「奇術研究 第52号」の中の
根本毅氏の
「うらない」
を読む。
「今から宇宙占いを行います」
「宇宙は丸く地球も丸い。
人生で一番大切なお金も丸です」
と言って1円玉2枚を出す。
「この2枚で占って差し上げます」
と言って希望者に前に出てもらう。
1枚を演者の額に当て、もう1枚を重ねて
上に当てたコインを指で押さえて
ゆっくりと廻してみせ、
こうしながら占ってもらいたいことを
念じてくださいと言ってコインを渡す。
但し、上司や好きな人にはできない
イタズラ・マジック。
高木重朗氏・麦谷眞里氏の
「カードマジック入門事典」の中の
ファーザー・サイプリアン氏の
「何でもどうぞ」
を読む。
客にAからKまでの好きな数を書いてもらう。
デックをシャフルする。
客に10から20の間の好きな枚数を
言ってもらいその枚数をテーブルに配り、
一定のルールのもとに1枚を選び、
裏向きに客の前に置く。
続けて3回、同様に枚数を言ってもらって
3枚のカードを選んで客の前に置く。
客の前に置いた4枚を開くと、
最初に書いてもらった数の
「フォア・オブ・ア・カインド」
が揃っているというもの。
出典不明の
「客のカードだけ変色」。
ファンにして表裏を検めた赤裏デックを
シャフルして、
客に1枚選んで覚えてもらい
デックに混ぜ込む。
青デックでおまじないをして
リボン・スプレッドすると、
1枚だけ青裏のカードがあり、
表返すとそれが客のカード。
1枚だけ青裏のカードがあると
一組のデックが使えないので、
青裏の客のカードを赤デックに通すと
元の赤裏に戻っている
というもの。
藤原邦恭師の
「ハッピー・パネル」。
折り畳まれたパネルに
青・赤・黄の3枚のシルクが掛かっている。
赤いシルクを手に取り、
手の中で揉んでいると消えてしまう。
両手をパネルにかけて左右に広げると、
青と黄のシルクの間に
消えた赤いシルクが
結ばれて出現する。
更に広げられたパネルには、
松竹梅などのおめでたいメッセージが
書かれているというもの。
YOUTUBE で見た
「カットしたボトムを当てる」。
シャフルしたデックをテーブルに置き、
客に半分持ち上げて
パケットのボトムを胸につけ、
客が秘かにボトムを覗いて覚え、
パケットをシャフルして
演者に渡してもらう。
パケットのトップから数枚ずつを
客に見せていき、
覚えたカードがどこにあったかを
確認してもらう。
演者は客の目を見て、
覚えたカードを当てるというもの。
「カットしたボトムを当てる」は私題。
マーティン・ガードナー氏の
「マッチの即席奇術」の中の
「火を消さずに」
紙マッチに火をつけて
床に落としても、
火が消えずに燃え続けるには
どうしたらよいかというパズル。
「火を消さずに」は私題。
「ターベル・コース 第5巻」の中の
バンハード氏の
「フォア・エース・オープナー」
を読む。
シャフルしたデックから
四分の一をカットしてテーブル左に置く。
次に、残りのデックの
三分の一をカットして
先に置いたパケットの右に置く。
更に、残りの半分をカットして
その右に置く。
最後に残りのカードを
その右に置く。
マジカル・ジェスチャーをして、
テーブルの四つのパケットの
トップを開くと、
4枚のAが出現するというもの。
マジック・ファンタジアの
「ドリンク・マジック・マスター」
の中の
「缶ジュース・イリュージョン」
を見る。
新品のコーラの缶を開けて
グラスにコーラを注ぎ、
飲みかけの状態にする。
客から借りたお札を筒状に丸め、
輪ゴムで止める。
飲みかけの缶を斜めに立てて
缶が倒れないようにお札で支える。
手を離しても斜めに立った状態になる。
そこで、缶を支えているお札を
取り除いても、
缶は倒れないという
ミニ・イリュージョン。
「奇術研究第64号」の中の
根本毅氏の
「数字パズル」。
上段の数字のカード4枚と
+と=の合計6枚のカードの
2組を出し、
演者と客が1組ずつを持つ。
6枚の中の何枚かを使って、
どちらが早く
下段の等式が作れるか
というパズル。
高木重朗氏・麦谷眞里氏の
「カードマジック入門事典」の中の
アル・リーチ氏の
「フリップ・フロップ・フループ」
を読む。
客に1枚選んで覚えてもらい、
デックに混ぜ込む。
演者も1枚選びたいと言って、
1枚選んで客にも見せて
客の手のひらに乗せ、
手の平を下向きにしてもらう。
マジカル・ジェスチャーをすると、
演者のカードは客のカードに変化。
デックを裏向きに
リボン・スプレッドすると、
演者のカードが表向きに現われる
というもの。