「ターベル・コース 第４巻」の中の
「ハッピーバースデイ・カード」
を読む。
シャフルしたデックから
誕生月の客に１枚選んで覚えてもらい、
デックに混ぜ込む。
客の誕生月を祝って、
「ハッピーバースデイ」を歌いながら
トップから１枚ずつ
テーブルに配っていき、
歌い終わったところのカードを開くと
客のカードというもの。
原案の「ヤンキードゥードル・カード」
を改案。
テンヨーの
「チェーンにとびこむペンダント」。
右手にチェーンをぶらさげ、
左手に持った封筒の口を開けて
ペンダントを入れてもらう。
右手から垂れ下がったチェーンの下部を
封筒に入れて上下させ、
ワンツースリーと号令をかけて
チェーンを引き上げると、
チェーンにペンダントがつながっていて、
封筒を逆さにして検めるというもの。
「奇術研究 第１５号」の中の
山本慶一氏の
「眉つば」を読む。
１枚の白紙を検めて剣先に折り、
「この白紙を目の中に揉みこみますが、
騙されないように
眉につばをつけてごらんください」
と言いながら演者も唾をつけてみせる。
右手にに持った剣先の方に向かって
下から丸めていくが、
「尖った方は痛いのでお目こぼしを」
と言いながら口で先端を千切り取る。
右手に丸めた白紙を目の中に揉みこみ、
空の手を見せるというもの。
「眉つば」は死語になりつつあるので、
いつまで演じられるものか。
YOUTUBE で見た
「ジョーカーの間に瞬間移動」。
デックから２枚のジョーカーを抜き出す。
シャフルしたデックをリフルし、
客がストップと言ったところのカードを
覚えてもらい、
そのカードを
デックから半分突き出た状態にしておく。
そのデックの上で
２枚のジョーカーで
マジカル・ジェスチャーをすると、
客のカードがジョーカーの間に瞬間移動
するというもの。
「ジョーカーの間に瞬間移動」は私題。
上田勇氏の
「PURI」。
予言の封筒をテーブルに置く。
表向きにリボン・スプレッドした
デックから
スペードのAを抜き出す。
裏向きのデックを
テーブルにドリブルしながら
表向きのAを投げ込み、
投げ込んだところのカードを予言します
と説明する。
客にスペードのAを渡し、
デックをドリブルする途中に
投げ込んでもらう。
投げ込んだところのカードと
予言が一致するというもの。
「The Magic 第１０号」の中の
三瓶米蔵氏の
「ミラクル・グラス」
を読む。
両手を検め、
右手に持った検めた空のグラスを
左掌に伏せる。
右手で空のグラスを持ち上げ、
「ワン・ツー・スリー」
と号令をかけると、
グラスの中にキャンデーが出現する
というもの。
グラスで行う勇気が無いので、
紙コップを使用し、
発泡スチロールの赤いボールを
出現させている。
「ターベル・コース 第３巻」の中の
グラント氏の
「スローモーション紙幣交換」
を読む。
札入れから５ドル紙幣と１ドル紙幣を出し、
それぞれを八つに折り畳んで
５ドルを左手に１ドルを右手に持って、
両手を十分離して示す。
それぞれの紙幣を一瞬握りこんで
手を開くと、
２枚の紙幣が入れ替わっている。
変化した２枚の紙幣は
客に渡して検めてもらうことができる
というもの。
テンヨーの
「ウォーター・ミステリー」。
右の紙コップに入っている水を
左の空の紙コップに移し、
空になったコップを
水が入った左のコップに重ねると、
水が上のコップに移る。
水が入ったコップの中に鉛筆を入れ、
コップの底に突き刺して貫通させ、
下から抜き取るが水はこぼれない。
コップの水を捨てて
コップの中を検めることができる
というもの。
「奇術研究 第１４号」の中の
「空中タバコ」を読む。
空の右手を空中に伸ばし、
１本のタバコをつかみ取る。
それを左手に持った帽子に投げ入れ、
また右手で空中からタバコをつかみ取って
帽子に投げ入れる。
これを数回続けて帽子を傾け
出現したタバコを見せるというもの。
旧制中学に通学していた頃。
駅前の闇市の一角で、
街頭実演販売のマジシャンが
幾つかのマジックを演じていた中で、
「空中タバコ」のタイトルがあった。
数日間見ていると何となく想像できて
ネタを作り、
マジックの虜になった懐かしい手品。
YOUTUBE で見た
「レシートで予言」。
シャフルしたデックをリフルし、
客がストップと言ったところに
レシートを差し込む。
レシートとその上のパケットを
客の前に出し、
パケットのボトムを客に渡す。
レシートをライターの火であぶると
カードの名前が出てきて、
客のカードが予言されている
というもの。
「レシートで予言」は私題。
