この前堺港から建設中の液晶と太陽電池の工場を紹介した、その後かなり工事も進捗したようだが以前この場所は新日鉄の工場跡地であった、堺市は新しく町名を付けるための検討をしていたが、その名が「匠町」と内定したそうだ。原油の値上げとか、アメリカの不況の影響で日本経済は全くいい話がない中でこの関西のベイエリアは未来に向けた明るい話題を提供している。生産が予定されている液晶TVにしても太陽電池のパネルにしても、ハイテク技術を駆使して省資源、省エネルギーで作られる。それらはまさに現代の匠の技術と言える。
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そして「匠町」と決まったのだが、その背景として堺市はシャープが取り組む液晶と太陽電池の事業による経済効果が莫大なものであるという背景から、堺市がシャープに敬意と秋波を送るラブコール的な感情が大きく働いてこの町名に決められたという節がある。
そして、2~3日前、関西電力がシャープと事業共同体を立ち上げシャープの太陽電池を使って商業ベースの発電をするとのこと。
関電がシャープとのこの事の交渉過程で、シャープの片山社長の説明を聞いて、シャープの太陽電池はほんまもののレベルの高い品質であると太鼓判を押して事業立ち上げを決断したとある。
たいしたものだ、シャープの代々のトップは前任者をうわまわる資質を備えた人物がその任に当たる誠に素晴らしいトップ人事、早川徳次、佐伯旭イズムが脈々と受け継がれている感じがする。まだまだシャープは安泰だ。・・・・・
「更なる挑戦、更なる追及、更なる努力が企業発展の基」