坂の上のピアノ教室

おうちの方にレッスン室の様子、日頃思っている事をお知らせするためのblogです。

朝の会

2012-07-22 | レッスン室から
今週から、子供たちは夏休み。

それなのに、重ね着しても涼しいこの気温。
なんだか変な天候が多すぎ。


レッスン室にやってくるなり、いろんな事をおしゃべりする女の子が
何人かいます。

「せんせ、この曲、知ってる?今、学校で歌ってるんだよ」

こんな風に、音楽朝会や、クラスの朝の会で歌っている歌が
大好きな子達が何人もいます。


どんな曲かというと、「赤い屋根の家」とか「学校坂道」とか
「世界中のこどもたちが」とか「Smile again」等々・・・・


聞き覚えで、右手で途中まで弾いて遊んでいるので、
最後まで弾けるようにちょこっと楽譜にしてあげたりすることも。


右手で弾けたら、簡単な伴奏もしてみたいよね。

ベース音だけとか、和音とか、ちょこっと伴奏も簡単に
書いてあげようかな。


上↑に書いたような曲って、新しい曲なので、著作権がいきているからか、
どこにでも楽譜があって、難しい伴奏も、簡単な伴奏も、楽譜がいっぱいあると
言うわけではありません。

だけど、子供達には、いっぱい耳になじんでる曲です。
(逆に、学校に行っている子供さんがいない人とっては、全く知らない曲だったりしますけど)

私が、生徒のために簡単に伴奏を書いてあげる分には、著作権侵害にはならないよね。

作った人の権利は勿論守らなければいけないけれど、こういう子供たちの
大好きな歌の曲を、もっと気軽にピアノでも弾けるように、
雑誌や、ピアノの本に載せて欲しいなあ、と思っているのですけれど。

ダメでしょかねえ・・・

ダメなんですよね。
だから、仕方なしに私が、生徒だけのために、ドとソと、ファと、あとちょっと
♯の付いた簡単な伴奏を作ってあげましょうかね。



さて、この間、何となくネットで「100曲マラソン」を検索してみたら、

ムジカノーヴァの記事を見て、「100曲マラソンを、してみている」というピアノの先生の
blogをいくつか見つけました。

ネットでもお話させていただいているおつき合いのあるピアノの先生ではなく
全く見ず知らずのピアノの先生。

その先生方に共通して書いてあったのが

「今、教本の3巻をやっている子に、1巻目を、「やり直し」というマイナス的な
復習でなく 「マラソンのため」にプラスに復習できることが、とても有意義」と
書いてありました。


知らない所で、独り立ちしている「100曲、あるいは200曲、300曲マラソン」
嬉しかったです。

ちなみに、うちの教室では、イベント的に時間をとってはいませんが、
合格した曲は、バーナムの4小節でも、10ページあるソナタでも、
マラソンシートに書いて、楽譜に№をふる、ことをしています。


今、取り組んでいる子たちは、

「100曲目」「200曲目」「300曲目」とさまざまですが、


夏休み半ばになったりすると、出かけてばかりだったり、暑すぎて、
練習も中途半端で来る子もいるので、そういう時に、少しまとめて
弾いてもらおうかなと思っています。
(休み休みじゃなく、ずっとコレで記録していたら、もっと500,600曲に
なっている子もいると思うのですが)



しばらく休んでいた私のシートは、↓

(有名どころは、だいたい弾いてしまったので。生徒に聞かせる曲選びが
けっこう大変です。いまは、湯山昭さんと、グレンダ・オースチン、ソナチネの
あまり皆が弾かないところ、を弾いてあげてますよ)


№239  ごきげんな夏の嵐(G.オースチン・クラッシージャズポケットから)

№240  スイスのオルゴール(W.ギロック・アクセントオンから)

№241  ソナチネ8番 ト長調 第1楽章(クレメンティ)

№242  ずっとずっとともだち(ジュエルペットのテーマソングらしい・・)

№243  真夏のSounds good!(AKB48)

№244  ソナチネ8番 ト長調 第2楽章(クレメンティ)

№245  ジャズ・キャッツ(G.オースチン・クラッシージャズポケットから)

№246  水たまりにうつった世界(湯山昭)

№247  真夜中のふくろう(W.ギロック・はじめてのギロックから)

№248  学校坂道(さとう宗幸)

№249  バロックゴーゴー(G.オースチン・クラッシージャズポケットから)

№250  あつそうね、ひまわりさん(湯山昭)

№251  星の国の物語(湯山昭)

№252  フランス人形(湯山昭)