白山火山帯

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ジェネリック大手「日医工」に行政処分へ…花粉症・糖尿病の治療薬など自主回収が相次ぎ

2021-02-27 15:34:50 | 日記

ジェネリック大手「日医工」に行政処分へ…花粉症・糖尿病の治療薬など自主回収が相次ぎ

ジェネリック大手「日医工」に行政処分へ…花粉症・糖尿病の治療薬など自主回収が相次ぎ

日医工の本社ビル(富山市で) 【読売新聞社】

(読売新聞)

 富山県は26日、後発医薬品(ジェネリック)製造大手「日医工」(富山市)に対して、3月中にも行政処分を行う方針を固めた。業務停止命令も視野に検討している。昨年から同社が製品の自主回収を相次いで行っていたため、県が調査していた。同社は、東証1部に上場する県内有数の企業として知られる。

 県や同社によると、昨年の同社の調査で、富山第一工場(滑川市)で製造した製品について、成分の管理指標(基準)を超えるなどしていたことが分かった。そのため昨年4月から今年1月にかけ、自主回収を行った。同工場で製造して自主回収した品目は、花粉症などの抗アレルギー薬や消化器系の治療薬、糖尿病治療薬など計75品目に及ぶ。

 現時点で、同社の製品による重篤な健康被害は確認されていない。ただ、県は一連の問題を巡り、同社への調査を継続。今後、県の対応を正式に決定するが、県は「自主回収の品目が多く、生産管理体制に問題があったと言わざるを得ない」(幹部)と問題視しており、医薬品医療機器法に基づき、行政処分に踏み切る方針だ。

 富山市に本社を置く日医工は1965年設立で、後発薬業界大手。手術に必要な抗菌薬「セファゾリン」や新型コロナウイルス治療に使われる抗炎症薬の製造・販売なども手がけている。昨年3月末の従業員数は1954人。

 自主回収が相次いだことについて、同社は「医療関係者、患者の皆様に大変ご迷惑をおかけし、心配させてしまい申し訳ない。関連する自主調査は、品質管理体制の改善につながったと思う。今後も定期的にチェックを継続していく」としている。


英、コロナ警戒レベルを引き下げ

2021-02-26 07:49:02 | 日記

英、コロナ警戒レベルを引き下げ

英、コロナ警戒レベルを引き下げ

英ブラムリーで新型コロナウイルス検査キットを配るボランティア(2021年2月17日撮影)。(c)Adrian DENNIS / AFP

(AFPBB News)

【AFP=時事】英保健当局は25日、新型コロナウイルスに対する警戒レベルを最も高い5から4へ引き下げた。感染者の減少により国営の国民保健サービスへの負担が減少したためと説明している。

 医療当局責任者らとNHSイングランドの代表は、「警戒レベルを全国でレベル5からレベル4へ引き下げるべきだ」とする方針で一致したと発表。感染者数は「一貫して減少」しており、NHSが「21日以内に崩壊する」恐れは弱まったとしている。 【翻訳編集】AFPBB News


政府「孤独・孤立」対策急ぐ 緊急フォーラム開催、自民も特命委

2021-02-26 07:18:56 | 日記

政府「孤独・孤立」対策急ぐ 緊急フォーラム開催、自民も特命委

政府「孤独・孤立」対策急ぐ 緊急フォーラム開催、自民も特命委

孤独・孤立に関する緊急フォーラムで発言する菅義偉首相(中央)=25日午後、首相官邸(春名中撮影)

(産経新聞)

 政府・自民党が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて菅義偉首相が打ち出した「孤独・孤立」対策をめぐる議論を活発化させている。コロナ禍で自殺や引きこもりなどの問題が深刻化しており、政府は今後、関係省庁による連絡会議を立ち上げ政策立案を急ぐ。

