白山火山帯

人は、老若男女問わず、時として病に侵されたり死に至ります。
頂いた命に日々感謝して過ごしたいと思います。

経産省の存在感低下 政権内の力学に変化 菅内閣

2020-09-22 09:51:44 | 日記

経産省の存在感低下 政権内の力学に変化 菅内閣

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時事通信
 

首相官邸に入る菅義偉首相=18日午前、東京・永田町

 菅内閣の発足を受け、政権内の力学は大きく変化しそうだ。  首相官邸主導の政策決定は変わらないものの、安倍政権下で権勢を振るった経済産業省の存在感は低下する見通しで、代わってどの省庁が影響力を強めるかに注目が集まる。「政高党低」と言われた党との関係も変わる可能性がある。 【図解】菅内閣  「内閣の方針や大臣の指示の下、行政のプロとしての誇りを胸に積極的に提案し、果敢に行動してほしい」。菅義偉首相は18日、首相官邸に各府省庁の事務次官を集め、菅内閣でも官邸主導を徹底すると宣言した。関心を集めるのは菅首相がどの省庁の意見に最も耳を傾けるかだ。  安倍内閣では官邸詰めの「官邸官僚」が影響力を行使した。政務担当首相秘書官を務めたのは経済産業省出身の今井尚哉氏。首相の最側近として同省出身の長谷川栄一内閣広報官、佐伯耕三首相秘書官とタッグを組み、経産省と連携して経済成長重視の政策を進めた。  影響は多方面に及び、安倍晋三前首相が中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への協力にかじを切ったり、ロシアと経済協力を進めたりしたのも、外務省ではなく経産省の発案とされる。新型コロナウイルスの感染拡大後、安倍前首相は当時の菅官房長官を素通りし、今井氏らと相談して全国一斉の学校休校やマスク配布を決めたこともあった。  首相交代を受け、長谷川、佐伯両氏は官邸を去った。今井氏は参与としてしばらく官邸に残る方向だが、新しい政務担当の首相秘書官は菅事務所の新田章文氏。内閣広報官には総務省出身の山田真貴子氏が就任した。  事務方トップで警察庁出身の杉田和博官房副長官は再任。事務の首相秘書官には厚生労働省出身が加わったものの、今のところ官邸スタッフに特定省庁への偏りはない。  経産省幹部は「安倍前首相サイドとは気軽に連絡が取れ、意見も通りやすかったが、これからはそうはいかない」と影響力の低下を認める。政府・与党内では「財務省の影響力が強まるのではないか」「どの省庁にも偏らず、菅首相が独断で政策を進めていくのでは」などと臆測が飛び交う。  菅政権では政府と党の関係も変化しそうだ。最大派閥出身の安倍前首相と違い、無派閥の菅首相は党内基盤が弱い。内閣支持率が高いうちは官邸主導も可能とみられるが、世論の支持が弱まれば党の影響力が強まりかねない。閣僚経験者の一人は「菅1強、政高党低とはならない」と語った。 


「感染を責めたり、悪口を言ったりする人がいます」コロナいじめ防げ

2020-09-22 09:46:44 | 日記

「感染を責めたり、悪口を言ったりする人がいます」コロナいじめ防げ

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朝日新聞デジタル
 

始業式で「不安」と「思いやり」の紙を順番に見せ、コロナによるいじめや差別をしないよう訴えた外村美佳校長=9日午後1時50分、神奈川県厚木市の市立依知南(えちみなみ)小学校、西村悠輔撮影

