THE SHOOTIST

アルド・コロンビニ氏の
「CRAZY　FOR　CARDS」の中の
Radagast　氏の
「THE　SHOOTIST」
を見る。

デックから客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに戻してシャフルする。
演者は左向きに構え、
右手にデックを持って
Ｖの字状に半分に分け、
左手をその上方に構えると、
デックから１枚のカードが飛び上がり
左手でキャッチすると、
それが客のカードというもの。

Ｒａｄａｇａｓｔ氏独自の技法で、
かなりの練習が必要か。

ブリッジ必勝法

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
「ブリッジ必勝法」
を読む。

ブリッジをする場合、
例えば切り札がクラブの場合、
ギャンブラーはクラブの１３枚に
秘かに印をつけると話しながら、
リフルシャフルしたデックから
クラブの１３枚を抜き出して見せる。
でも、マジシャンは
カードを自由に操れますと言って、
残りのデックをシャフルし、
客にもカットしてもらって
３人に配ると、
３人のパケットは
それぞれ同じスートになっている
というもの。

ESP ５度の予言

YOUTUBE　で見た
「ESP　５度の予言」。

五つのマークが描かれた
ESPカード２組１０枚を見せ、
１組５枚を客に渡す。
客が出すカードを予言して
先に演者が裏向きに出し、
そのあとで客が出す。
これを５度繰り返す。
一対ずつ見ていくと、
すべての予言が当たっている
というもの。

「ESP　５度の予言」は私題。

電卓トリック

三田晧司氏の
「入門メンタルマジック」の中の
「電卓トリック」
を読む。

客に電卓を操作してもらう前に、
予言を書いた紙を
裏向きにしてテーブルに置く。
客に４～５桁の好きな数字を
電卓に入れてもらう。
更に、演者が指示する数字を
加減乗除してもらう。
最後に客が入れた好きな数を
引いてもらい、
答えを出してもらう。
予言の紙を見ると、
答えと一致している
というもの。

Burnt Card

DARYL　氏の
「CARD　REVELATIONS　
　　　　　VOLUME　５」の中の
「Burnt　Card」
を見る。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに混ぜ込む。
ライターを出して、デックをあぶる。
デックを裏向きに
リボン・スプレッドすると、
縁が焼け焦げた１枚のカードがある。
ほかの５１枚を調べると
客のカードは無く、
焼け焦げたカードを見ると
それが客のカード
というもの。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ミラクル・ボックス

荒木一郎氏の
「舶来カード奇術あ・ら・カルト」の中の
「ミラクル・ボックス」
を読む。

デックから４枚のキングを抜き出す。
客が指定するカードをデックから抜き出し、
サインをしてもらって、
裏向きにカードケースに入れる。
４枚のキングを検めて
表向きにカードケースに乗せ、
キングのインデックスを指で弾くと、
キング４枚と客のサインカードが
一瞬で入れ替わる。
ケースの蓋を開けて、
４枚のキングを取り出すというもの。

なじみの薄い技法が
使用されている。

お札の復活

二川滋夫師の
「入門テーブルマジック」の中の
「お札の復活」を読む。

検めたお札を二つに折り、
更に四つに折って、
中央部分を小さく破り取る。
その小片を広げて、
お札の中央を破り取ったことを見せ、
その小片をポケットに入れる。
ポケットの外からその小片をつかみ取り、
それを左手のお札に投げつける
ジェスチャーをして、
お札を広げていくと
元のお札に復活しているというもの。

類似の復活マジックの中では
説得力がある。

２枚のカード当て

「The　Magic　第５４号」の中の
二川滋夫師の
「２枚のカード当て」
を読む。

シャフルしたデックの
上半分を右手に取り、
左右の客にそれぞれのパケットの
上半分を持ち上げて、
そのボトムカードを覚えてもらい、
元のように重ねてもらう。
左右のパケットを一つにしてカットする。
デックの表を見ていって
黒の２のカードを探して
裏向きに左右の客の手の上に置き、
２はオールマイティーのカードです
と言って表返してもらうと、
客のカードに変化している
というもの。

小切手

「とりっくBOX　第６号」の中の
荒井晋一氏の
「小切手」
を読む。

手に持った名刺の束から
１枚をテーブルに置いて
名前の横に￥１００００と書く。
その名刺を裏向きに名刺の束の上に置き、
マジカル・ジェスチャーをして
裏向きの名刺を表返すと
１万円札が現れる。
名刺に書いた￥１００００の文字は
消えているというもの。

難しい技法は使われていないので、
容易に演じることができる。

世界最速のカードマジック

都々師の
「Bar　Magic」の中の
「世界最速のカードマジック」を見る。
　　　　　　　　　　
客にシャフルしてもらったデックを
右手に持ち、
テーブルにドリブルしながら
客にストップと言ってもらう。
右手のパケットのボトムカードを
客に覚えてもらい、
テーブルのカードの上に重ねて
客にシャフルしてもらうため
客がデックを手に取った瞬間、
１枚のカードを客に見せると
それが客のカードというもの。

類似のタイトルに
ユージン・バーガー氏の
「世界で一番速いカード・トリック」がある。