っていて、5本の指を開いて鍵盤に置いたままで弾ける曲です。

「ちょうちょ」「メリーさんのひつじ」「ぶんぶんぶん」
それから、一番に使うのは


「ひげじいさん」

ドレミを覚えるにもちょうど良い

「ドドドド ドレミレドー」と弾けそうになかったら、

「ドドドド」と弾いて、あとは、「ドレミレド」と歌うだけでも
いいし。(これは、保育園や幼稚園で鍵盤ハーモニカで
弾く時によくやるパターン)


少しレッスンが進んできて、指がなれたら、

「ドレミレドー」まで弾いてもらえば、何回か何週か、
変化をつけながらくり返し使えます。

ドレミの楽譜を読むための練習にも使えるし

5本の指を動かすための練習にも使える、便利な曲です。




私の手元に、とある事情で「ひげじいさん」が かくれんぼしている
「ともだちになるために」=ピアノの発表会でいつも歌ったり、合奏したりする曲、
の連弾譜があります。



今回は、その「ともだちになるために」連弾バージョン(編曲:轟千尋)
を発表会のオープニングに友だちと連弾しました。


そして、それに続いて、発表会デビューの4人のちびっこ達に
4つ違う伴奏の、「ひげじいさん」を弾いてもらいました。

ひとつは、普段もレッスンで使っている割合オーソドックスな伴奏。

残り3つは、安倍美穂先生
書かれたおもしろ伴奏集
ある3種類の全く雰囲気の違う伴奏。

こそどろのしのび足のようなのと
いねむりしそうなのんびりと
ゲーム音楽のマーチのようなもの

ちょうど4人のちびっこ達でしたので、1人1人が「発表会の開会の言葉」も
入れたコメントを言ってから弾くという形をとり、コメントもばっちり言えましたよ


ところが


先生=ワタクシ  は、全然ばっちりでなく・・・・

大変なミスをしておりました。


つづく・・・・











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