はじめての予言

ＴＯＭＭＹ氏の
「TOMMY'S BOX」の中の
「はじめての予言」
を見る。

子どものころに行った
カードの予言マジックを
再現しますと言って、
客に１枚のカードを選んでもらって
予言のカードが書かれたボードを見せるが
当っていない。
客のブーイングを受けて
もう一度ボードを見直すと
客のカードが表示されているという
サカー・トリック。

難しい技法は無いので
ギミックを作成。

コインズ・ツー・グラス

ゆうきとも師の
「温泉レクチャー　２」の中の
「コインズ・ツー・グラス」
を見る。

３枚のコインとグラスを見せ、
１枚目のコインを
グラスの底に打ちつけると
コインが底を貫通してグラスに入る。
２枚目のコインは
左腕にこすりつけるとグラスに入り、
３枚目のコインは
右手から体を通って左手のグラスに入る
というもの。

演者の負担が少ないように簡略化され
やさしい技法で構成されているので、
覚え易く演じ易い。

Ｂｉｒｔｈｄａｙ Ｂｉｌｌ

Diamond Jim Tyler 氏の
「POCKETS FULL OF MIRACLES」の中の
「Birthday Bill」
を見る。

客から紙幣を借りて八つに折りたたむ。
穴をあけるパンチを取り出して、
客の紙幣におまじないをかけ、
紙幣を開いていくと紙幣の屑が散らばり
紙幣には
「HAPPY BIRTHDAY」
の形に穴があいているという手品。

紙幣に穴をあけることは
インパクトは強いが、抵抗があるので、
パイロットのＦＲＩＸＯＮペンを
使いたい。

マッチするピクチャーカード

加藤英夫氏の
「ＣＤレクチャー・ノート」の中の
ニック・トロスト氏の
「マッチするピクチャーカード」
を読む。

デックをシャフルして絵札を抜き出す。
順序をバラバラにしますと言って
カードの順番を組み替え、
トップから２枚づつ見せて
数と色がバラバラであることを見せる。
マジカル・ジェスチャーをして、
トップから２枚づつ開いていくと
すべてメイトカードになっている
というもの。
、
庄司タカヒト師の
「絵札合わせ」の演出が面白い。

おかしな知覚

ルポール氏の
「ルポールのカードマジック」の中の
「おかしな知覚」
を読む。

記憶力の実験をしますと言って
客にシャフルしてもらった赤デックから
５枚を数え取りシャフルする。
青デックから１枚を取って
赤裏５枚のパケットに差し込む。
客に今の状態を聞くと
赤裏５枚と青裏１枚という返事がある。
パケットを広げると、
赤裏１枚と青裏５枚に逆転している
というマジック。

難しい技法は無く、
容易に演じることができる。

ＨＡＲＡＤＡ ＨＯＬＤ

原田大樹氏の
「HARADA HOLD」
を見る。

コインを手に隠し持ちながら
両手を開いて表裏を見せることができる
ＨＡＲＡＤＡ　ＨＯＬＤ　について
基本動作が説明されている。

昔からある技法を一歩進められた事で
新技法が誕生している。

矢田憲資氏と銀次郎氏が
多くの応用手順を解説されているが、
銀次郎氏の
「Coin Vanish & Back #1」と
「Appearing Coin」
だけでもマスターしたい。

誕生日

赤松誉義氏の
「トランプ数理マジック事典」の中の
「誕生日」
を読む。

客にデックをシャフルしてもらい
１枚選んで表を見ずに
ケースに入れてもらう。
演者が後ろ向きの間に
客の誕生月と日の合計の枚数を
デックから取ってもらう。
演者は前を向き、ケースのカードを
そのパケットに乗せ、
更に数枚を加えてカットする。
誕生月と日の合計枚数を配ると、
最後のカードに
ハッピー・バースデイ」
の絵があるという手品。

ＭＩＸ

ＬＩＭＩＮ氏の
「Ｍｉｘ」の中の
「ＭＩＸ」を見る。

デックからハートのＪとスペードのＪを
出して検め、背中合わせにする。
ハートのＪが客の方を向き、
スペードのＪが演者を向くようにする。
右手でカードを振っていると、
次第に２枚が溶け合って貫通し、
前後のカードが逆になる。
その２枚は客に検めてもらえる
という手品。

ようやくギミックが完成。
スムーズに行うには練習が必要。

２枚のカードの位置交換

松田道弘氏の
「クロースアップ・カードマジック」の
「２枚のカードの位置交換」
を読む。

デックからスペードのＡとハートのＡを
抜き出して見せ、
スペードのＡを裏向きにテーブルに置き
その上にグラスを乗せる。
ハートのＡも裏向きにして
グラスの上に乗せる。
マジカル・ジェスチャーをすると
上下のカードの位置が逆になっている
というマジック。

ジョン・ハーマン氏の
ボトム・ダブル・ドロップの使用で、
説得力ががある。

スプーンと指輪

モダクラ劇場　Vol.6」の中の
荒井晋一氏の
「スプーンと指輪」
を見る。

スプーンの取っ手を上に立てて持ち、
上から指輪を通す。
ハンカチを掛けてスプーンを振り、
音で指輪の所在を確認してもらう。
スプーンをテーブルに軽く打つつけると、
指輪がスプーンを貫通して
テーブルに落ちるという手品。

「The Magic 27号」
に発表された作品。