坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

きょく を えらぶ め

2014-12-19 | レッスン室から



自分が弾くことが一段落して

今は、来年の生徒たちの発表会の選曲をしています。

大きい生徒には、レッスンのたびに、2曲くらいずつ候補の曲を弾いてあげて、その中から「ピピッ!」ときた曲を選んでもらう。

数人の子に同じ曲を提案している場合もあるから、弾きたい曲がかち合ったら、早い者勝ち❗です。

中高生は、ほとんどが決まり、練習を始めています。



生徒たちの選ぶ曲にも、彼女、彼らの
ポリシー?哲学?性格が表れています。

有名な曲指向の子が多いですけれど、
時々、「あまり聴いたことのない曲」をリクエストする子もいます。

小学生のうちは、いろいろな曲を知って、経験してほしいので、わたしが曲を選びますが、


ある程度大きくなったら、クラシックにこだわらず、

なんでも好きな曲を一生懸命、練習して上手に弾く、

これで良いと私は、
思っています。
(今時のポップスを弾くのって、なかなか難しいって、彼らよくわかってますし)


たまに 
おうちの方が強硬に「クラシックの名曲」を弾かせたい、でも、本人は全くジャンルの違う曲を弾きたい、、、こういうケースがあります。


親子喧嘩させるのも、残念だし、
本人は、 私が思うよりも お母さんに従順なので、
葛藤してます。

そこで、
その子には、バリバリッのお勉強曲をあげました。(ちょっと短め)
「この曲をとっとと仕上げて、お母さんをびっくりさせよう」
(ふだんあまり練習しないので(-_-;)

「それから、あなたの弾きたい曲を一生懸命練習して、
両方弾けばいいのじゃないの。最初の勉強曲をうんとしっかり練習すれば、
お母さんも納得するのじゃないのかな」

と言うことで、おさまりましたが・・・・さて。
しっかり練習するんだよ。