チューブ・チェンジ

野島伸幸氏の
「手作りカード・マジック」の中の
「チューブ・チェンジ」
を見る。

カードを縦長に丸めてチューブ状にし、
輪ゴムで止めたものをテーブルに置く。
客に１枚のカードを選んで覚えてもらい、
デックに戻してシャフルする。
このチューブのカードは
あなたのカードを予言しています
と言ってカードを開くが、当っていない。
再び丸めて振ると・
裏模様が変化し、
表も客のカードに変っているというもの。

スムーズに変化させるには
少し練習が必要。

夢のエフェクト

柳田昌宏氏の
「Ｔｈｅ　Ｐｅｒｆｅｃｔ」の中の
「夢のエフェクト」
を見る。

シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい
デックに戻してシャフルする。
デックをリボンスプレッドすると
裏の色が違うカードが１枚だけあり、
それが客のカードという
「シカゴ・オープナー」の現象。
４枚のＫでそれを弾くと
裏の色が同色に変化。
それを４枚のＫに挟むと消失。
数枚のカードで花占いの要領で
１枚選んでもらうと、
裏の色が他と違う色に変化する
というマジック。

ポーカー

マックス・メイヴェン氏の
「パケット・トリック」の中の
「ポーカー」を読む。

１枚目は裏向きに配り、
２枚目、３枚目、４枚目、５枚目は
表向きに配るという、馴染みがない
「スタッド・ポーカー」の話。

裏向きの５枚のカードを検め、
１枚目を裏向きにテーブルに配る。
残り４枚が１枚づつ
表向きの１０になっていき、
フォア・カードの役になる。
テーブルのカードの表を見ると
スペードのＡで、
４枚の１０はスペードのＫ・Ｑ・Ｊ・10に
変化して
ロイヤル・ストレート・フラッシュ完成。

１－２－３ ＪＵＭＢＯ ＣＡＲＤ ＡＣＲＯＳＳ

MARK LIVERIDGE 氏の
「The Magic of MARK LIVERIDGE」の中の
「1-2-3- JUMBO CARD ACROSS」
を見る。

窓があいた大型封筒２枚を検めてもらう。
ジャンボ・カードの６枚のクラブの３を
それぞれの封筒に３枚づつ入れ、
一方を客に持っていてもらう。
マジカル・ジェスチャーをするたびに
テーブルに立てた封筒から
クラブの３が１枚づつ客の封筒に移り、
３枚すべてが飛行するというもの。

ずっと以前Ｔマジックから購入し、
２００２年のＦＭＣの発表会で
演じたもので、
解説書にMARK LIVERIDGE　と
クレジット されていた。

相思相愛のダウン・アンダー

石田隆信氏の
「SUPER SELF WORKING」の中の
「相思相愛のダウン・アンダー」
を読む。

シャフルしたデックから
三分の一程度のカードを分けて取り、
トップから１枚づつ客の手に乗せて行き
客にストップをかけてもらう。
客の手に乗せられたカードを
ダウン・アンダーしてもらい、
最後のカードを表向きに置いてもらう。
演者もダウン・アンダーの最後を
表向けると、メイト・カードになっている。
そのカードの数は演者の枚数と一致し、
演者の最後のカードの数は
客のカードの枚数と一致している
というダブルの現象になっている。　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Ｃ☆ｍｅｔ !

「ＰＡＬＭ第１４号」の中の
今村晶彦氏の
「Ｃ☆ｍｅｔ !」を読む。

客に１枚のカードを選んで
サインしてもらい、
デックに戻してシャフルする。
デックを紙袋に投げ込み、
袋を振ってカードを混ぜる。
先にクリップがついたリボンを
袋に垂らし、
引き上げるとカードが挟まっていて
それが客のカードというもの。

カードが挟まったままのリボンを
そのまま客に手渡しすることができる。

私題は、
「リボンでカード釣り」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

Ｃｌａｓｓｉｃ Ｗｉｌｄ Ｃａｒｄ

黒田文彦氏の
「魁・kuroda塾The Double Face」の
「Classic Wild Card」
を見る。

９枚のカードの表裏を検め、
８枚のジョーカーとスペードの５が１枚
あることを見せる。
テーブルに裏向きのジョーカー４枚と
表向きのジョ０カー４枚を並べる。
裏向きのカード１枚づつに
スペードの５が転写され、
表向きのジョ－カー４枚も
スペードの５に変化し、
すべてがスペードの５になってしまう
というもの。

易しい技法のみで構成され、
演じやすい。

Ｂｉｌｌ ｉｎ Ｌｅｍｏｎ

TED LESLEY 氏の
「CABARET MAGIC Vol.2」の中の
「Bill in Lemon」
を見る。

お札を三分の一位破って右の客に預け、
残り三分の二を折りたたんで
ポチ袋と一緒に左の客に渡して
お札を封筒に入れて封をして
持っていてもらう。
マジカル・ジェスチャーをして
客に開封してもらうと
お札が無くなっている。
テーブルのレモンを二つに切ると
三分の二のお札が出てきて、
右の客に預けている三分の一と
シリアルナンバーが一致している
というマジック。

新聞から楠玉

「MUM JAPAN ４８号」の中の
油井史好氏の
「ステージ・マジックおもちゃ箱」
で解説されている
「新聞から楠玉」
を読む。

表裏を検めた新聞紙を、
二つに破り、四つに破り・
だんだん小さく破って丸め、
広げると新聞紙が復活するという
通常の手順ではなく、
破って丸めた新聞紙を放り上げると、
楠玉に変化するという手品。

マジシャン向きには
意表をついて面白そう。

念力ウォンドの超常現象

ジャンボ・カードのファイルを
整理していたら
「念力ウォンドの超常現象」
という袋が出てきたが、
解説書は無く、全く記憶に無い。

発売元がＭｒ．Ｋと書かれているので
Ｋ氏の存命中に戴いたものらしい。

ネットで検索したところ、
某ショップのカタログに有り、
その現象を読んでギミックと対比し、
ようやく使用法を理解。

１３枚のジャンボ・カードで
アンビシャス・カードを行い、
最後はすべてが客のカードに変化する
というもの。