 政府は25日、問題に取り組むNPO(非営利組織)法人や支援団体などの関係者を招いた「緊急フォーラム」を首相官邸で開いた。

 首相は「コロナ禍で厳しい状況にある今だからこそ、官民が垣根を越えてつながりを深め、社会全体で手を差し伸べていくことが必要だ」と述べた。「さまざまな支援が、孤独を感じ社会的に孤立している方々に行き届くようにしていく」と強調した。

 出席したタレントの中川翔子さんは記者団に「小中高生の自殺が増えた。孤独になることが一番恐ろしい。会員制交流サイト(SNS)を活用して世界とつながっていける。そうした部分を発信していきたい」と語った。

 一方の自民党は25日、「孤独・孤立対策特命委員会」の初会合を党本部で開いた。委員長を務める松野博一元文部科学相は「孤独の定義は難しいが、公約なども含め打ち出していくことも肝要だ」と述べた。

 特命委は、これまで同様のテーマを扱ってきた党のプロジェクトチーム、参院や若手の勉強会の知見を共有し、施策を議論する。6月の策定が想定される政府の「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)に反映させるための提言をまとめ、次期衆院選公約にも盛り込みたい考えだ。

 自民党の鈴木貴子衆院議員ら若手有志議員は25日、首相官邸で加藤勝信官房長官と面会し、提言を手渡した。提言は、貧困、ドメスティックバイオレンス(DV)、虐待など「さまざまなトリガー(引き金)で社会的孤立状況に陥る」と強調。政府が「支援対象者」と明確に定義し、対策を講じるよう求めた。(児玉佳子)


NASAの太陽探査機が撮影した金星夜側の画像、研究者を驚かせる

2021-02-26 07:11:54 | 日記

NASAの太陽探査機が撮影した金星夜側の画像、研究者を驚かせる

2020年7月11日(現地時間、以下同様)、アメリカ航空宇宙局(NASA)の太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」は3回目の金星スイングバイを実施しました。スイングバイとは惑星などの重力を利用して軌道を変化させる手法のことで、パーカー・ソーラー・プローブでは全部で7回の金星スイングバイが予定されています。

2021年2月25日、NASAは前年7月の金星スイングバイ時にパーカー・ソーラー・プローブの広視野カメラ「WISPR(Wide-field Imager for Parker Solar Probe)」によって撮影された金星の画像を公開しました。こちらがその画像で、およそ1万2400km離れたところから見た金星の夜側が画像の左側に収められています。

太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」の広視野カメラ「WISPR」によって2020年7月に撮影された金星の夜側。金星の中央付近に見えている幅が広く暗い部分はアフロディーテ大陸で、地平線沿いに大気光らしきものが写っている(Credit: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Laboratory/Guillermo Stenborg and Brendan Gallagher)

太陽探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」の広視野カメラ「WISPR」によって2020年7月に撮影された金星の夜側。金星の中央付近に見えている幅が広く暗い部分はアフロディーテ大陸で、地平線沿いに大気光らしきものが写っている(Credit: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Laboratory/Guillermo Stenborg and Brendan Gallagher)

画像には大気中の酸素原子が夜側で結合して分子になる際に放射される大気光らしきもののほかに、標高の高い地域であるアフロディーテ大陸が捉えられています。NASAによるとアフロディーテ大陸は周辺の地域と比べて摂氏30度ほど温度が低く、そのために画像では暗く写っているといいます。また、引っかき傷のように見える何本もの線は荷電粒子や太陽光を反射する塵などによるものと考えられています。

この画像はパーカー・ソーラー・プローブの運用チームを驚かせたといいます。WISPRは太陽コロナや内部太陽圏を可視光線の波長で観測するように設計されている(※)ため、WISPRのプロジェクトサイエンティストを務めるジョンズ・ホプキンス応用物理学研究所のAngelos Vourlidas氏は「雲が見えると予想していました」と振り返ります。

