ビッグ・コイン・プロダクション

高木重朗氏と二川滋夫師の
「コインマジック事典」の中の
「ビッグ・コイン・プロダクション」
を読む。

テーブルに四つ折りにしたハンカチを広げ、
小さい銅貨（アメリカン・ペニー）と
大きい銀貨（ハーフダラー）を置く。
大きい銀貨をハンカチの下に入れ、
小さい銅貨をハンカチに叩き付けると。
小さい銅貨が大きい銀貨に変化する。
ハンカチの下の大きい銀貨は
大きい銅貨（イングリッシュ・ペニーに
に変化している。
ポケットに入れた大きい銀貨を
ハンカチに投げ入れるジェスチャーをして
ハンカチを取り除くと
ハーフダラーのジャンボコインが現れる
というもの。

Ｃｏｌｏｕｒ Ｃｈａｎｇｉｎｇ Ｄｅｃｋ

以前、さとる氏が投稿されていた
「Colour Changing Deck」
を読む。

シャフルしたデックから
客に１枚選んでもらい、
演者が後ろ向きの間に
他の客にも覚えてもらう。
前を向いてデックに差し込んでもらい、
デックにハンカチを掛け
マジカル・ジェスチャーをして
ハンカチを取り除くと、
カードの裏模様の色が変化している。
デックをリボン・スプレッドすると、
１枚だけ前の色のカードが有り、
表を見るとそれが客のカード
というもの。

指一本で好きな枚数を取る

youtube で見た
「指一本で好きな枚数を取る」。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックの中ほどに差し込む。
客に１５から２０の間の
好きな数を言ってもらう。
デックをテーブルに横向きに置き、
サイドを指で弾くとデックの上部が反転し
客のカードが現れる。
反転したカードを数えると、
客が言った数と一致している
というもの。

枚数にこだわらず、
弾いて出現させるだけなら
より容易に行うことが出来る。

スパイと逆スパイ

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
「スパイと逆スパイ」
を読む。

シャフルしたデックから
Ａ客とＢ客に
数枚づつのカードを取って
秘かに枚数を数えてもらうもらう。
残りのデックを１枚づつ見せていき、
自分が取った枚数に対応する
枚数目のカードを覚えてもらう。
パケットを二つに分けて
一方を表返す。
それぞれのパケットから１枚づつ
脇に置いていき、
どちらかのカードが出たとき
反対側のカードがもう一人のカード
というもの。

シュリンキング・エレファント

渡邉裕介氏の
「メンタリズム・
　　　シンボル・パック」の中の
「シュリンキング・エレファント」
を見る。

いろんなシンボルが描かれた
２６枚のＭＳＰカードを見せていき、
「一見普通のカードに見えますが、
この中には面白い絵のカードがあります」
と言って１枚のカードを見せると、
何の変哲もない象の絵が描かれている。
そのカードを裏返して、
客の掌に乗せて
もう一方の手で押さえてもらう。
演者がマジカル・ジェスチャーをして、
客にカードをひっくり返してもらうと、
象の絵が十分の一以下に縮んでいる
というもの。

血液型の予言

ツレンチドロップの
「週刊スペルバウンド第４９２号」の中の
「血液型の予言」
を読む。

客の互選で一人を選んでもらう。
客の顔を凝視した後、
財布から５００円硬貨を出し、
そのコインに予言を書いて左手に握る。
客に血液型を聞き、
左手のコインを見ると、
その血液型が書かれている
というメンタル・マジック。

ありあわせのコインで
即席に演じることが出来る。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ダウン・アンダー ４Ａ

２００５年１２月に
ＮＭＣでレクチャーを受けた
「ダウン・アンダー　４Ａ」。

４枚のエースを抜き出して
裏向きにテーブルに並べる。
それぞれの上に３枚づつのカードを置く。
四つのパケットを重ね、
シャフルやカットをして混ぜる。
パケットのトップから１枚づつ、
捨てる・ボトムへ・を繰り返すし、
残り４枚になるまで
ダウン・アンダーを行う。
４枚の表を見ると
４枚のエースが揃っている
というもの。

「ダウン・アンダー　４Ａ」
は私題。

ラッキー・カード

ゆうきとも師の
「monthly Magic Lesson 65」の中の
「ラッキー・カード」
を見る。

客が選んだカードを真ん中にして、
その両側に４枚のエースを並べ、
それぞれの手前に数枚づつのカードを置く。
それぞれのカードの山にエースを乗せ、
隣の山から任意の枚数を上に乗せて
デックを纏める。
エースの名をつづりながらカードを配ると、
それぞれのエースが出現するが、
４枚目は出てこない。
そこで、客が選んだカードの数の
枚数目を開くと、
４枚目のエースが出てくる
というマジック。

シカゴ・トランスポ

「不思議　第３号」の中の
ピーター・サミェルソン氏の
「シカゴ・トランスポ」
を読む。

客に１枚のカードを選んで
サインしてもらいデックに混ぜ込む。
デックを裏向きに広げると
１枚だけ裏色の違うカードがあり、
それが客のサインカードで、
テーブルに置く。
デックをリフルして
客に選んでもらったカードを
演者のカードとして裏にサインし、
テーブルに置く。
２枚のカードが入れ替わると言って、
客に「ゴー」と言ってもらうが
声が小さいので２枚の表同士しか
入れ替わらないというもの。

中国式・脚からはずれる布テープ

「ターベル・コース　第５巻」の中の
「中国式・脚からはずれる布テープ」
を読む。

３メートル近い布テープを
客に渡して検めてもらう。
演者は椅子に座り、
布テープを膝から下に巻きつけ、
さらに、膝から上にも巻きつけて、
布テープの端を
客にきつく結んでもらう。
演者が布の端を持って立ち上がると、
その瞬間、布が脚を貫通して
外れてしまうというもので、
演技後、結ばれたままの布テープを
客に検めてもらうことが出来る。

易しく演じることが出来る。