哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

描くひと 谷口ジロー展 -世田谷文学館-

2021-10-26 23:03:48 | ちょっとそこまで。
いつもの“せたぶん”世田谷文学館で興味深い展示会が・・・・(要チェックしています)

「描くひと 谷口ジロー展」

   

どこかで見たことあるんだよなぁ…この人の画

最近では「孤独のグルメ」の井の頭さんとか、「神々の山嶺」とかだけど・・・なんだたっけかな…。

あっ!!「シートン動物記」(1974年)(そうそう…あの凛々しい狼ですよ)

  

ほかにも「坊ちゃん」とかやさしく色使いも含め繊細なタッチの画風で、見ているだけでほんわか癒されちゃうものと、一転ハードボイルドタッチのものもあって、展示会をみていくなかでますます引き込まれ興味を持つように。

   

ひとつ気づいたのが、谷口ジロー氏のポリシーというか下品なシーンがないんですよね、笑うシーンでも“高笑い”ではなく“微笑む(微笑み)”てな具合で、終始清楚でハードな感じ。

作中の登場人物の心の内をどう表現するかは、見るものにゆだねるような、でもそれも見るものに「心地よさ」を感じさせる、谷口ジロー氏の画風からうけるエレガントなものなんでしょうか。

            

世田谷文学館「谷口ジロー展」、ココロが癒されいい気分で帰路につきました。





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