魔字句片々

akanonのマジック日記

あなたの後ろで

2008年01月31日 | Weblog
加藤英夫氏のカードマジック
「あなたの後ろで」
を読む。

客が覚えたカードを
客の背後で他のカードの中に入れ、
更にケースに入れてもらう。
そのカードを演者が当てるだけでなく、
ケースから出すと、そのカードだけが
ひっくり返っているという手品。

アクション・リバース技法を使った
応用例として解説されているが、
加藤氏の自信作の一つらしい。

十数年前に一度目を通している筈だが、
何の書き込みもしていないところを見ると
見過ごしていた作品のようで、
怠慢さを自戒。
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マジカル・フォトフレーム

2008年01月30日 | Weblog
ヒロ・サカイ師の著書に
「マジカル・フォトフレーム」
の解説がある。

客が選んだカードが、
からの写真立てに出現するマジック。

これを演じると露見するのでは
との心配があったが、マーティーニも
「No Gimmick Card Frame」
のタイトルで同じものを解説しているので
先日、マジック友達に試演してみた。

結果は、危惧したとおり、
推測されてしまった。

マジシャンだから判ったのか、
マジシャン以外には通用するのか、
実験を重ねてみるしかない。
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コンビンシング・カード・コントロール

2008年01月29日 | Weblog
沢浩氏のカードマジック
「ファクシミリ」を読んでいて、
今までスムーズにいかなかった
カード・コントロールの方法が
詳述されていることに気づいた。

そのテクニックを、
いつどこで覚えたかも定かでないが、
沢氏の説明によると、
エド・マルローが考案した
「コンビンシング・
 カード・コントロール」
という技法のようだ。

何よりの収穫は、
「左薬指がガイドになって・・・・」
の一文で、その事に留意するだけで、
見違えるように滑らかで正確な動きに
なった。
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輪ゴムに通うリング

2008年01月28日 | Weblog
荒木一郎氏の指輪のマジック
「輪ゴムに通うリング」
を数日前から練習している。

輪ゴムに指輪が通ったり抜けたりする
手品は、
いろいろと発表されているようだが、
私にとっては初めての試み。

模範演技のみのDVDなので、
解説文の解読に苦労したが、
どうにかそれらしい形になってきた。
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ハーレムダンジョン

2008年01月27日 | Weblog
12月30日のブログに、
カードケースに入れた4枚のQが、
客のカードを捕まえるマジック
「カードケースのケース」を書いたが、
「ラリー・ジェニングスの
 カードマジック入門」には、
下村知行氏が、もう一歩踏み込んで
「ハーレムダンジョン」
という手品を発表されている。

下村氏はラリー・ジェニングスの
オプティカル・アド・オンの技法を使い、
クイーン4枚を入れた
カードケースのハーレムに、
客のカードが忍び込んだ
ところまでは同じだが、
侵入者を防ぐ迷路に迷い込み
4人の守衛に捕まってしまった
という結末になっている。
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深い相性診断

2008年01月26日 | Weblog
カードマジックのビギナー向けの古典で、
演者がカードをテーブルに
1枚づつ配っていき、
客の好きな所でストップをかけてもらう。
テーブルに配ったカードを取って
四つの山に配り、
四つの山のトップを表返すと
4枚のAが揃っているという手品がある。

オープニング用のフォアエース
という以外に題名も知らないが、
最近見た深井洋正師の演技は、
このフォアエースにひとひねりを加えた
サカートリックで、タイトルは
「相性診断」。

同名のマジックが多いので、
「深い相性診断」
とでも名づけて区別したい。
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マセ・マジシャン

2008年01月25日 | Weblog
ゆうきとも師のカードマジック
「マセ・マジシャン」
を見る。

35年前に「カードマジック事典」で
ビル・サイモンの
「マセ・マジシャン」を読んだときは、
デックのセットと最初の手順が気に入らず
欄外に鉛筆で「凡」と書き込みをしたまま
放置し、忘れ去っていた。

先日、ゆうき師の手順を見て、
セットが改められ、その結果、
シャフルをすることで怪しさが解消され、
演じてみたい手品に変身している
ことを知った。

常に、より良い手順への研究を
怠ってはならないことを痛感。
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FMC例会

2008年01月24日 | Weblog
今年最初のFMC通常例会に出席。

今日の講師は、I氏。

メインは、「百円でチャレンジ」。
500円・100円・10円・1円、
合せて三十数枚のコインを準備。
客が100円を出して、
賞金一覧表の賞金を取るために
挑戦するというマジック。

次に10枚の色紙を使った
色の順序を当てる予言の手品のほか、
十二支の干支当てや、
紙リボンの輪や輪ゴムを使った
手慣らしのパズルなど。
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I.Aリンキング・ピン

2008年01月23日 | Weblog
荒木一郎氏の安全ピンのマジック
「I.Aリンキング・ピン」
を読む。

1個の安全ピンを横にして左手で持ち、
もう1個の安全ピンを上からかけて
T字状に垂らす。
それぞれの安全ピンの外れる方の端を
客の両手に持たせ、
重なったもう一方の端を指で揉むと、
2個の安全ピンが融けるようにリンクする
という手品。

ヴァン・ハン・セナス考案のギミックを
使い、
ジョー・ギバンの方法を発展させて
組み立てられた作品。
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ピフ・パフ・プーフ

2008年01月22日 | Weblog
荒木一郎氏の著書に
「ピフ・パフ・プーフ」
という初めて聞くような題名のマジックが
解説されている。

調べてみると「奇術研究75号」に
ジェラルド・コスキーの方法があり、
そのギミックの作り方には記憶があるが、
題名は完全に失念していた。

荒木氏はピンで連結された安全ピンを外す
ドン・ホワイトの方法を更に進化させて
三段階の構成。
解説と挿絵では理解に苦しんだが、
第2段階を先に練習することで、
容易にコツを掴むことができた。

この手品の和題は
「はずれる安全ピン」。
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