館林で狸づくし -茂林寺へ-

分福茶釜の舞台である館林・茂林寺へ…。

総門（黒門）から入ると本堂までの参道に狸・狸・狸…21対の狸が夏だからでしょうか「フラ」を腰にまいてお出迎えです。

趣のある山門（赤門）を過ぎると本堂があります。

　

　


「分福茶釜」は狸の恩返しのはなし。福を分ける茶釜なんて説もありますが、狸と人間との昔からの関わり合いを説いた素朴な話で、

この茂林寺も参道に狸さんがお出迎えしてくれていますが、すっごく素朴なお寺さんでした。

ここ館林のもう一つの名物が「館林うどん」

上州は良質な麦が獲れるようで、館林・加須・太田・行田…なんて小麦の文化が根付いています。

館林の駅前にある「花山うどん」さんへ。

直売店にうどんやさんが併設されていて、打ち立てのおいしいうどんが食べられます。

「釜玉うどん…冷たいの」



狸の器に盛られた釜玉うどん。コシがあるけどツルってのどごしいい“おいしい”うどんです。

茂林寺のたぬきと花山うどんをいただいて「狸」を堪能した館林でした。