 新型コロナウイルスに感染した子を責めたり、悪口を言ったりしないで――。各地の学校で集団感染が相次ぐなか、心ないいじめや差別を防ごうと、教育現場で模索が続いている。 夏休みに、教員や児童ら20人のクラスター(感染者集団)が発生した神奈川県厚木市立依知南(えちみなみ)小学校。夏休みが明けた先月27日、テレビ画面越しに開いた始業式で、外村美佳校長は「不安」と書いた紙を掲げ、呼びかけた。「(感染を)まるで悪いことをしたように責めたり悪口を言ったりする人がいます」  次に「思いやり」の文字を掲げ、こう続けた。「不安な気持ちでいっぱいの人に、温かい言葉をかけられる人になってほしい」 ■身体的距離はじゅうぶんに。でも心は寄せて  同校では1学期の終業式があった8月5日夜、20代の男性教諭の感染が判明。担任するクラスの児童11人の感染も後日わかった。全校児童と教職員ら500人以上がPCR検査を受け、最終的な感染者は児童と教職員合わせて20人にのぼった。校舎内を入念に消毒し、全員の回復を確認した上での授業再開だったが、登校してきた子どもたちは、例年の夏休み明けとは違う緊張した面持ちだったという。  全国各地で感染者や家族への中傷が起きていた。外村校長も、最初に感染した教員の写真がSNSで出回った話を耳にしたという。「不安な気持ちは他人への攻撃につながりやすい」と考え、再開初日の1時間目には全学年で人権について考える時間をつくった。  保健所の調査でも、感染経路は分からなかった。外村校長は「いつどこで出ても不思議ではなく、どんなに気をつけてもかかるのがコロナ。誰が悪いと『犯人捜し』をしても仕方ないと伝えたかった」と話す。学校だよりには、こんな言葉を載せた。「身体的距離はじゅうぶんにとりましょう。でも心は寄せて! 離れていても、心はつなぎましょう」  5月に児童6人の感染が確認された北九州市立守恒(もりつね)小でも、約3週間ぶりに学校が再開された6月中旬、吉田一憲校長がテレビ会議システムで子どもたちに「感染した人や家族が嫌な気持ちになるような言葉をかけたり、いじめをしたりしてはいけません。先生は『よくがんばったね』と言ってあげたいです」と語りかけた。  同校は厚生労働省のクラスター対策班から、児童から児童へ感染した可能性があると指摘された。吉田校長は「子どもたちは不安だろうと、私たち教員も気にしていた」とふり返る。  6年生のあるクラスでは、日本赤十字社がつくったコロナ差別を防ぐための啓発動画を見た。担任教諭は地域の人たちから花やマスク、激励のメッセージが届けられたことを説明し、「応援してくれる人がいる。思いやりの心を持って、がんばっていきましょう」と話したという。(西村悠輔、城真弓、横川結香)


「感染を責めたり、悪口を言ったりする人がいます」コロナいじめ防げ

2020-09-22 09:46:44 | 日記

「感染を責めたり、悪口を言ったりする人がいます」コロナいじめ防げ

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朝日新聞デジタル
 

始業式で「不安」と「思いやり」の紙を順番に見せ、コロナによるいじめや差別をしないよう訴えた外村美佳校長=9日午後1時50分、神奈川県厚木市の市立依知南(えちみなみ)小学校、西村悠輔撮影

 新型コロナウイルスに感染した子を責めたり、悪口を言ったりしないで――。各地の学校で集団感染が相次ぐなか、心ないいじめや差別を防ごうと、教育現場で模索が続いている。 夏休みに、教員や児童ら20人のクラスター(感染者集団)が発生した神奈川県厚木市立依知南(えちみなみ)小学校。夏休みが明けた先月27日、テレビ画面越しに開いた始業式で、外村美佳校長は「不安」と書いた紙を掲げ、呼びかけた。「(感染を)まるで悪いことをしたように責めたり悪口を言ったりする人がいます」  次に「思いやり」の文字を掲げ、こう続けた。「不安な気持ちでいっぱいの人に、温かい言葉をかけられる人になってほしい」 ■身体的距離はじゅうぶんに。でも心は寄せて  同校では1学期の終業式があった8月5日夜、20代の男性教諭の感染が判明。担任するクラスの児童11人の感染も後日わかった。全校児童と教職員ら500人以上がPCR検査を受け、最終的な感染者は児童と教職員合わせて20人にのぼった。校舎内を入念に消毒し、全員の回復を確認した上での授業再開だったが、登校してきた子どもたちは、例年の夏休み明けとは違う緊張した面持ちだったという。  全国各地で感染者や家族への中傷が起きていた。外村校長も、最初に感染した教員の写真がSNSで出回った話を耳にしたという。「不安な気持ちは他人への攻撃につながりやすい」と考え、再開初日の1時間目には全学年で人権について考える時間をつくった。  保健所の調査でも、感染経路は分からなかった。外村校長は「いつどこで出ても不思議ではなく、どんなに気をつけてもかかるのがコロナ。誰が悪いと『犯人捜し』をしても仕方ないと伝えたかった」と話す。学校だよりには、こんな言葉を載せた。「身体的距離はじゅうぶんにとりましょう。でも心は寄せて! 離れていても、心はつなぎましょう」  5月に児童6人の感染が確認された北九州市立守恒(もりつね)小でも、約3週間ぶりに学校が再開された6月中旬、吉田一憲校長がテレビ会議システムで子どもたちに「感染した人や家族が嫌な気持ちになるような言葉をかけたり、いじめをしたりしてはいけません。先生は『よくがんばったね』と言ってあげたいです」と語りかけた。  同校は厚生労働省のクラスター対策班から、児童から児童へ感染した可能性があると指摘された。吉田校長は「子どもたちは不安だろうと、私たち教員も気にしていた」とふり返る。  6年生のあるクラスでは、日本赤十字社がつくったコロナ差別を防ぐための啓発動画を見た。担任教諭は地域の人たちから花やマスク、激励のメッセージが届けられたことを説明し、「応援してくれる人がいる。思いやりの心を持って、がんばっていきましょう」と話したという。(西村悠輔、城真弓、横川結香)


