心で思ったカードを質問なしであてる

三田晧司氏の
「入門メンタルマジック」の中の
「心で思ったカードを質問なしであてる」
を読む。

シャフルしたデックから
客に３枚を選んでもらう。
その３枚をファン状にして表を見せ、
客に１枚を覚えてもらう。
３枚をポケットに入れ念を集中して
１枚を裏向きに取り出して
このカードではないようですと言い、
次の１枚を取り出して
これも違うようですと言って
テーブルに置く。
客に覚えたカードを聞き、
最後の１枚を取り出すと当たっている
というもの。

客がシャフルしても

YOUTUBE　で見た
「客がシャフルしても」。

デックをシャフルして客に渡し、
演者は後ろを向く。
客の手に持ったデックから
ゆっくりと１枚ずつ音がしないように
テーブルに配ってもらい
任意のところで止めてもらい、
手元のトップを覚えて手元に戻し、
テーブルのカードを
手元のカードの上に戻してもらう。
演者は前を向きリフルシャフルして、
客にもロゼット・シャフルしてもらう。
演者はデックを表向きに広げて、
客のカードを探し出すというもの。

「客がシャフルしても」は私題。

ロックのハンドパワー

デックをシャフルし、
客にもシャフルしてもらって
トップカードを取り、
デックを返してもらう。
客はそのカードを覚えて、
演者がシャフルするデックの
好きな所に返してもらい、
デックを客にカットしてもらう。
デックを四つの山に配り分ける。
演者は四つの山に手をかざして、
客のカードが無いと思われる山を
一つずつ取り除いていく。
最後の山に念を集中して、
上から何枚目にあることを告げ、
客に数えてもらうと、
客のカードが出てくるというもの。

結び目の移動と消滅

「奇術研究　第５０号」の中の
エディ・ティテルボーム氏の
「結び目の移動と消滅」
を読む。

１３０センチくらいのロープの
両端を持って、
真ん中に結び目を作る。
その結び目を右手で握って引っ張ると
ロープの端まで移動する。
次に、その結び目を
左手で握って引っ張ると、
結び目はロープの反対の端まで移動する。
最後は結び目を中央まで移動させて
握り取り、
空中に放り上げると消失する
というもの。

Countdown Aces Revival

YOKOI　MUNEO　氏の
「２００８　
　THE　COLLECTED　WORKS」の中の
「Countdown　Aces　Revival」
を見る。

予め、４枚のエースをテーブルに出す。
シャフルしたデックから
客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに混ぜ込む。
４枚のAを数えると１枚表向きになる。
それを除いて数えると４枚に戻り、
１枚表向きになっている。
それを除いてもう一度数えると、
また４枚に戻り、
１枚表向きになっている。
それを除いて残りの枚数を聞くと、
１枚だけになっていて、
それが客のカードというもの。
　　　　　　　　　

シルク・シェイク

藤山新太郎師の
「The　６ｔｈ　
ＬＥＣＴＵＲＥ　ＮＯＴＥＳ」の中の
「シルク・シェイク」
を読む。

検めた新聞紙を丸めて筒状にして
輪ゴムで止める。
筒の一方から水を注ぎ入れて
逆さにしてもこぼれない。
マジカル・ジェスチャーをして、
筒の反対側からシルクを取り出す。
筒から輪ゴムを外し、
新聞紙を二つに破り、
四つに破って捨てるというもの。

ハルのエース・モンテ

松田道弘氏の
「トリックカード事典」の中の
「ハルのエース・モンテ」
を読む。

表向きのエースの上に
３枚の裏向きのカードが重なった
４枚のパケットを見せる。
パケットを揃えてトップカードを
ひっくり返してボトムに廻す。
次のトップをそのままボトムに廻す。
ボトムカードをひっくり返す。
パケットをカットして広げると
表向きが２枚と裏向きが２枚。
エースはどちらの裏向きカードかを
客に当てさせるが、
常に当たらないというもの。

パベルの予言ロープ

「ターベル・コース　第７巻」の中の
「パベルの予言ロープ」
を読む。

７～８０センチの赤・青・黄の
３本のロープが入った
透明のビニール袋を見せて
テーブルに置く。
テーブルに置いたロープと同じ色の
３本のロープを客に渡し、
好きな順序に結んで
長い１本のロープにして、
一端を持ってぶら下げてもらう。
演者はビニール袋から
ロープの一端を持ってぶら下げると、
客のロープと全く同じ順序に
結ばれているというもの。

こぼれない水

庄司タカヒト師の
「クロースアップマジック
　　　秘密のネタ本」の中の
「こぼれない水」
を読む。

プラスチックのコップに
ペットボトルから水を注ぎ、
水が入ったコップに
右手で蓋をして逆さにする。
勿論、右手の蓋で水はこぼれない。
そのまま右手をゆっくりと離すが、
水は引力に逆らってこぼれない。
バケツの上で
マジカル・ジェスチャーをすると、
水が一挙にこぼれ落ちるというもの。

ファスティネーション

リチャード・カウフマン氏の
「世界の
　　クロースアップ・マジック」の中の
J・K・ハートマン氏の
「ファスティネーション」
を読む。

ミニ・デックから１枚選んでもらい、
ホッチキスで印をつける。
シャフルしたデックから
１枚ずつ取っていき、
客がストップと言ったところに
ホッチキスのついたミニ・カードを置く。
マジカル・ジェスチャーをして
ミニ・カードを見ると、
同じレギュラー・カードも留まっている
というもの。

ミニ・デックの消耗が痛いマジック。