きのうは煮え切らない天気であったが午後になって陽射しもさしてきたので、ウオーキングに出た、藤田川に出る手前の山田神社では七五三のお参りを済ませた家族連れが談笑していた。七五三の由来は子どもが無事に成長したことをお祝いする家庭行事のひとつで、乳幼児の死亡率が高かった昔は七歳までの子供は神の子とされ、七歳になって初めて社会の一員として認められた。つぎの儀式が、明治時代になって現代の七五三として定着したそうで、三歳の男女は髪をのばしはじめる「髪置き」、五歳の男子ははじめてはかまをつける「袴着(はかまぎ)」七歳の女子は帯をつかいはじめる「帯解き」、といい近所の氏神に参るのが習わしだ。山田神社の森からは御神楽の音が聞こえていた。