小さな飛沫は100%近い漏れ フェースシールドの実力

2020-09-21 20:25:00 | 日記

小さな飛沫は100%近い漏れ フェースシールドの実力

小さな飛沫は100%近い漏れ フェースシールドの実力

フェースシールドをした場合の飛沫(ひまつ)の広がりのシミュレーション。赤色以外の飛沫が漏れていることを示す(理研・豊橋技科大・神戸大提供、京都工繊大・大阪大・大王製紙協力)

(朝日新聞)

 新型コロナウイルスの感染対策として、一般の人でもフェースシールドをつける人が増えてきた。マスクに比べて息苦しくなく、口元も見えるという利点があるが、肝心の予防効果はどうなのだろうか。

■不織布マスクと比べてみると

 フェースシールドは医療用防具として、血液や口からの飛沫(ひまつ)が目や鼻、口などに入るのを防ぐのに使われてきた。だが印象が大事な接客業や、口の動きを見せたい語学講師、合唱団、飲み会の場など、コロナ禍で感染予防策として広がりつつある。

 理化学研究所や神戸大などは、世界最高レベルの性能をもつスーパーコンピューター「富岳」を使った実験結果を、8月下旬に発表した。不織布マスクをつけた場合と、フェースシールドをつけた場合で、人の飛沫がどう広がるかをシミュレーションした。

 不織布マスクでは、5マイクロメートル以下のエアロゾルは約3割漏れたが、50マイクロメートル以上の大きな飛沫は、ほぼ捕まえることができた。一方、フェースシールドでは、エアロゾルは100%近くが漏れ、50マイクロメートルの飛沫でも半分が漏れた。理研チームリーダーの坪倉誠・神戸大教授は「飛沫を飛ばさないという効果を考えると、不織布マスクに軍配があがる」と話す。


他人に「ものすごく言いにくいこと」を上手に伝えるすごいコツ3つ

2020-09-21 17:41:00 | 日記

他人に「ものすごく言いにくいこと」を上手に伝えるすごいコツ3つ



他人に「ものすごく言いにくいこと」を上手に伝えるすごいコツ3つ

※写真はイメージです(写真=iStock.com/TommasoT)

(プレジデントオンライン)

PRESIDENT WOMAN Online 掲載

人のマイナス面を目の当たりにして、つい厳しい一言が出てしまった経験はないでしょうか? 働き方が多様化している現代で、相手を傷つけずに言わなければならないことを伝えるのは難しいですよね。クレディセゾン常務執行役員CTOの小野和俊さんに、ネガティブな言い回しにならない工夫を聞いてみました。 

※本稿は小野和俊『その仕事、全部やめてみよう――1%の本質をつかむ「シンプルな考え方」』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。

■クセのあるチームをまとめるには

チームは2つに分けられる。1つは、同質の人たち「だけ」で構成されるチーム。

もう1つは、異質な人たちで構成されるチームだ。

いま、デジタル化の波が押し寄せ、あらゆる企業が方針転換を迫られている。

前者は歴史ある日本の大企業でよく見かける。製造業等、過去の成功体験をしっかり踏襲していくことが重要視される世界では、こうしたチームがいまも強いのかもしれない。

一方で、後者のチームはいつもカオスで、環境が目まぐるしく変わっていく状況に強い。ITベンチャーはその典型だ。

前者の「同質化により秩序を保つことが是とされてきた」チームであっても、後者の文化を受け入れ、変化に対応する力を高めていかなければならない。

異質で突出した能力を持ち、そしてクセのある人たちが1つのチームで仕事をしていくとき、どうすれば協力できるのだろうか。