白山火山帯

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「時間が止まってる」不安の声5千人、参院自民が分析

2021-01-31 06:43:24 | 日記

「時間が止まってる」不安の声5千人、参院自民が分析

「時間が止まってる」不安の声5千人、参院自民が分析

国民が抱くコロナ禍の不安について調査した参院自民党の勉強会=26日、国会、松山尚幹撮影

(朝日新聞)

 参院自民党は、新型コロナウイルス感染拡大に伴って国民にどのような「不安」が広がっているかインターネット上で調査を行い、結果をまとめた。学生ら若年層に経済的な側面や、生活様式の変化への不安が目立った。政府の政策を疑問視するなど「政治」への不安の声も多かった。

 調査は、参院自民の「不安に寄り添う政治のあり方勉強会」が昨年12月4日〜11日に実施した。自殺者の増加など、コロナ禍の影響とされる問題について、国民の不安を網羅的に把握し、今後の政策に反映させることをめざす。

 調査には全国の10代から70代以上の5012人が回答。年代別では、10〜20代が全体の8・7%で、40代が同31・9%と最も多かった。

 コロナ禍で感じる不安を自由に三つまで書いてもらう方式で尋ね、計約1万3千件の回答について、感染への不安のほか、景気、雇用、子育て、差別といった23項目の不安に分類した。

 その結果、感染への不安が最多の19・3%で、雇用や金銭的不安などが15・9%、政治の対応が13・2%と続いた。

 年代や職種で分類すると、雇用や金銭的不安では20代が24・9%で最多。次に30代が18・8%。とりわけ、就活中や非正規など雇用が不安定で、若年層ほど経済的な不安を挙げる割合が高かった。一方、正規雇用や年金暮らしの人で高年齢になるほど感染に関する不安の方が大きかった。

 また、10代は生活様式の変化を挙げる回答が30・4%と最多で、他の年代と比べて突出していた。

 ある10代の学生は「大学生の時間が止まっている。リモートで授業。飲み会が始まったら『若者は』とたたかれる。ずっと人間との接触を我慢していた大学生が、やっと人と出かけたら批判されるのは違和感がある」と訴えたという。

 分析にあたった山田太郎参院議員は「新入生や新社会人には、『ネットでしか会ったことがない』『会社に行けない』という、会えないことへの不安が顕著に表れている」と話す。

 政治の対応への不安も、全世代で十数%と高かった。「コロナを抑えるつもりなら『Go To』事業との整合性がわかりません」(30代女性)、「もっとネットを通じて政治家個人がどのような活動をしているのか発信する人が増えてほしい」(20代男性)といった意見があった。

 回答の中には、自殺に触れたり、自殺を暗示したりしているものも、全体の1・5%にあたる192件あった。職種別では就活中の3・4%、年代別では10代の2・2%が高かった。「コロナの影響で職を失い、求人も少なく仕事が決まらず、自殺を考えている」といった意見もあった。

 勉強会の座長を務める世耕弘成参院幹事長は29日の記者会見で、「この不安をよく理解し、さらに踏み込んで現場の声を聞くことが重要だ」と語った。調査結果を踏まえ、2月中にも政府への提言をまとめる方針という。(松山尚幹)


NHK、管理職を約3割削減へ…50〜56歳の職員対象に早期退職募集

2021-01-30 07:57:15 | 日記

NHKが漸く早期退職募集!どのくらいの経費が節減できるでしょうか?民間であればとっくに行われていると思います。よほど経営的に余裕があったのでしょう!

NHK、管理職を約3割削減へ…50〜56歳の職員対象に早期退職募集

NHK、管理職を約3割削減へ…50〜56歳の職員対象に早期退職募集

東京・渋谷のNHK放送センター 【読売新聞社】

(読売新聞)

 NHKが50〜56歳の職員を対象に早期退職者を募集し、管理職を約3割減らす人事制度改革を行うことが、29日分かった。2023年度に予定している受信料値下げや支払い世帯数の減少などで減収局面が見込まれる中、人員の最適化を図る狙いがある。

 21年度以降に実施する方針だ。57歳以上を対象に、役職から外れる「役職定年制」も導入する。現在、管理職は全職員の約37%を占めており、約25%に引き下げる。

 地方で働く職員についても、地元出身者の採用の比率を高めていく考えだ。

 事業の肥大化が指摘されるNHKは、経営改革を進め、スリム化を図っている。

 13日に発表した21〜23年度の経営計画では、受信料の約1割値下げや衛星チャンネルの削減などを打ち出している。この構造改革に合わせて人事制度の見直しも盛り込んでおり、今後は幅広く対策に取り組んでいく。


