車椅子で卓球@渡邊剛

2013年より車椅子卓球をスタート。備忘録の意もこめてここにブログを綴ります。
内容は基本パラ卓球、時々食文化。

未踏の大地に

2016年04月03日 02時53分58秒 | 日記
今日は障害者卓球仲間主催の練習会に参加させていただく。

ゲストとして健常者の上級者や聴覚障害の国内トッププレーヤーまでが練習パートナーに来てくださった。

短い時間のアップを終えたら、今日は本番さながらのゲーム練習を繰り返す。



僕はここ1カ月全くと言っていいくらいに練習が出来ていない。

したいのだけれど仕事を含め所用が重なったり体調不良があったりで全然できていない。

だから本来は積み重ねていくべき練習が毎回振り出しに戻っているような印象を受ける。

なっちゃいない。



でも、でもである、技術的にはなっちゃいなかった今日の僕でも、それでも掴めたものがあった。



それは何か?



頭を使うこと。発想の転換。



やはり競技である以上、プレーを支えるのはまず技術だと思う。

さらにそれを下支えするのがメンタルだとも考える。

さらに、それと並行して技術を活かす、活用するために無くてはならないものが「頭」だと思う。



僕は足りない技術とメンタルをフォローする頭さえ持ち合わせていない。

だから僕の負け試合はだいたいいつも同じような内容であることが多い。

これは多分学生時代から変わらないと思う。

最近もお世話になる方々から同じようなアドバイスを頂いている。

毎回そのアドバイスは理解できてはいるつもり。

言葉では理解できている。

でも、言葉で理解できているとしても身体では理解できていなかった。



ところが、それをようやく「身をもって」理解できたような瞬間があった。

だからそれを忘れないようにここに書き記す。



こういう練習会で、普段では出来ないようなすごい方々とのゲーム練習だったからこそ掴み得た感覚だと思う。



これは僕に足りない「頭」の部分のほんのさわりに過ぎないのだけれど、それを知り得たことが大きな財産に思えた。



思えば中学高校の頃にこの発想は無かった。

もしあの当時こういう指導を受けていたら今の僕は全然違っていたと思う。

「たられば」は格好悪いことだけれど、あえてそう言わせてもらう。

だからこそ、今の僕はあの頃の僕がまだ知りえない段階に到達したことになる。

今の僕を取り巻く環境はまさにそうだと言える。

これは実にありがたいこと。

であるからこそ、僕にとって僕がこれから進む先はもう未知のレベルにあると言える。

大げさだけど(笑)



であればこそ、もっともっと質の高い良い練習を積み重ねていかなければならない。



これから先に未知の世界が広がっているとすれば、暗中模索もすることでしょう。

でもぶれない意思をしっかりと持っていれば迷うことは無い。

今までの3年間は昔取ったなんちゃらでやってきたようなもの。

本番はこれからということでしょう。

さぁ新年度、新たな思いで頑張ってまいりましょう!



あぁ・・・お腹いっぱい練習したい・・・

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