混ぜるなキケン

ラリー・ジェニングス氏の
「カード・マジック」の中の
「混ぜるなキケン」
を読む。

デックをシャフルして
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに戻してもらう。
リフル・シャフルしたり、
オーバーハンド・シャフルをしたりする。
デックがよく混ざった状態にして
マジカル・ジェスチャーをする。
デックを表向きに広げると、
赤いカードと黒いカードが分別され、
客のカードだけが
反対色のグループに入っている
というもの。

古くからあるマジックの欠点を
逆に利用した作品。

完全なコインの消失 ２

シオミ氏の
「コイン・スリービング」の中の
「完全なコインの消失　２」
を見る。

ハンカチを検めて
ハンカチのコーナーが
前後左右になるように
テーブル上に広げる。
ハンカチの中央にコインを置き、
ハンカチの四つのコーナーを
コインの上に重ねていく。
コーナーをめくって
まだコインがあることを確認した後、
一つのコーナーをつまんで
ハンカチを一振りすると、
コインが消失している
というもの。

差し込んだカードと一致するカード

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
ラリー・ジェニングス氏の
「差し込んだカードと一致するカード」
を読む。

デックをシャフルしながら
１枚のカードを予言として
裏向きにテーブルに置く。
デックをリフルしていって
客に１枚選んでもらい、
裏向きのまま持ってもらう。
演者が持っているデックに
客のカードを半分差し込んでもらう。
差し込んだ客のカードを見ると
テーブルの予言と同じ数のカードで、
予言と一致している。
更に、差し込んだ上下のカードも
同じ数のカードというもの。

Hofzinser All Backs

マイケル・アマー　師の
「EASY　TO　MASTER　
　　　CARD　MIRACLES」の中の
「Hofzinser　All　Backs」
を見る。

シャフルしたデックから
客に１枚のカードを選んで覚えてもらい
デックに混ぜ込む。
デックから３枚のカードを出して
おまじないをすると、
３枚すべてが客のカードになる。
次に３枚を検めると
３枚とも両面裏のカードに変化する。
更に検めると、
３枚とも異なるカードになっている。
それをテーブルに置いたデックに乗せる。
デックのトップを開くと、
いつの間にか
客のカードがトップにある
というもの。

手掛かりなしのカード当て

「　The　Magic　第52号」の中の
二川滋夫師の
「手掛かりなしのカード当て」
を読む。

客にデックをシャフルしてもらう。
客に１０枚目までの好きな枚数を
決めてもらい、演者は後ろを向く。
客が決めた枚数目のカードを覚えてもらい、
更に、ボトムから同数のカードを取って
トップに重ねてもらう。
演者は前を向き、
全く手掛かりが無い事を確認して、
デックをテーブルの下で
或る操作を行う。
デックをテーブルに置き、
最初に覚えた枚数目を開いてもらうと
客のカードが出てくるというもの。

JOKER DILEMMA

アルド・コロンビニ氏の
「ON　THE　CARDS」の中の
「JOKER　DILEMMA」
を見る。

青デックと予言の赤裏カードを出して
予言はテーブル脇に置く。
デックから２枚のジョーカーを出し、
裏向きにファン状に持つ。
デックを裏向きにリボン・スプレッドし、
客に１枚選んでもらって
裏向きのままジョーカーの間に挟む。
上下のジョーカーを表返し、
予言のカードを開いたのち
客のカードを表返すと
予言と一致している
というもの。
更に、残りのカードを表向けると
すべてジョーカー。

スリー・カード・モンテ

「奇術研究　第４１号」の中の
松田秀次郎氏の
「スリー・カード・モンテ」
を読む。

演者は夢遊病について話し、
実験をしてみましょうと言う。
デックからハートのAとダイヤのAと
クラブのJを取り出して
テーブルに表向きに並べる。
３枚をよく見せ、
黒い絵札の位置を覚えてもらい、
裏返してテーブルに並べ、
３枚の位置を２～３度
ゆっくりと入れ替える。
客にどれが絵札かと質問すると
絵札の位置を当てることが出来ないので
夢遊病の兆候ありと説明する
というもの。

LIE DETECTOR

Kirk　Charles　氏の
「Miracles with a Marked Deck」の中の
「LIE　DETECTOR」
を見る。

シャフルしたデックをテーブルに置き、
客がカットした所のカードを覚えてもらう。
デックを表向きにリボン・スプレッドし、
左三分の一、中三分の一、右三分の一
に分けて、
どのパートにあるかを聞き、
ほかのパートはまとめて脇に置く。
客のカードが含まれているパケットを
１枚ずつ表向きにテーブルに置いていくが
客は全てのカードに
「ＮＯ」と答えるように言っておく。
演者は客の声の調子の異変で
客のカードを当てるというもの。

競馬で三連勝する方法

「ターベル・コース　第６巻」の中の
「競馬で三連勝する方法」
を読む。

デックをファン状にして表裏を客に見せ、
シャフルして三つの山に分ける。
カードを馬に見立て
３回のレースを行うと説明する。
第１の山のレース前に、
演者は勝ち馬を予想して紙に書き、
折り畳んでテーブルに置き、
その後で客が１枚のカードを選び、
それを勝ち馬とする。
第２レース、第３レースも
客が選ぶ前に勝ち馬の予想を紙に書く。
３度のレースの後照合すると、
全てのレースで予想した勝ち馬が
的中しているというもの。

１５枚のどんでん返し

YOUTUBE　で見た
「１５枚のどんでん返し」。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい
デックに戻してシャフルする。
トップからテーブルに横５列縦３列に
１５枚を裏向きに並べ、残りは脇に置く。
１５枚の中の１枚を表返し
これでしょうというが間違いで脇に置く。
もう一度もう一度と言いながら
あと３回試みるがすべて間違っている。
客にカードを聞くと、
テーブルのカードが
客のカードの形にディスプレイされている
というもの。


「１５枚のどんでん返し」は私題。