ほたる

フィル・ゴールドスティン氏の
「とらんぷの動物園」の中の
「ほたる」
を読む。

シャフルしたデックから
４枚のＫを抜き出して
表向きにトップに置き、
１枚ずつ検める。
４枚のＫを左手に持ち、
スペードのＫを右手に取って、
左袖にこすりつけて弾くと、
スペードのＡに変化する。
残り３枚のＫをファンにすると、
３枚のＡに変化している
というもの。

Sandwiched Thought Card

「Stars of Magic　５」の中の
BERNARD　BILIS　氏の
「Sandwiched　Thought　Card」
を見る。

２枚の黒のJをテーブルに出し、
表裏を検めて右の客につまんでいてもらう。
左の客に好きなカードを言ってもらい、
デックからそれを探して
テーブルに置く真似をする。
テーブルに置いた見えないカードを
右の客がつまんでいるカードに
投げ込むジェスチャーをする。
右の客のカードを受け取って広げると
裏向きのカードが１枚挟まっている。
上下のＪをテーブルに置き、
裏向きのカードを見ると
左の客が選んだカードというもの。

MULTIPLE CHANGE

加藤英夫氏の
「CDレクチャー・ノート」の中の
DAI　VERNON　氏原作の
「MULTIPLE　CHANGE」
を読む。

青デックをシャフルして、
ポケットから赤裏の１枚を出して、
表を見せずに予言のカードですと言って
トップに乗せる。
客にデックから１枚選んで覚えてもらい、
デックの中ほどに戻す。
予言のカードを表返すと、
客のカードと一致している。
予言のカードを脇に置き、
このカードは全てのカードに対応します
と言って
トップカードと予言カードを表向けると、
そのカードとも一致するというもの。

１５枚のカード（４）

赤松誉義氏の
「トランプ数理マジック事典」の中の
「１５枚のカード（４）」
を読む。

客にデックから１５枚のカードを
抜き出してもらい、
その中の１枚を覚えてシャフルしてもらう。
パケットを受け取り、
アウトジョグから始める
アンフェローをして、
アウトジョグしたカードを抜き出して
客が覚えたカードの有無を聞く。
これをあと３回繰り返して、
客のカードを当てるというもの。

セルフ・ワーキング・トリックで
ビギナー向き。

カラー・チェンジング・デック

YOUTUBE　で見た
「カラー・チェンジング・デック」。

青裏のデックを表向きでシャフルしながら
客に好きな所でストップと言ってもらい、
ストップされたカードを
表向きのままテーブルに出す。
デックを広げてスペードのJを出して
裏返して客に渡し、
表向きのデックの中ほどに
差し込んでもらい、
そのカードの上下の客の好きな方を
表向きにテーブルに出す。
テーブルの２枚を赤ペンの上で擦ると
裏の色が青から赤に変化する。
同様にデックを擦るとすべて赤裏になり、
スペードのJだけ表向きなので、
これも擦ると赤裏になるというもの。

スーパー・バックオフ

「とりっくBOX 　第２号」の中の
片倉雄一氏の
「スーパー・バックオフ」
を読む。

裏向きの４枚のカードを検め、
１枚づつ左手に取っていくと
４枚とも両面裏のカード。
トップカードで２枚目を擦ると
２枚目の裏模様がジョーカーに変化。
ジョーカーをボトムに廻し、
トップから１枚ずつひっくり返すと
４枚すべてがジョーカーに変化している。
マジカル・ジェスチャーをして、
４枚の表を見ると、
４枚のエースに変化している
というもので、
変化した４枚のエースは
客に調べてもらうことが出来る。

銀はがし式・うそ発見器

荒木一郎氏の
「カードマジックおとぎ話」の中の
「銀はがし式・うそ発見器」
を読む。

キング４枚とクイーン４枚を抜き出して、
このカードには
高性能チップが埋め込まれていて、
コンピューターの働きをすると話す。
８枚のカードの中の１枚を覚えてもらう。
客に三つの質問をして順序を入れ替える。
パケットを二つに配り分け、
まずＫかＱかを聞き、
嘘を言うとカードの中央のボタンが
光りますと説明する。
次に色を聞き、ボタンが光るかを見る。
最後に、マークを聞き、同様に反応を見る。
最後に残った１枚を見ると、
それが客が覚えたカードというもの。

ヒョッコリ現われる「３」

気賀康夫氏の
「入門トランプマジック」の中の
ジョン・スチュアート・スミス氏の
「ヒョッコリ現われる「３」」
を読む。

シャフルしたデックのトップから
テーブルに５枚を配って、
客に１枚選んでもらう。
デックのトップから
客が好きなだけテーブルに配る。
客が選んだカードを見ると３なので、
テーブルに配られたパケットを
三つに配り分けてもらう。
マジカル・ジェスチャーをして、
三つのパケットのトップを開くと
すべて３のカードが出てくる
というもの。

スナップで変身

MAX　MAVEN　氏の
「パケット・トリック」の中の
「スナップで変身」
を読む。

シャフルしたデックから
４枚のKを選び出して検める。
裏向きの４枚の
トップカードのKを表返して右手に取り、
左袖に当てて擦り、
パチンと弾くとAに変化。
それを左手のパケットに重ね、
広げると、
全てのKがAに変化している
というもの。

すばやいすりかえ

高木重朗氏の
「カードマジック事典」の中の
「すばやいすりかえ」
を読む。

左の客に２０枚前後の数を言ってもらい、
デックからその枚数を数えて渡し、
演者は後ろを向く。
そのパケットを不均等に分けて
一方を右の客に渡してもらい、
それぞれ枚数を数えてもらう。
演者は前を向き、
残りのデックのトップから
１枚ずつ見せていき、
自分の枚数目のカードを覚えてもらう。
演者はテーブルの下でデックを操作すると
二人のカードの順番が入れ替わっている
というもの。