呉明憲コンサルタントの中国ビジネス日記

中国の最新情報を上海・東京・神戸を拠点に活動する株式会社TNCリサーチ&コンサルティングの呉明憲が紹介します。

面接

2010年11月04日 | 日記
 人材募集する場合、私は人材紹介会社を極力利用しないようにしている。もちろん、どうしても見つからない場合は人材紹介会社を利用するが、基本的には利用しない。私の思い込みでもあるのだが、人材紹介会社を経由してくる人材は受身的であり、自ら情報を探り当てて応募しに来る人材は積極性が強く意気込みが違うと思っているからだ。もちろん、全てがそうとは言わないが、過去の経験則から見てもそのように感じる。もちろん、人材紹介会社を経由してもいい人材にめぐり合えるケースもある。なお、人材紹介会社を経由しない場合、ネット上に求人広告を載せるようにしている。具体的には主にカモメ中国転職を利用している。

 一般的に採用面接というのはどのくらいの時間が費やされているだろうか。せいぜい20-30分というケースが多いかと思う。聞くところによると企業によっては2時間くらい時間をかけて面接するところもあるという。私も最初の頃は20-30分くらいで済ませるケースが大半であったが、最近では約1時間程度かけてじっくり面接するようになってきた。ずうずうしくなってきたのか、かなり突っ込んだことも聞くようになってきた。また、中国人が相手の場合、日本語と中国語の両方の言語で話すようにしている。言語によって人格が変わると思うからだ。1時間は客観的に見て長いだろうし、面接の受け手からも驚いたといわれた。じっくり面接することによって、以前よりもその人となりを理解できるようになり、勤務開始後にイメージが異なるということも少なくなると思う。でも私だけが相手をする面接で1時間はやっぱり長すぎるかなあ。