カセットボンベ、穴開けは危険です ルール変えた神戸市

2021-01-27 18:10:23 | 日記

カセットボンベ、穴開けは危険です ルール変えた神戸市

カセットボンベ、穴開けは危険です ルール変えた神戸市

台所のコンロ近くでガスボンベに穴を開けると、瞬く間に炎が広がった(神戸市消防局の実験動画から)

(朝日新聞デジタル)

 カセットボンベやスプレー缶に穴を開け、ガスを抜く作業中に引火する火災が後を絶たない。重大な事故につながりかねないとして、神戸市は昨年4月、ごみ出しルールを変えて「穴開け不要」とした。実験動画を公開して注意を呼びかけるとともに、ルールの周知に力を入れる。

 昨年2月、神戸市内のラーメン店の厨房(ちゅうぼう)。20代の男性従業員がカセットボンベに残ったガスを抜こうと、穴開け作業をしていたところ引火した。男性を含む従業員2人が軽いけが。2019年7月には大阪府高槻市の会社敷地内で、スプレー缶のガス抜き作業中に爆発火災が発生。3人が死亡、1人が重傷を負った。

 神戸市消防局によると、カセットボンベやスプレー缶のガス抜き作業中の火災は2016年が8件、17年が9件、18年が7件、19年が3件、20年が3件。この間、市内で死亡者は確認されていないが、負傷するケースがあったという。

 神戸市はこうした火災を防ぐため、昨年4月、ごみ出しのルールを変更。カセットボンベやスプレー缶の穴開けをせずに出せるようにした。他の燃えないごみと区別するため、市指定の袋以外の中身が見える袋に入れて出せば、パッカー車ではなくダンプトラックが回収する。回収する車を分けたのは、パッカー車後部の回転板でガスボンベなどを押し潰すと、火花が出て爆発事故につながるからだ。

 それでも神戸市内で昨年8月、整髪料のスプレー缶のガス抜き中に引火し、ぼやが起きた。市消防局の担当者は、穴開け作業の危険性とともにごみ出しルールの徹底を呼びかけていく、としている。

     ◇

 火のついたコンロに鍋がかかったままの台所。そのすぐ隣で、カセットボンベに穴をあけた。ガスが抜ける音がした直後、「ぼぉぉ」。炎が横にひろがり、カセットボンベに向かって一直線に迫ると、瞬く間に炎上した。

 神戸市消防局が公開した実験動画だ。

 別の動画では、ヒーターの前にスプレー缶が置かれていた。高温になったとみられるスプレー缶が「バンッ」という爆発音ととも破裂し、周囲に破片が散らばった。炎が上がったのはその直後だ。

 注意喚起のため、神戸市のホームページや動画投稿サイト「ユーチューブ」で火災の実験動画が公開されている。市消防局の担当者は「鍋のおいしい寒い季節になればカセットボンベを使う人も増えるだけに、注意が必要だ」と話した。(森下友貴)


20都府県が「ステージ4」=コロナ病床、自宅療養も増―厚労省

2021-01-23 17:16:43 | 日記

20都府県が「ステージ4」=コロナ病床、自宅療養も増―厚労省

 厚生労働省は23日までに、新型コロナウイルス患者用の病床使用率(20日時点)を公表した。感染ピーク時の確保想定病床の使用率が50%以上で、緊急事態宣言の対象となるステージ4の目安に達したのは前週(13日時点)より1県増え、福島や東京、大阪、福岡、沖縄など計20都府県(重症者用含む)だった。

 自宅療養者は3万5394人となり、前週から約5000人増えた。4都県に緊急事態宣言が再発令されてから2週間が経過したが、自宅療養者は増え続けており、医療提供体制は深刻な逼迫(ひっぱく)状況から抜け出せていない。

 他にステージ4水準だったのは茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、石川、長野、岐阜、愛知、三重、兵庫、奈良、岡山、熊本。最も高いのは兵庫(79.1%)で、大阪(74.2%)、東京(73.9%)、沖縄(68.2%)と続いた。

 重症者用病床では、東京(500病床)は107.0%だが、重症者535人は国基準で集計されており、単純に比較できないという。他には大阪(64.5%)、兵庫(57.5%)、沖縄(56.6%)などが高かった。