虫の知らせ

高木重朗氏の
「カード・マジック」の中の
エディ・ジョセフ氏の
「虫の知らせ」
を読む。

客にトランプの中の任意のカードを
１枚を言ってもらう。
前に出てきてもらい、
テーブル上のデックから
１枚ずつテーブルに置いてもらうが
客が言ったカードは無く、
数えてもらうと５１枚しかない。
今朝、演者は虫の知らせで
１枚のカードを抜いて
ズボンのポケットに入れてきました
と言ってポケットからカードを出すと、
それが最初に客が言ったカード
というもの。

紙幣バランス プラス１

「モダクラ劇場　Vol.８」の中の
YOHEY氏の
「紙幣バランス　プラス１」を見る。

客から紙幣を借り、
細長く三つ折りにして水平にし、
両端を両手の親指と人差し指でつまむ。
両手の人差し指を離しても
両親指にバランスよく乗っている。
更に、左の親指を離しても、
お札は右親指だけに乗っている。
両手で紙幣を広げて
客に返そうとするが、
お札に折り目を付けた代償にと言って
二つ折りにしたお札から
３００円硬貨を出して差し上げる
というもの。

巧妙にギミックの処理がされた演出。

天海シルクバニッシュとお手軽２０世紀シルク

藤山新太郎師の
LECTURE　NOTES　No.3」の中の
「天海シルクバニッシュと
　　　　　お手軽２０世紀シルク」
を読む。

赤と黄色の２枚のシルクを検め、
黄色のシルクはワイングラスに入れて
テーブルに置く。
赤いシルクを二つ折りにして、
小さく丸めて左手に握り、
それをワイングラスの上で開くと
消失する。
ワイングラスから
黄色のシルクを引き出すと、
黄色のシルクの間に赤いシルクが出現する。

天海シルクバニッシュを
易しく演じられるよう改案されたもの。

フォロー・ザ・マネー バリエーション（２）

「The　Magic　６５」の中の
二川滋夫師の
「フォロー・ザ・マネー　
　　　　　バリエーション（２）」
を読む。

客に４枚の紙幣を渡す。
シャフルしたデックを
１枚ずつテーブルに重ねていき、
客がストップと言ったら
テーブルに配ったカードの上に
お札を１枚乗せてもらう。
そのパケットの横に３枚配り、
それぞれの上に配り続けて、
ストップごとにお札パケットの上に置き、
上にお札を置いてもらう。
４枚目のお札の上に残りパケットを置く。
デックをリボン・スプレッドして
お札の上のカードを見ると４Aというもの。

板にはりつくカード

「ターベル・コース　第３巻」の中の
「板にはりつくカード」
を読む。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい
デックに戻してシャフルする。
デックのトップにもボトムにも
客のカードが無いことを確認して
カードケースに入れて蓋をする。
３～４０センチ四方の板を検め、
表裏を検めたカードケースを
左手に持った板にたたきつけると、
ケースが床に落下した後に
客のカードが板に張り付いている
というもの。

天井や壁にはりつけるより、
手軽に行える。

ワン・トゥ・ファイブ

ダン・ハーラン氏の
「マインド・バグラーズ」の中の
「ワン・トゥ・ファイブ」
を見る。

１ドル札を出して検め、
１ドルを５ドルにすると話す。
マジックで一般的な
「ビル・チェンジ」
を想像して見ていると、
お札を細長く折っていく。
そして、５ドルが完成。

同席の客からブーイングも起こるが、
酒の席での寸芸としては面白く、
千円札で行いたい。

５・１０・１５

YOUTUBEで見た
「５・１０・１５」。

シャフルしたデックをカットしてもらい、
演者は後ろを向く。
客にテーブルの左に５枚、中央に１０枚・
右に１５枚を数えて置いてもらう。
３人の客にそれぞれの山のトップを覚え、
それぞれをシャフルしてもらう。
演者は前を向き、５枚のパケットを取り、
表を見て客が覚えたカードを当てる。
１０枚と１５っ枚のパケットは、
手をかざすだけで、客のカードを当てる。
更に、予言の封筒の中のカードに書かれた
枚数目を開くと、
最後の客のカードのメイトカードが
出てくるというもの。


「５・１０・１５」は私題。

客のカードを当てるジョーカー

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
「客のカードを当てるジョーカー」を読む。

デックから２０枚のカードを出して
客にシャフルしてもらい、
そのパケットの好きな所に
表向きのジョーカーを差し込んでもらう。
パケットをファンにして、
ジョーカーの左右のカードを
左右の客に覚えてもらう。
パケットをアウトジョグ・インジョグを
繰り返してインジョグカードをトップに。
これをもう一度繰り返す。
パケットからジョーカーを取り除き、
パケットを二つに分けてもらって
演者の左右のポケットに入れる。
ジョーカーをポケットに差し込んで
二人のカードを見つけるというもの。

異色のカード

２００１年に、
FMCでH氏にレクチャーを受けた
「異色のカード」。

８枚のカードを表向きに広げて
好きな１枚に触ってもらい、
その１枚を抜き出してテーブルに置く。
残りは７枚を裏向きに数えて検める。
客が選んだカードの裏を見ると、
そのカードだけが
７枚と異なる色をしている
というもの。

ランダムなカードより
キング４枚とクイーン４枚を
使いたい。

カラー・チェンジング・デック

高木重朗氏の
「カード・マジック」の中の
オスカー・ウェイグル氏、
ポール・カリー氏の
「カラー・チェンジング・デック」
を読む。

赤デックをシャフルしてジョーカーを除き、
表向きに広げて
客の。好きなカードを指さしてもらい、
デックをカットしてテーブルに置く。
ジョーカーに息を吹きかけると
裏の色が赤から青に変化し、
そのジョーカーで
デックにおまじないをして広げると
裏の色が赤から青に変化している。
１枚だけ変化しない赤裏を見ると
それが客が選んだカードだが、
最後はそれも青になるというもの。