長年「落語ファン」として寄席通いしたり、演目をいろんな方法で拝聴したりして、かなりの噺をアタマに入れてあって噺家さんがマクラから噺の本筋に入ると
「(ああ、あの噺だ)・・・(まるでイントロクイズみたいに)」なんて感じで“安心して”噺の世界に入り込めるんですが・・・
噺はわかっていても、噺の中に出てくる“今は使われていない”言葉や表現というものは、その場では「知ったかぶり」みたいにしちゃって、
あまり深く言葉を理解してなくても、噺の流れからしてそのままにしちゃうこともあります。(ああ、そうなんだとわかったつもりで・・・)
ちょくちょく登場する言葉・表現はなんとなくわかるんですが、やはり落語の噺をより理解を深めるためには参考になる書物も必要なもので・・・
今までは「落語手帳(廃刊になっていて貴重品です)」で確認の意で本を開くんですが、より理解を深める上でもう1冊手に入れました。
「からぬけ落語用語事典」
からぬけとは、噺家の間では「完全に言い逃れる、出し抜く」という意で、作者にあとがきからすると言葉を理解するためには「言い訳がましく」なってしまいがちで
言葉そのものの意味や使い方などはあるのですが、言葉が使われる背景になるとどれが本当なのか確実な引例がないような…あるような…で・・・と、いったところになるようです。
でも、この事典の良さは実際使われている演目が索引がわりになっていることで、より演目の理解を深められるところがあって、いままでの「知ったかぶり」を少しでも解消できそうなところがある点です。
「きせる(煙管)」
落語の演目ではかかせないアイテムのひとつ。
「長短」「岸流島」「紫檀楼古木」などではこの「きせる」が噺の中でなくてはばらないもののひとつになっています。
当然噺の中に「雁首」「羅宇」「吸い口」「煙草入れ」「火皿」そして「きせるを吸う仕草」まで、噺を楽しむ上で予備知識として必須にならないといけません。
事典ではイラストとともにうんちく(参考)まであるんで、より噺の理解を深めるために大変参考になります。
まだまだ「落語」「寄席芸」に携わろうとしている身としては、バイブルのような事典になりそうです。
「(ああ、あの噺だ)・・・(まるでイントロクイズみたいに)」なんて感じで“安心して”噺の世界に入り込めるんですが・・・
噺はわかっていても、噺の中に出てくる“今は使われていない”言葉や表現というものは、その場では「知ったかぶり」みたいにしちゃって、
あまり深く言葉を理解してなくても、噺の流れからしてそのままにしちゃうこともあります。(ああ、そうなんだとわかったつもりで・・・)
ちょくちょく登場する言葉・表現はなんとなくわかるんですが、やはり落語の噺をより理解を深めるためには参考になる書物も必要なもので・・・
今までは「落語手帳(廃刊になっていて貴重品です)」で確認の意で本を開くんですが、より理解を深める上でもう1冊手に入れました。
「からぬけ落語用語事典」
からぬけとは、噺家の間では「完全に言い逃れる、出し抜く」という意で、作者にあとがきからすると言葉を理解するためには「言い訳がましく」なってしまいがちで
言葉そのものの意味や使い方などはあるのですが、言葉が使われる背景になるとどれが本当なのか確実な引例がないような…あるような…で・・・と、いったところになるようです。
でも、この事典の良さは実際使われている演目が索引がわりになっていることで、より演目の理解を深められるところがあって、いままでの「知ったかぶり」を少しでも解消できそうなところがある点です。
「きせる(煙管)」
落語の演目ではかかせないアイテムのひとつ。
「長短」「岸流島」「紫檀楼古木」などではこの「きせる」が噺の中でなくてはばらないもののひとつになっています。
当然噺の中に「雁首」「羅宇」「吸い口」「煙草入れ」「火皿」そして「きせるを吸う仕草」まで、噺を楽しむ上で予備知識として必須にならないといけません。
事典ではイラストとともにうんちく(参考)まであるんで、より噺の理解を深めるために大変参考になります。
まだまだ「落語」「寄席芸」に携わろうとしている身としては、バイブルのような事典になりそうです。