「The Magic 第4号」の中の
ケン正木氏の
「札やぶり」
を読む。
子ども銀行のおもちゃの紙幣を使う。
お札を二つに破り四つに破って丸め、
広げると復活しているというマジック。
種明かしをしますと言って
客にもお札を渡して、
演者と同じように
お札を破って丸め、
広げてもらうと、
演者のお札は復活しているが
客のお札は破れたまま
というサカー・トリック。
「ターベル・コース 第2巻」の中の
「皿を貫通するコイン」
を読む。
客からコインを借りて
客にサインペンで印をつけてもらう。
コインを紙に包んで皿に乗せ、
皿をコップに乗せる。
紙に火をつけて燃やすと、
コインが皿を貫通してコップに落ちる。
演技後、コインを客に返し、
印を検めてもらう
というもの。
入手先不明の
「ジプシー・ヤーン」。
糸巻から1メートルくらいの
糸をほどいて千切る。
その糸を10センチくらいの長さに
千切っていく。
バラバラになった短い糸を丸めて
端を持って引っ張ると、
元の一本の糸に復活するというもの。
「ジプシー・スレッド」
と呼ばれることが多い。
「奇術研究 第9号」の中の
保田春雄氏の
「サインのコイン」
を読む。
客から借りたコインに
サインペンでサインをしてもらい
マッチ箱に入れて振って確認し、
テーブルの左に置く。
検めた空のコップに
タバコの箱で蓋をしてテーブル右に置く。
「エイッ」と気合を掛けて
テーブルを叩くと、
コインが蓋をしたコップの中に
「チャリン」と飛び込む
というもの。
YOUTUBE で見た
「客のカードがパケットからパケットへ」。
デックから4枚の2と4枚のQを抜き出し、
裏返してテーブルの左右に置く。
客に1枚のカードを選んでもらい、
裏向きの4枚の2の真ん中に
表向きに入れる。
マジカル・ジェスチャーをすると、
2の中の客のカードが消失している。
表向きの4枚のQを見ると、
裏向きのカードが1枚あって
それが客のカードというもの。
「客のカードがパケットからパケットへ」
は私題。
荒井晋一氏の
「フォー・サイド」。
デックを表向きに広げて検めたのち、
上半分を取って客の前に置いてもらう。
下半分のトップから
テーブルに1枚ずつ置いていきながら
客にストップと言ってもらい、
1枚のカードを覚えてもらう。
配ったカードを集めてシャフルし、
覚えたカードは1枚だけであることを
確認する。
更に、客の前のパケットを広げると、
裏の色が違うカードが1枚あって、
客が覚えたカードと同じカードで、
客のカードが予言されているというもの。
「The Magic 第4号」の中の
「透明なダイス」
を読む。
シャフルしたデックから
客に1枚選んで覚えてもらい、
デックに戻してカットする。
透明なダイスを2個テーブルに出し、
左の客に1個を振ってもらい、
右の客には2個を振って
2個の合計を出してもらう。
二人にそれぞれの枚数を配ったり、
2人の合計数を配ると、
客のカードが出てくるというもの。
「ターベル・コース 第2巻」の中の
「新・コイン消失用紙」
を読む。
12~13センチ四方の紙の
表裏を検め、
下三分の一を折り上げ、
折り上げた中央にコインを押し入れ、
その上に上三分の一を折り下げる。
更に左右からも折り畳んで
密封状態にする。
その紙にマッチで火をつけて燃やすと
コインも消失してしまうが、
コインはマッチ箱から出現する
というもの。
リチャード・サンダース氏の
「ロイヤル・スタブ」。
デックから客に1枚選んで覚えてもらい、
デックに戻してシャフルする。
「客が選んだカードを
剣に刺して当てるマジックがあるが、
手元に剣が無いのでカードの剣を使います」
と言ってクラブのKを出して
描かれた剣を見せる。
そのカードをデックの中ほどに差し込み、
引き抜いたカードを見ると、
客が選んだミニカードが
剣に刺さっているというもの。
「奇術研究 第9号」の中の
柴田直光氏の
「旅行するスペード印」
を読む。
シャフルしたデックから
スペードの5とスペードの2を抜き出す。
スペードのマークを移動させます
と言って、
表向きの5の上に2を裏向きに重ね、
2を押さえながら5の上でこすると、
5の真ん中のマークが2に飛び移り、
5が4になり2が3に変化する
というもの。