坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

おせっかい機能

2021-10-05 | 伝えたいこと

楽譜漁りに行くのが 好きです

自分のため、生徒のため

 

最近、「簡単だけど良さげ」なアレンジの 曲に 

「おせっかい機能」だなあと思う 「ドレミふりがな付き」が増えてて

イヤです

 

いろんな先生がいらっしゃるから 

「楽譜にドレミを書くなんて 絶対ダメです!」という方針の方もたくさんいらっしゃるでしょう

私は 「自分で読んで書くなら 必要な所にドレミを書くことで

少しでも練習しやすく、弾く気になるなら OK」の先生です

良いか悪いか ?ですが

間違ってもいいから自分で読むこと、自分で書くことです

 

大人の生徒さんは ドレミを書く事に罪悪感がある方もいるけれど、

五線から離れた高い音、低い音、ややこしい和音、

いいじゃないのですか、ドレミ書いても

邪魔になったら、あとで消せば良いし

 

でも、佐野先生的にダメ、NGなのは、最初っから 印刷してあるドレミふりがなね

ドレミを読むのが苦手な シニアの方向きなのでしょうが、、、、

シニアの方だって ご自分で書けますよね?

それは時間の無駄じゃない

ピアノの練習ってピアノを弾くだけが練習じゃないし、

楽譜をテーブルに拡げて、読んだり書いたり、それも立派な練習です

って、私は日頃言ってますが、違うかな

 

どうしても 苦手な生徒さんだったら、(それは大人も子供も同じです)

レッスン中に先生と一緒に考え考え書きましょうよ

それもレッスンの時間だよね

 

大人の生徒さんは (100人100様かもしれませんが)

案外 「出来ないでしょう」「読むの大変でしょう 」扱いされるのはお好きじゃない方が多いようにも思います

それに規則がわかってしまえば、大人の生徒さんの方が《楽譜を読めます》

 

大人生徒さんの苦手なのは、シンコペーションのリズムを取ったり、

三拍子を四拍子にならないように弾いたり、、と言う様なリズム系、身体能力系のことじゃないかなあ

 

楽譜にドレミが印刷されて喜ぶのは

ピアノは好きだけど練習めんどくさい 小学高学年、中学生かも、、

そういう子達には やはり自力で読んでもらわないとね

 

なので、どーしても 良さげなアレンジにドレミが印刷されてたら

いちいち修正テープで消してから渡してる 意地悪な先生です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事についてブログを書く
« カメラ目線 | トップ | すぐ弾いてね »