※…米海軍調査研究所によると、WISPRを構成する2つのカメラの観測波長は撮影範囲が狭いInner Telescopeが490〜740ナノメートル、撮影範囲が広いOuter Telescopeが475〜725ナノメートルとされる

ところが、WISPRは金星の分厚い雲の下に広がる地表の特徴を捉えました。WISPRチームの一員である米海軍調査研究所のBrian Wood氏は、WISPRが金星表面からの熱放射を効果的に捉えており、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の金星探査機「あかつき」が近赤外線の波長で観測した画像にとても良く似ていると語ります。このため、WISPRチームは赤外線に対する機器の感度を改めて測定することになったといいます。

金星探査機「あかつき」の近赤外線カメラ「IR1(1µmカメラ)」によって2016年1月に撮影された金星の夜側。地表からの熱放射分布が主に捉えられている。左中央下に見える暗い部分はアフロディーテ大陸(Credit: JAXA)

金星探査機「あかつき」の近赤外線カメラ「IR1(1µmカメラ)」によって2016年1月に撮影された金星の夜側。地表からの熱放射分布が主に捉えられている。左中央下に見える暗い部分はアフロディーテ大陸(Credit: JAXA)

NASAによると、もしもWISPRが近赤外線の波長も捉えられる場合、太陽の周辺や内部太陽系の塵を研究する新たな機会が得られるといいます。また、WISPRに近赤外線を捉える能力が無かった場合、地表の様子を探ることが可能な知られざる金星大気の「窓」の存在が新たに判明した可能性があるといいます。Vourlidas氏は「どちらにしても、大変興味深い機会が私たちを待っています」とコメントしています。

なお、パーカー・ソーラー・プローブは2021年2月20日に4回目の金星スイングバイを実施しました。WISPRチームは前年の観測結果を受けて金星の夜側に対する同様の観測を4回目のスイングバイでも試みており、4月末までに受信・処理される観測データの分析を心待ちにしているとのことです。

 

関連:かつてない視点、太陽の近くから撮影された6つの惑星の集合写真

Image Credit: NASA/Johns Hopkins APL/Naval Research Laboratory/Guillermo Stenborg and Brendan Gallagher
Source: NASA
文/松村武宏


島根知事と面会の自民・竹下亘氏「聖火リレーは次元の違う話」

2021-02-26 07:04:36 | 日記

島根知事と面会の自民・竹下亘氏「聖火リレーは次元の違う話」

島根知事と面会の自民・竹下亘氏「聖火リレーは次元の違う話」

新型コロナウイルス感染症対策の強化などを竹下亘衆院議員(右)に求める島根県の丸山達也知事=東京都千代田区の厚生労働省で2021年2月25日午後1時半(代表撮影)

(毎日新聞)

 東京オリンピックの聖火リレーの中止を検討する島根県の丸山達也知事は25日、上京し、新型コロナウイルス対策強化などを国に要請した。東京都内で取材に応じ、「今の状況では五輪の開催に賛成しがたい。五輪を盛り上げるイベントに関与するのは、県民の理解を得られない」と述べた。

 丸山氏は自民党竹下派の竹下亘会長(衆院島根2区)とも面会した。丸山氏が17日に聖火リレーの中止検討を表明した翌18日、竹下氏は「知事の発言は不用意で、注意する」と述べていた。竹下氏は面会後、「コロナ(対策)は大事だが、聖火リレーは次元の違う話だ」と五輪を絡めずに感染対策を要望するよう勧めたと明かした。丸山氏は「五輪は自分もやらなきゃいけないと思っているけど、なかなか県内の不安が解消されない」などと話したという。

 要請書では、都などの感染者の追跡調査の縮小が、無症状の感染者が市街地に出回るのを許したと指摘。経済への打撃が全国に広がっていることなどから感染防止策の改善を求めている。丸山氏は「一番の責任を負っているのは開催都市の東京都、招致国の政府なので改善を促した」と述べた。

 島根県での聖火リレーは5月15、16日に予定されている。【松本晃】