インスタント ノット

ダローのロープマジック
「インスタント　ノット」
を見る。

７０ｃｍ位のロープを両手で持って
くしゃみをすると、
ロープの中央に小さなドーナツ状の
結び目ができるというマジック。

ロープマジックの入門書には
書かれている古い技法だが、
ダローはコミカルに演じて、
何人もの客にロープを渡して試させ、
和やかな雰囲気を醸し出している。

和題は、
「くしゃみで結び目。」

バニシング カードケース

ブラック嶋田氏のカードマジック
「バニシング　カードケース」
を見る。

バイシクルのカードをケースから出し、
ケースをテーブルに打ち付けると
ケースが消失するという手品。

ヘンリー・エバンスの
「トリビュート　トゥー　バローン」
と同じ原理のもので、
「トリビュート　トゥー　バローン」
が、それだけで一つのマジックとして
完成されているのに対し、こちらは
カードマジックのプロローグに
つかみとして演じれば、
その突然叩きつける音と消失は
効果絶大と思われる。

MENTAL POWER

ヘンリー・エバンスのカードマジック
「MENTAL　POWER」
を見る。

デックのトップから数枚づつ
テーブルに捨てていき、
客に任意の所でストップをかけてもらう。
ストップがかかったところの
カード５枚を表向きにして見せ、
裏向きにシャフルしてテーブルに並べる。
演者が後ろ向きになって、
客がその中の１枚を覚える。
演者は５枚をポケットに入れ、
４枚を出し、最後の１枚が客のカードで、
それ以外のカードはすべて
ブランクカードになっているという手品。

このままでは、あまりにも非現実的なので
ブランクカードを使わずに演じてみたい。

FMCホームページの更新

６月末からパソコンが不調で、
使用中に突然モニターの画面が暗転。
主電源は入ったままで、
自動的に再起動することもあるが、
再起動しないことが多いので
スイッチをOFFにするケースが多発。

最近、その症状が激減したものの、
時折再発し、
苦労して入力した資料を
最初からやり直すことも間々ある。

FMC発表会の第一次分の写真は
１７日頃に更新、
２４日に残余の写真も受領したので、
パソコンのご機嫌をとりながら
ようやく総ての更新が終了した。

ラスト・カーズ

THE　MAGIC　76号の二川滋夫氏の
「ラスト・カーズ」。

最後の段階でトップとボトムを
同時に引き抜いて捨てていき、
最後に残った２枚が客のカード
という見せ方を少し変えてみる。

客１に続き客２のカードも返してもらい、
トップから５枚目の下にOレークを作り
Oブルカット。
そのパケットを客１・客２・客１・客２
と配っていき、それぞれの山を渡す。
二人が花占いの要領で、
好き、嫌い、好き、嫌いと
アンダーダウンしていくと、
最後に残ったカードが自分が覚えたカード
というもの。
「ラスト・カーズ　花占い」と命名。

続・ＴＥＮ ＥＸＡＣＴ ＣＵＴＳ

２３日に、現状では高嶺の花と書いた
「ＴＥＮ ＥＸＡＣＴ ＣＵＴＳ」。

ギミック作製に必要なカードの
半製品を利用して試みていたが、
何度行ってもうまくいかないので、
新しいバイシクルの封を切って
一から作り直す。
約半日でギミックが完成。

これを使って手順通りに進めると、
自分の未熟と思っていた技法の部分も
スムーズに通過し、用具の悪さを痛感。
出来上がったギミックを使うと
サンプル通りの演技が出来ることが
わかり、高嶺の花を掌中に出来大満足。

手順は覚えやすく、効果は絶大で、
ヘンリー・エバンスらしい逸品。

ＦＭＣ例会

ＦＭＣの例会に出席。

前半は、先日開催した発表会の反省会。
座席数約１３０に対し、
総数１６６名の入場があり、大盛況。
若干ミスが散見されたものの、
近年まれに見る好大会との評価。
運営上は、開演時間、ステージの背景、
開場時間前の並び客への対応、
ビデオ撮影上の問題点など、
今後の検討課題を話し合う。

今日の当番講師はＤ氏で、
カードマジック３題。


　（昨日はパソコンが不具合で
　　投稿できず、ブランクになった。）　　

TEN EXACT CUTS

ヘンリー・エバンスのカードマジック
「TEN　EXACT　CUTS」を見る。

デックを無造作に１０の山にわけると、
最初の山から１枚２枚・・・１０枚
になっていて、それぞれの山のトップが
スペードのA・２～１０になっている。
全部の山を集めてトップとボトムから
スペードのJ・Q・Kを出す。
残りのデックをリフルシャフルして
三つの山に分けると、
それぞれの山が同じスートの
AからKになっているという手品。

解説を見て、よく考えられた手順に
感じ入ったが、ここで使われている
リフルシャフルの技法が
上手に出来ないので、
今のところ高嶺の花。

続・ブーメラン

一昨年の９月２０日に、
ビル・ゴールドマンのカードマジック
「ブーメラン」について書いたが、
今日は飛ばしたカードが返って来る
「ブーメラン」の話。

カードを回転させながら飛ばすと
手元に返って来る現象に興味を持ち、
一ヶ月くらい前から時々練習していたが
なかなかうまくいかない。

６日の懇親会で
Dr.DUMA師の飛ばし方を見ると
私とは違う指で弾かれているようだが
私は中指のほうがやりやすい。
ただ、１．５メートルくらいのほうが
成功率が高いことがわかった。
でも、０．５の視力も災いして、
最高６０％の成功率では前途遼遠。

FINDING THE ACES

ヘンリー・エバンスのカードマジック
「FINDING　THE　ACES」を見る。

デックをシャフルして、半分を客に渡す。
お互いにパケットをシャフルしながら
４～５枚づつをテーブルに出し、
それを他の客が両手でかき混ぜて
ごちゃ混ぜにする事を
手元のカードがなくなるまで続ける。
演者はカードを一塊りの山にまとめ、
山のトップから４枚をテーブルに出すと
すべてエースという手品。

スマートなカード捌きではなく、
子供がカードを混ぜているような
泥臭い動きから、
突然フォアエースが出て驚嘆。

和題は「ゴミの山から４A」。