きのうの大阪はTVも新聞もサミットの話題以上に「くいだおれ」でもちきり、夕刊の号外も出ていたようで閉店を惜しむ人であふれた。戎橋の散策の折久し振りに法善寺の水掛不動におまいりをしてきた、ついこのあいだ心ない人のいたずらで脇のお地蔵さんが壊されたと聞いていたが修復されていた、最近こんないたずらをする輩が多すぎるのも困った世の中だ。法善寺横丁と言えば織田作之助の夫婦善哉で有名だし、こいさんの唄の石浜恒夫も歌に残した、横丁にはそれぞれ歌碑や句碑が残っている。横丁の呑み屋「正弁丹吾亭」の入り口には「上燗屋へいへいへいと逆らわず 當百」の句碑がある。西田當百は岸本水府の恩師で「番傘」生みの親でもある。横丁は火事からも立ち直って昔の佇まいを残している。
最新の画像[もっと見る]
包丁一本さらしに巻いて・・・・・藤島タケオが「月の法善寺」?という歌謡曲を歌っていましたね。
今は余りマスコミに取り上げる事も何か事件でもない限り少なくなっている様に思いますが、水掛不動の法善寺もなにわを代表する大事な文化施設、何時までもこのまま変わらないで存続してほしいものです。
「歌は世のつれ、世は歌につれ」