白山火山帯

人は、老若男女問わず、時として病に侵されたり死に至ります。
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あずさ監査法人が会計士45人処分へ 法定研修で不正か

2020-09-08 07:33:38 | 日記

あずさ監査法人が会計士45人処分へ 法定研修で不正か

あずさ監査法人が会計士45人処分へ 法定研修で不正か

会見する日本公認会計士協会の手塚正彦会長=東京都千代田区

(朝日新聞)

 大手のあずさ監査法人は7日、所属する会計士45人が法律で義務づけられた研修をオンラインで不正に受講していた疑いがあると発表した。二つの講座に同時にログインして受講したと偽り、単位認定を受けた可能性がある。あずさは会計士たちを減給などの懲戒処分にすることを検討中。また、高波博之理事長ら役員10人の報酬をカットする方針を決めた。

 会計士たちが不正に受講していたのは、公認会計士法で義務づけられている「継続的専門研修」(CPE)。「職業倫理」「不正リスク対応」などの科目を直近3年で120単位以上、年20単位以上取得する必要がある。

 3月に内部告発があり、過去数年にわたってパソコンのログなどを調べたところ、20代〜40代の45人が1台の端末を使って二つのオンライン講義を同時に受講した可能性があることがわかった。あずさは最終的な調査を現在進めているが、対象となる会計士の中に「パートナー」と呼ばれる幹部社員も含まれている。

 システムに二重ログインができるようになった2014年から、不正受講を繰り返していた会計士もいるという。あずさは今年5月にシステムを改修し、現在は同時にアクセスできない仕組みに変えた。

 CPEは、米国のエンロン事件など続発した会計不祥事に対応するため、監査の質向上をめざし、04年から法律で義務づけられた。ただ、オンラインで受講したり、学会に出席したりすれば単位取得が認められることもあるため、研修制度そのものが形骸化していた可能性もある。

 7日夜に会見した日本公認会計士協会の手塚正彦会長は「会計士制度の根幹をなす研修を怠ったのは極めて遺憾だ」と語り、協会として他の監査法人にも同様の不正がなかったのか調べる考えだ。不正を繰り返し悪質な場合は、金融庁の行政処分を受けて会計士の登録を抹消される可能性もあるという。


台風10号、2人死亡・4人不明…15県で91人重軽傷

2020-09-08 04:40:00 | 日記

台風10号、2人死亡・4人不明…15県で91人重軽傷

台風10号、2人死亡・4人不明…15県で91人重軽傷

土砂崩れで4人と連絡が取れなくなっている現場(7日午後3時、宮崎県椎葉村で)=中司雅信撮影 【読売新聞社】

(読売新聞)

 台風10号は7日、九州を暴風域に巻き込みながら西海上を北上し、対馬海峡を通過した。各地で被害が相次ぎ、鹿児島県と佐賀県で計2人が死亡したほか、宮崎県では土砂崩れで4人と連絡が取れていない。読売新聞の午後6時時点のまとめでは、九州7県を含む15県で計91人が重軽傷を負った。九州・山口では最大約65万戸が停電した。

 鹿児島県阿久根市の70歳代の女性は6日午前、知人宅に歩いて避難中に転倒し、側溝に転落して頭を強く打って死亡した。佐賀県鹿島市では同日夕、50歳代の男性が自宅2階の窓を補強中に落下し、7日、死亡した。

 宮崎県椎葉村しいばそんでは土砂崩れが発生し、住宅などに土砂が流れ込んだ。60歳代の女性と、30歳代の男性、20歳代のベトナム人技能実習生の男性2人の計4人と連絡が取れなくなっている。

 一方、鹿児島県南種子町の民家では、近くに住む河野京子さん(94)が死亡し、60歳代の夫婦が病院に搬送された。発電機があり、ガソリンのような臭いがしたことから、県警は一酸化炭素中毒の可能性があるとみている。河野さんはこの民家に避難していたといい、県は台風と死亡の関連を調べる。

 九州・山口・沖縄の9県で最大計約180万人に避難指示が発令され、一時、約20万人が避難所に身を寄せた。7日午後6時現在、鹿児島、宮崎など4県で約1500人が避難している。

 台風10号は7日午後、中国大陸に向かって北上した。8日午前には温帯低気圧に変わる見込みだ。