以前とあるお仕事でご一緒した中国人会計士の方から、中国に駐在員としての資質ということで教えてもらったことがある。資質というとちょっと思い感じもするだろうが、軽い気持ちで読んでもらえればいいと思う。
・日本で経営したことがない人がいきなり中国に行き、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・中国語ができない人がいきなり中国に行き、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・初めて出会う中国の方と一緒に中国で会社を作ることは、リスクが高まる傾向がある。
・中国での一般的な生活に慣れない方がいきなり中国に行き、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・自分の能力の不足部分を専門家に頼り補う予定のない方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・中国が好きになれない方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・中国が嫌いになった方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・しっかりした独自の優位性を持っていない方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・通訳を過信する方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・現地のスタッフを見下している方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・現地のスタッフを育てる気持ちのない方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・口だけで、行動が伴わない方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・中国の悪い所しか言わない方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・中国の悪い所しか見えない方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・13億人を養う大国の気持ちで中国の制度と法律を見ようとしない方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
・すぐに『中国は』と全般否定する方が中国で、経営することはリスクが高まる傾向がある。
私が中国にやってきたときに言われたのは、「中国のことは好きでも嫌いでもどっちでもいい。でも興味は持ちなさい。」
上に並べたものについては個人的にちょっと違うと思うところもあるし、今のこのご時勢で納得しづらい部分もあるかもしれないが、感覚的にはわからなくもない。ご参考くだされ。