Appleは7月1日、iPhoneやiPad、AirPodsなどの各種製品を値上げした。上げ幅はiPhoneシリーズで最大4万円、iPadシリーズは最大6万3000円。同社は、6月7日に現行製品を含むMacの価格を引き上げたが、iPhoneやiPad、AirPodsの価格は据え置きとなっていた。

 iPhoneの場合、「iPhone 12」「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」すべてで値上げしており、例えば、iPhone 13 Pro Maxの場合、128GBが13万4800円から15万9800円、256GBは14万6800円から17万4800円、512GBは17万800円から20万4800円に引き上げられた。1TBモデルに至っては、19万4800円から23万4800円と4万円の値上げとなっている。

 iPadも同様だ。無印モデルは64GBモデルが3万9800円から4万9800円、256GBモデルが5万7800円から7万1800円。iPad Proシリーズは、11インチの128GBモデルで9万4800円から11万7800円、最上位の2TBモデルは22万6800円から28万2800円、12.9インチは128GBで12万9800円から15万9800円、2TBに至っては26万1800円から32万4800円と6万3000円の値上げ。30万円の大台を突破した。

 AirPodsシリーズも値上げされている。AirPods第2世代は1万6800円から1万9800円、第3世代モデルは2万3800円から2万7800円、AirPods Proは3万580円から3万8800円、ヘッドフォンタイプのAirPods Maxは、6万7980円から8万4800円と、1万7000円近く引き上げられた。

 他にもApple WatchやApple Pencilなども値上げされており、Mac同様に現在の円安レートを反映したものと考えられる。